【感想・ネタバレ】コミュニケーションのための催眠誘導~「何となく」が行動を左右する~のレビュー

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Posted by ブクログ

 催眠の実践的なアプローチについて詳しく触れている本である。本書内でも名前が出されているエリクソンに端を発する現代催眠に関する資料として紹介されているのを見かけて手に取った一冊だった。
 ここで語られている理論をどのように実践に落とし込むかは、各々の手腕に掛かっているところだろうと思うが(本書の中で紹介されている通りである必要もないだろう)、非常に実際的な内容である。大変興味深く読ませていただいた。
 あくまで理論、あくまで手法と考えてきちんと割り切って飲み込めば役に立つことは間違いない。

 その意味で、素直に星五つと評価したい。内容面で見てみると、多少筆者に自信があり過ぎる嫌いはあるが、言いたいことはよくわかるので語弊はないだろう。

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2015年09月22日

Posted by ブクログ

相手の潜在意識が決める「何となく」を意識的に誘導する手法を説いた『催眠誘導』。

コールドリーディングについて石井 裕之氏の本を読み始めたのだけども、この本は、読み取るだけではなくて、相手を誘導するための技術が紹介されている。
催眠術というと、怪しい感じがするけども、潜在的にこういったテクニックが身に付いている人は多いのだと思う。

この本も、同著者の他本と同じく、他者とより良いコミュニケーションのため、そして、騙されないために活用できると思う。

内容としては、恋愛についてや大人のアレやコレや××なことについて多く語られているので、興味を持って読みやすい。

催眠誘導に関して、ご本人は、エリクソンの流れを汲んでいるとのこと。

なんとなく推察できると思うけども、本の構成としても、読者が催眠誘導されるものになっている。

これも売れている本らしい。

本文では、キャパスのPタイプ/Eタイプを用いて説明されているのだけども、この文庫版あとがきにはWEタイプ/MEタイプが解説してある。

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【内容(「BOOK」データベースより】
「何となく」の印象で人の行動は決まっていく。見かけはそれほどでもないのに、「何となく」女性が惹きつけられる男性。とくに美人でもないのに、異性からも同性からも「何となく」愛され、信頼される女性。彼らとあなたの決定的な違いは何だろう?理想の人間関係をつくる、「潜在意識」によるコミュニケーション・テクニック。
———————
【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
石井/裕之
1963年、東京生まれ。セラピスト。催眠療法の施療経験をベースにした独自のセミナーを指導。企業からの講演依頼も多数
————————
【目次】
第1章 人間関係の秘密―潜在意識と催眠
・私たちは日々、心を「操作」されている
・コミュニケーションの達人は、意識にではなく潜在意識に語りかける
 ほか

第2章 あの人の心をオープンに―ラポール
・ラポール―意識ではわからない、深いレベルでの結びつき
・観察が下手な人は、コミュニケーションもうまくいかない
 ほか

第3章 相手を意のままに動かす―潜在意識の誘導法
・テクニックだけでは潜在意識を自由にできない
・必殺のコミュニケーション・テクニック
 ほか

第4章 関係に変化が生じたとき―アソシエーション
・人間同士の関係は、長距離ドライブに似ている
・固定観念は、ラポール再形成の大敵
 ほか

第5章 結果が出せる、やってみよう―モチベーション
・自信がない―ノミナライゼーションの落とし穴
・「元気なふり」を演じるだけで、元気になってしまう
・踏み出す、最後の一歩
・自分をとことん騙せ!

文庫版のための追記 「最後のメッセージ」を伝える
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2014年07月20日

Posted by ブクログ

催眠誘導について知りたくて読書。

心理学的な側面が強いNLPという印象で興味深く読める。

人間って面白いな、当たり前であるが奥の深さを痛感する。

人との会話をストリートファイトと表現、茂木健一郎さんは、脳の訓練と表現していたと記憶しているが、話の内容よりも、目線、仕草、態度、呼吸、服装などからその人の深層心理を探ることができる。それらを利用して催眠誘導して動かす。

また読み返してもっと研究してみたい。

読書時間:約1時間

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2013年04月21日

Posted by ブクログ

今まで読んだ心理系の本では、一番わかりやすくかつ実践的な内容だった。
ラポールって、ただの共感だと思ってたけど、今ならその重要さが理解できる。

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2012年11月12日

Posted by ブクログ

ヤバイ・・面白すぎる。
ぶっちゃけ、人には紹介したくないくらい面白いw
まあ、書いてある内容すべてが正しいとは思ってないけど、自分で考えるヒントにはなる。テクニックだけに目を奪われず、この本の本質がわかる人には超オススメ。目から鱗の1冊!!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

