【感想・ネタバレ】悪夢のドライブのレビュー

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Posted by ブクログ

作中に出てくる女の子がとにかく凄かったです。数々の騙し合いから最後にダイヤモンドを手にするのは誰なのかもとても気になりました。登場人物が関西のお笑い芸人のことからギャグもあり読んでいて思わず笑ってしまいました。

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2023年04月07日

Posted by ブクログ

「木下半太」の傑作コメディサスペンス第三弾『悪夢のドライブ』を読みました。

「木下半太」作品は『悪夢の観覧車』以来なので約4年振りですね。

-----story-------------
売れない芸人「クマ」は、運び屋のバイトを始める。
新たな依頼は、ピンクのキャデラックを高級ホテルまで届けること。
ただ運転すればいいはずだったのに、途中で命を狙われたり、謎の家出女子高生に追われたり、トランクから巨大な麻袋が出てきたり…。
相次ぐ騙しあいと、怒涛のどんでん返しで、驚愕の結末へ!
一気読み必至の傑作サスペンス。

誰が一番狡いのか?
最後にびっくりするのはどいつだ?
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相変わらず、むっちゃテンポが良くて、一気に読んでしまいました。

これまでの2作品と同様に、複数の登場人物の視点から語られるカタチで物語が展開しますが、視点が切り替わるタイミングが絶妙… 本作品では、売れない貧乏芸人「クマ」と、2億円の借金を抱え一流のペテン師を目指す16歳の少女「桜」の二人の視点で展開しますが、、、

同じ人物やモノを見ていても、視点が切り替わると違う印象を感じたりするので、それが微妙なミスリードを生むような展開となっており、愉しみながら読めました。

個性的な登場人物たちが関西を舞台に、ピンクのキャデラックで疾走しながら、騙し騙され大活躍、、、

気の良い通りすがりのタクシー運転手だと思っていた「山田幸夫」の正体が暴かれたとき、その真実に驚きました!

結婚詐欺に遭い、多額の借金を抱え、父親が自殺という哀しい過去を持った少女「桜」、、、

オープニングからミスリードさせる展開になっていたんですねぇ… これまで読んだ「木下半太」作品の中では、エンディングの意外性では劣る感じがしましたが、それでも面白かった。

そして、本シリーズ、、、

 -登場する人物の個性的なキャラ、
 -その陰に隠された≪復讐≫というテーマ、

という共通性もあり、読み比べるのも愉しみのひとつです。


騙されても、心地良く感じる、そんな不思議な魅力のある作品、、、

「木下半太」作品… 病みつきになりますね。


本作品は昨年テレビドラマ化されていたらしい… 観たかったなぁ、、、

でも、この世界観を映像化するなんて、ちょっと信じられないですね。

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2022年06月13日

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「悪夢のドライブ」というタイトルを忘れて読み進めていたが、途中一度だけ『悪夢のドライブ』というセリフが出てタイトルを思い出した。確かに読み終えてみれば車に乗っているシーンが多かったな。
ストーリーとしてはなかなか2組が結びつかないので「まだ?」という思いがあったが後半はドンデン返しに次ぐドンデン返しで面白かった。
それにしてもラストは全く予想していない結末で『桜チャンのペテンにまんまと引っかかってしまった』。

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2020年07月04日

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木下半太の悪夢シリーズ。
売れないお笑い芸人(アフロで小柄w)が、先輩に紹介された割のいいバイト。実は、様々な思惑が交差する危険きわまりないものだったという、のっけからハプニング満載の期待が高まる。

ピンクのキャデラックで疾走するシーンが印象的。自動車での移動シーンが多いこともあり、展開はいつにも増してスピーディ。たたみかけるように次の、そのまた次が気になる仕掛けやセリフ回しも、著者の得意とするところ。

他の悪夢シリーズを読んだ人なら、思わずニヤリとする場面も。ラストまで一気に読まされた挙句、想像だにしなかった結末に唖然。がしかし、サスペンスと言えどもそこは悪夢シリーズ。読後に暗くなるような無粋な真似は致しません。エンターテインメントってこうでないと、というお手本のような一冊。

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2012年11月21日

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何か読んだことない作家読みたいなと古本屋に入り100円で購入。「悪夢のエレベーター」を映画で観ていたので多少期待するも、もしつまらなくても100円だからいいや的な気持ちで。

結果、とても面白くて一気に読んでしまった。
悪夢シリーズ読み始めます。

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2021年10月24日

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テンポが良くて思わず笑えて面白い。登場人物たちの誰もかれもが個性的でイイ。中でもペテン師桜ちゃんが最高にイイ。

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2020年03月31日

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売れない芸人・クマは、運び屋のバイトを始める。新たな依頼は、ピンクのキャデラックを高級ホテルまで届けること。ただ運転すればいいはずだったのに、途中で命を狙われたり、謎の家出女子高生に追われたり、トランクから巨大な麻袋が出てきたり…。相次ぐ騙しあいと、怒涛のどんでん返しで、驚愕の結末へ!

