【感想・ネタバレ】日本人が誤解する英語のレビュー

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Posted by ブクログ

同じ著者の「英語のツボ」がものすごくおもしろかったので、おかわりクダサイーてな感じでもう1冊。

いやぁ、これもおもしろい。文法書なのに。そしてとってもわかりやすい。
「英語のツボ」が読み物としてあまりにおもしろいので、それと比べるとこっちはお勉強度が高めで地味な内容です。基本に戻って復習したい人用

時制はやっぱり日本人よりネイティブの説明の方が分かりやすいなーって、この人の本に限らず、毎回思います。
高校生のころ、「現在完了の用法で継続と完了ってあるけど、どっちにも当てはまるやつあるよね? そもそも、現在完了と過去形の使い分けの説明に納得がいかない・・・・」と激しく混乱の極みにいたのを思い出す。
この本にキッパリと「日本語で書かれた文法書の現在完了の表す意味が抽象的でピンとこない。この分類はいったい何のためにあるのか。それは単純に和訳の仕方がいろいろあるということを伝えたいだけじゃないか」と書いてあって、「で、で、ですよねーっ!」っと全力で同意した。
この本を読むと、日本語の時制ってめちゃ難しい、それに比べると、なんと英語の簡単なことよ、と思います。

ところで、私という人間は、英語で会話するときwouldをやたら使いたがるなぁとひそかに自分で思っていたが、実際のところはあんまりちゃんと分かっておらず、まあいいや、丁寧に聞こえるだろ、てな感じで超テキトーに濫用していた。この本で改めてwouldの復習をしてみると、willを使った方がいいときもあると今更ながら思った。いや、ほんと今更ですが。
もっとちゃんと意味を考えながら使おうと思うけど・・・・会話の技術は文法書を読むだけじゃどうにもならないのが辛いところです・・・とほほ

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2020年02月18日

Posted by ブクログ

この本は読む価値がある。多くの日本人が間違って使用している文法が丁寧に解説されている。通常よくある文法丸暗記などではなく、ネイティブからみて何故それがNGなのか丁寧に解説されていて納得できる。学生時代にこんな本に出会いたかった。完了形における臨場感、仮定法の成り立ち、使役動詞の使い分け、関係代名詞の限定、非限定用法の意味の違い、前置詞プラス関係代名詞の使いこなしなど、習ったけど、大人になった今イマイチ苦手なものがうまくまとめられている。

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2012年04月15日

Posted by ブクログ

英語というと、とかく「話せるようにならなくては」と思いがちである。しかし、話す方は、実は片言でも何とかなる。しかし、問題は書き言葉である。この本では、日本人が苦手で間違えやすい言い方の例を挙げて、その言い方が厳密に日本語で言うとどれだけ不自然かということを説明している。

こういう本は、日本語も英語も相当わからないと書けないと感じた。この著者の本を、他にも読んでみたいという気にさせられた。

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2011年07月15日

Posted by ブクログ

いやぁ本当におもしろかった。
学校での英語の勉強で???だったところ、日本人的に英訳する際にありがちなポイントを見事に指摘している。
要再読。

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2011年06月10日

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「マーク・ピーターセンの新刊だ!」と思って喜んで表紙買いしたら、なんのことはない集英社「マーク・ピーターセン 英語塾」が改題されただけだった…。そもそもこの本は、同じ集英社から出ていた「痛快! コミュニケーション英語学」が改題されて「〜英語塾」になったもので、それがさらに本書に改題されている(ご想像の通り、僕は 3冊とも買っている)。買う前に 1ページめくってみれば気がついたのだが…。

まぁ、出費に関して言えばもともと 10万円払って読んでも惜しくない内容だし、そうでなくても 1年に1回は読み返すべき本なので、これを機に再読するに異議はない。しかし、出版社のこの姿勢はどうにかならんもんだろうか…。

最近、英語の勉強をサボりがちなので、久しぶりにいい動機付けになった気がする。

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2011年05月05日

Posted by ブクログ

今まで読んだマーク・ピーターセンの本の中では一番。日本人が、自分自身が間違いを犯しやすいトピックについてとてもコンパクトにわかりやすくまとめられている。

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2014年01月15日

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これですべて解決というわけではないが
日本人が日本語と外国語との対応をさせてしまうなかで
陥りがちな誤りを解説してくれて、読みやすい。
もっと説明して欲しい部分もあるが、
先ずは英語の学び方として基本を指摘してくれていると思う。

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2014年06月24日

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今日新橋の駅前で古本市やってた。100円でGET!!こういう本よくあるけど、わかりやすかった!今までなんとなくしかわかってなかった前置詞の違い使い分けニュアンスとか、なるほどー!と声出したくなった◎曖昧な事がスッキリすると使う時にも自信持って使えていい。

英語ある程度勉強してきたけど、実際なんとなくで使ってる人やいつもニュアンスの部分でコレを使っていいんだっけ?と不安になる人向け。

今日は英語メールでの値段交渉に成功☆頑張って粘って、主張してよかった。

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2012年03月28日

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長年日本に住み日本の大学で英語を教えたり英文添削をしてきた著者が、時制、仮定法、冠詞、その他日本人の多くが勘違いして使っている英語について書いた本。とてもためになりました。こういう説明してほしくてもしてくれる人ってなかなかいない。

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2011年12月29日

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「冠詞」「時制」「仮定法」…。参考書を読んでも授業に出ても、分かったようで分からない英文法の闇。そのモヤモヤを一気に解消しよう!30年間日本に滞在し、「日本人英語」とつきあってきた著者が、ネイティブの立場から、学習者が陥りがちな英語表現の「誤解」と、そこからの脱却方法を懇切丁寧に解説。読めば、あなたの英語力は必ずアップする。

【感想】
長年日本に滞在してる著者が、ネイティブの立場から、日本人が陥りがちな英語表現の誤解と、そこからの脱却方法を丁寧に説いてくれています。

例えば・・・

・冠詞・・・a、 the そして無冠詞。適切な英文を作るための選択のしかたは?

