感情タグBEST3
「あなた」の実体は愛?
上巻から続いて、少し鳥肌を立てながら一気に読破。「あなた」の実体は愛っだのか?それとも人を愛するばかりに狂ってしまった魂なのか?人を愛することに対して正直でありたいと思うと同時に人を愛する心を持つことは難しいと感じる作品。最後は少しホラーの要素も感じられましたが、あっという間に作品に没頭していました。今回も乃南アサさんに感謝。
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乃南アサ氏の著わすホラー作品。もともと新潮ケータイ文庫に連載された作品の文庫紙媒体)化が、本書。主人公に取り憑いている正体とは?主人公・秀明と年上の恋人・カンナが、その正体に解明に挑まざるを得ない状況に追いやられていく。舞台も東京からは中国山地山間部の地に行き着く。
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再読。
何回となく読んだ作品だが、細部は忘れているものだ。
謎の生き物の正体はある程度のところでわかってくるが、それでも予想外の展開もある。
とても面白かった。
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英明は無事大学に合格し、目標だった大学に通う。
新しい出会い、今までの出会い、少しずつ変化し、成長をする英明。
そして体の具合も変わってくる。
何が英明の体をコントロールしているか、英明は自分で感じ理解するようになる。
あなたをコントロールしようとているもの、わたしをコントロールしようとしているものは、本当は何なのか?
目に見えないが、理解出来るような気がするアンビリーバブルなホラーミステリー。
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良かった〜…
夜トイレに行けんぐらいのレベルでなくて…(ホラー読んでて、ほんまにこれで良いんかは、分からん…)
まぁ、何となく犯人というか、正体は、途中で分かるわな。
これは、ストーカーやな。幽霊版の。
でも、ストーカーするほど、そんな奴が良いのか?何か、ストーリー的にはイケメンで、女垂らしって感じやけど。
でも、結局のところ、そんな奴がモテんねんな…悔しいけど。
美貌格差って言うんですか?人は見た目が100%って…
やっぱり、君は呪われたままで、ええねん!
っと心の叫びが^^;
しかし、樋口さん、可哀想過ぎる…踏んだり蹴ったりやん( ; ; )
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R様おすすめ本、下巻
上巻に比べて一気に面白くなった下巻。我慢して読んだ甲斐があったというもの。
ホラーはあまり得意ではないので、ちょっと引いてましたが途中からだんだんわかってきてスイスイと読めました。
ろくでもなかった男がなんか若干大人になってきて、ほんとふざけんなよと思いつつ、こういう男が憎めないタイプなんだろうと悔しい気もしたりして。
しかし、おキツネ様必要でした?というのはちょっと感じたかな?
まあありえない現象の要因としては必要だったのだろうなぁというところでしょうか。
それにしても、樋口君がほんと浮かばれない。
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青春ホラーとはよく名付けたもので、怖いけれどもおどろおどろしくないホラーで楽しめた。話の展開というより、文章のテンポがいいため、サクサク読めた。
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この「気配」とは何なのか??
最後はどうなってしまうのか?
一気に読めてしまって、このだらしなくて餓鬼っぽい秀明が
また、別のタイプの女性と出会うことからも
心身ともに成長していくところとか、相手の波動によって
自分の波動もキャッチのしかたが変わってくることとか、
自分の心の成長によって、周りも変化していくというのが
とてもとても細部に描かれていて、引き込まれる。
ホラーだと解説があるけど、あまりホラーのイメージはなくて
今のこの便利なネット。携帯、メールなどの言葉のやりとりと
心の言葉、人間の言葉、心理。今失いつつあると思われるものが
実は、一番大切なのは心の内面なのだよと、メッセージが
こめられているのかな〜と思った小説。
上・下巻、あ!っというまに読めるほどテンポがよい
かなり面白かったです^^
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良かったです。最後まで不気味でした。結局は狐という非現実的なものに焦点をあててしまったところが少し残念でしたが、愛のいろいろな形のひとつを垣間見たような気がしました。
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4月-9。3.5点。
主人公を襲うフクロウの攻撃が、
どんどんひどくなっていく。舞台を兵庫の田舎に移し、真実が。
ホラー、恋愛。読み易い。
途中から何となく、犯人がわかるかな。
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上下巻なので、下巻にレビューを。
携帯小説として連載されていた作品の書籍化。「携帯小説であれば、ホラーがいいと思った」ということでこの形になったというが、うまいなぁ、と唸らされる。携帯で読んでいたら、これは夢中になるだろうなぁ。媒体を考えた小説を書ける才能。
主人公を「あなた」と呼んでつきまとう視点がだれのものなのかがわからず、それを探りながらも恐怖心にあおられる。乃南アサ独特のねっとりとした女性性、最後まで息つかせない読ませる力。ちなみに、その正体がピンときたのは上巻の最後。それがほんとうなのかを確かめる作業もたのしい。が、オチがひどすぎる。もうちょっと違えば、すごくいい作品なのになぁ。
ただ、書籍としては2度たのしめない感じがしてしまう読後感も、携帯小説だったらよかったのかもしれない。たぶん中高生がターゲットなのだと考えれば、こういうオチもむしろわかりやすくてありで、その層が活字に流れてくれるのであれば、業界的には万々歳なんじゃなかろうか。(夢)
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◆あらすじ◆
秀明を見つめ続ける不気味で執拗な視線。
秀明がどここにいても、何をしていてもその「目」は彼から離れない。
大学生になった秀明は、美貌の音大大学院生カンナに恋をした。
その恋は、今までの浮かれた恋ではなく、本気の恋だった。
そして、その「目」は狙いをカンナにも広げた。
激しい恐怖がカンナを襲う。
秀明は立ち上がった……。
哀しく切なすぎる恋心を描いた青春ホラーの金字塔。
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秀明を見つめ続ける不気味で執拗な視線。秀明がどこにいても、何をしていてもその「目」は彼から離れない。大学生になった秀明は、美貌の音大大学院生カンナに恋をした。その恋は、今までの浮かれた恋ではなく、本気の恋だった。そして、その「目」は狙いをカンナにも広げた。激しい恐怖がカンナを襲う。秀明は立ち上がった…。哀しく切なすぎる恋心を描いた青春ホラーの金字塔。