潜在意識をうまく使った誘導方法を紹介しているが、実際に使えそうな手法ばかりである。 実施例も敢えてナンパやセックスを取り上げて書いてあるため、なお使えそうに感じる。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

自分の「なんとなく」の理由がわかる本でした。

なんとなく、ひっかかる
こういわれて決めたけれども、それはあの言葉に起因するのかしら

などなど、日常で気になっていた自分の癖に理由が見出せるような本でした。

字のごとく呼吸を合わせるコトの影響力や
タイプを見極める事で上手く伝えられる。

逆に考えると、

「なんとなく」上手くいかなかったことが
なんとなく、の選択で表現していたその表現方法が
歯車が会わなかったから、なんてこともあるかもしれません。

ここぞという時だけでなく
気持ちのいいコミュニケーションと毎日の礎になればいい
そう思わせてくれる本でした。

文庫版で加筆された最後のメッセージを含めて
完結しています。
「文庫版のための追記」まで読んで、実践してください♪

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2011年07月28日

Posted by ブクログ

日常生活の中で、いかに催眠技術が用いられているかがよくわかる。交渉ごとでも恋愛でも、うまくいくケースには、何らかの技術が用いられている(本人は意図しなくても)。本書であげられている具体例は、「彼女をゲットする」ことにもっとも特化しているが、ほかのあらゆることに応用が可能。

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2010年12月17日

Posted by ブクログ

内容(「BOOK」データベースより)

「何となく」の印象で人の行動は決まっていく。見かけはそれほどでもないのに、「何となく」女性が惹きつけられる男性。とくに美人でもないのに、異性からも同性からも「何となく」愛され、信頼される女性。彼らとあなたの決定的な違いは何だろう?理想の人間関係をつくる、「潜在意識」によるコミュニケーション・テクニック。
目次
第1章 人間関係の秘密―潜在意識と催眠(私たちは日々、心を「操作」されている
コミュニケーションの達人は、意識にではなく潜在意識に語りかける ほか)
第2章 あの人の心をオープンに―ラポール(ラポール―意識ではわからない、深いレベルでの結びつき
観察が下手な人は、コミュニケーションもうまくいかない ほか)
第3章 相手を意のままに動かす―潜在意識の誘導法(テクニックだけでは潜在意識を自由にできない
必殺のコミュニケーション・テクニック ほか)
第4章 関係に変化が生じたとき―アソシエーション(人間同士の関係は、長距離ドライブに似ている
固定観念は、ラポール再形成の大敵 ほか)
第5章 結果が出せる、やってみよう―モチベーション(自信がない―ノミナライゼーションの落とし穴
「元気なふり」を演じるだけで、元気になってしまう
踏み出す、最後の一歩
自分をとことん騙せ!)

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2010年01月16日

Posted by ブクログ

最近の石井裕之さんとは少しキャラが違うけれども、かなりお勉強になる一冊。
読んでいるうちにいろんなことを試したくなった。
石井さん、いつもありがとうございます!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

心理学にはあまり興味が湧かない私だけど一部で評判のよかったこの本を読んでみた。対人コミュニケーションおいてもっとも大事なのは相手を徹底的に観察しその心理過程に寄り添うこと——。意外と基本的な心構えを説いている。

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2017年09月09日

Posted by ブクログ

言葉の言い方で、潜在意識に働きかけ、その人をコントロールできるというような内容だった。
そのテクニックを取得するには、一度読んだだけじゃダメだな。

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2014年12月06日

Posted by ブクログ

催眠誘導と言っても、やり手の経営者や営業が持ってる経験則を明文化したような感じ。
誘導するテクニックを使うにしても、相手との信頼関係が前提だから、「どうにか騙して上手く操ってやろう」という動機では使えない。
自然な観察・会話をするには、自分はまだまだ経験値不足だけど、相手が誘導のテクニックを使っているコトには気付けるようになったと思う。

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2012年02月03日

Posted by ブクログ

テレビで初めて石井(裕之)さんを見たときに
すごく興味を持って著書を買い集めたうちの一冊です

バリバリの操作主義なんですが、あまり嫌な感じはしない
石井さんの人柄かな~と思いました

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2011年04月02日

Posted by ブクログ

『ホムンクルスの目』のベースといった感じ。考え方としてはまとまっていて読みやすい。まずは観察ができるようにならないとね。

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2009年10月07日

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