・前置詞・・『~まで』という意味の英語にはbyとuntilがあるが、使用上の違いは?

・時制・・・文章作成における『時間』に対する日本人と英米人の意識の違いは?

英語を勉強していて、どうもイマイチはっきりしないなぁという個所について語ってくれているので、本書を読むことによって、より本質的な英文法の理解が進むと思います。

英語初学者が読んでも十分に参考になりますが、ある程度英語を知っている人が読んだ方が、効果は大きいと思います。

著者であるピーターセン氏には「日本人の英語」「続 日本人の英語」(ともに岩波新書)という超ロングセラーがあるのですが、どちらも未読。そちらも読んでみたいなと思わせるくらいの有用な本でした。(もっとも先にこの2冊を読んでいれば、本書は読む必要は殆ど無い、と仰る方もいるようですが・・・)

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2011年11月19日

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日本人が誤解しやすい英語に関する読み物。
もやもやしていた英語に関する根本的なことがすっきりした。説明に使う例文がかなり的を得ている。
著者は外国人なのだが、日本語や日本人のことをよ理解していると思われる。ある意味では日本人以上に。
英語の理解がより深まるのは確か。普段英語に触れる機会が多い方は必読ではないかと。
とはいっても、いきなりテストの点がアップするような類のものではないが、本書の内容を知っていれば、英語に対する見方が全然違うはず。

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2011年09月19日

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多くの日本人が誤解している(正確に習ってこなかった)英語をわかりやすく指摘している本。今まさに学習している人にも学習が一段落した人にも、どちらにもオススメ。時制なんかは特に重要な部分なので見ておくといい。

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2011年06月10日

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「日本人の英語」で有名なマーク・ピーターセンの新作。日本の大学で長年働き日本語もよく理解した著者が、日本人がよく間違える分かっていないであろう英語の特徴を映画なセリフなどからとった面白い例をふんだんに盛り込んで解説してくれます。ただ、正直これまで彼が書いてきた本とほとんど内容は一緒な気がします。昔の本を読んだことなかったり、もう一度読み直したいけど同じ本を読むのも何だから新しい本を読んでみるか、って言う場合におすすめ。

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2011年04月21日

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・学校教育では教えてくれないネイティブな言い回しに関しての新たな発見があった。長くイギリスで働いていたが「なるほど!」と頷ける箇所多々あり。
・海外生活もある上級者にも頭の整理になります。(逆に初級者にはお奨めしません)
・著者は過去にも同じような本を出していているようだ。

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2011年04月09日

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内容については中高の英語の授業をそれなりに、真面目に受けてきた読者にとっては特に目新しい知識とかはないのではないかと思われます。しかし本書はチャプターの最後におかれる練習問題などがよくできており、中高の英語の復習としてはとてもクオリティの高い本ではないでしょうか!大学生以上にお勧めしたい本です。

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2011年02月26日

Posted by ブクログ

タイトルの通り、日本人が英作文においてしがちな誤解をネイティブの視点から分かりやすく解説している。
ネイティブの英語に対する「感覚」が少し分かった気がする。英語って難しいなぁー。

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2011年02月20日

Posted by ブクログ

多くの文法書には書かれていないような細かいニュアンスまで踏み込んだ解説がされている。
読みやすいので、さっと簡単に勉強したいときにおすすめ。
しかし文庫本なので当然、ごく少数の事項にしか触れていない。
英語を本当に勉強したいなら、同じ著者の「表現のための実践ロイヤル英文法」(綿貫陽、マーク・ピーターセン著)を読むべきだと思う。
同じようなスタンスで書かれていて網羅的。

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2011年02月01日

Posted by ブクログ

多分、Japanese learners of Englishがきちんと説明できない痒い所がたくさんあるはず。

だから、本書は英検準1級を目指す人や、TOEIC600~700点くらい持ってる人で、もうちょっと英語を体系的に知りたいなーと思う人にはかなり良い刺激を与えられるのではないかと思います。

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2011年01月08日

Posted by ブクログ

英語の考え方・イメージが腑に落ちる。日本語の話し方・時間についての意識などと、英語のそれらとの違い…とか、いろいろ参考になる。

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2010年12月01日

Posted by ブクログ

本屋でちょっと見たところ、ネイティブの感覚が多少理解できた気がするような本だった。
時間があったら読みたい。

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2010年10月05日

Posted by ブクログ

使役動詞、make、let、have、getの使い分けについては、「こう教えて欲しかった!」と思う内容だった。

ただ、時制や仮定法の章あたりは、「用例からわかるでしょ」という書き方で、今ひとつ理解が行き届いたかどうか心配。

大西泰斗+ポール・マクベイとか、デヴィッド・セインなど、英語の語感を伝える英語本は最近たくさん出ている。
それらの本の読みやすさからすると、何か読みづらい感じがする。
それは・・・文庫という判型のせいなのだろうか?

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2013年09月13日

Posted by ブクログ

確かに、日本語から考えると誤解しやすいポイントに絞ってあって、「なるほど」と思えることばかり。「そうだったのか」というより「そう考えれば良いのか」と、ネイティヴスピーカーの感覚に変えてくれるので興味深い。「時制」と「接続詞」は特におもしろかった。ただ、冠詞や使役動詞の違いは、丁寧だが細かすぎる解説で少し読み飛ばたくなってしまったのが残念。学びは非常に多い1冊。

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2011年08月27日

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