同じ著者の「英語のツボ」がものすごくおもしろかったので、おかわりクダサイーてな感じでもう1冊。
いやぁ、これもおもしろい。文法書なのに。そしてとってもわかりやすい。
「英語のツボ」が読み物としてあまりにおもしろいので、それと比べるとこっちはお勉強度が高めで地味な内容です。基本に戻って復習したい人用
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時制はやっぱり日本人よりネイティブの説明の方が分かりやすいなーって、この人の本に限らず、毎回思います。
高校生のころ、「現在完了の用法で継続と完了ってあるけど、どっちにも当てはまるやつあるよね? そもそも、現在完了と過去形の使い分けの説明に納得がいかない・・・・」と激しく混乱の極みにいたのを思い出す。
この本にキッパリと「日本語で書かれた文法書の現在完了の表す意味が抽象的でピンとこない。この分類はいったい何のためにあるのか。それは単純に和訳の仕方がいろいろあるということを伝えたいだけじゃないか」と書いてあって、「で、で、ですよねーっ!」っと全力で同意した。
この本を読むと、日本語の時制ってめちゃ難しい、それに比べると、なんと英語の簡単なことよ、と思います。
ところで、私という人間は、英語で会話するときwouldをやたら使いたがるなぁとひそかに自分で思っていたが、実際のところはあんまりちゃんと分かっておらず、まあいいや、丁寧に聞こえるだろ、てな感じで超テキトーに濫用していた。この本で改めてwouldの復習をしてみると、willを使った方がいいときもあると今更ながら思った。いや、ほんと今更ですが。
もっとちゃんと意味を考えながら使おうと思うけど・・・・会話の技術は文法書を読むだけじゃどうにもならないのが辛いところです・・・とほほ