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2018年06月17日

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ネタバレ

タイトルからホラーかと思っていましたが、読んでみると正反対のコメディ要素が強く文章も簡単で読みやすく、明るく爽快感のある本でした。シリアスな本が続いた時の息抜きに丁度良いと思います。

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2017年11月20日

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ネタバレ

怪しげな商売の運び屋を始めたお笑い芸人。女詐欺師、ヤクザ、ハリウッドスターも関わり思わぬ方向へ事態は進展する。

ヤクザとお笑い芸人のやり取りが面白いし、クスッと笑ってしまいました。多重人格の猫田は強いのか弱いのか分からないけど、彼がいたからここまで盛り上がったのかなと。

最後の展開は想像してなかったです。

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2017年05月22日

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売れない芸人が仕方なく始めた運び屋のアルバイト。ピンクのキャデラックを高級ホテルまで運転するだけの仕事のはずが、命を狙われます。ヤクザに刑事、SMの女王に家出女子高生と、さまざまな事情を持つ登場人物たちが、ある地点に集まって抱腹絶倒の展開に。

著者は大阪・茨木市の出身だそうで、とにかく出てくる地名が知っているところばかり。高槻や茨木、池田といった北摂はもちろんのこと、十三辺りがバンバン出てきます。地名を聞いて場所が想像できれば、それだけで楽しさが倍増するというもの。

劇団を主宰し、脚本家を務める彼の文体はイケイケ。「ら抜き」だって当然使いまくり、テンポだけで読ませているところもありますが、私は大好きです。こんなに笑えるお話。

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2017年04月23日

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相変わらずテンポよく読める。登場人物の大阪弁がたまにサムい。
エレベーターのマッキーとか、観覧車のニーナ、商店街の桜ちゃん(今回は準主役?)が顔を出す。
最後はよかったね~!あーそっかそっか!!ってなる。
悪夢の商店街を先に読んだけど、順番的にはこっちが先だったね。

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2015年12月31日

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登場人物が個性的で、舞台を見てるような作品でした。
と思ったら作者の木下さんは舞台の方なんですね。
ラストも上手く行きすぎって感じはありつつ、気持ちのよい終わり方で面白かったです。

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2015年12月25日

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最後まで続く、プロ詐欺師と、イカサマ師見習いの騙し合いが読み応えある。お笑い的な要素もセンスがあって、面白かった。

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2015年04月18日

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痛快である。電車ん中で笑いこらえるのに必死ってか、こらえられず1人で笑ってた。
木下氏の最後のドンデン返しは定石だが、今回はなくてもよかったかも?中身がよかったから。

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2012年05月21日

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小説なのはもちろん小説なんですがかなり漫画っぽいです。
家出少女がヤクザやらアメリカの映画俳優やらをてんやわんやにしていきます。物語は二転三転していきスピード感があります。
☆3つにしようかなと思ったけどエピローグ1のおかげで4にしました。

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2012年03月19日

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どんどん起こるどんでん返しもさることながら、これだけ緊迫した流れの中にうまく笑いが入っているのがすごい。

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2012年01月20日

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ネタバレ

ガイ・リッチー監督の映画『Snach』を大阪でやってみました、って感じの物語です。でっかいダイヤの奪い合いだし、登場人物多いし、裏切りはあるし。とんとんとんと話が進んでいって読むのをやめられなかったです。
それからこの文庫の解説を三木聡がしているではないか!三木聡ファンは必読。

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2011年11月10日

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悪夢シリーズの二作目です。

前作同様とても面白く、先が読めないスピーディーな展開に、最後まで翻弄されっぱなしでした。

とにかく、登場人物が多いのですが、描き分けもしっかりされているので、混乱することもありません。
前作の登場人物が、さりげなく出てくるところも良いですね。
なので、前作を読んでいると、更に楽しめると思います。

デンボが良くて読みやすい文章に、作品自体が持つ疾走感が加わり、一気に読ませる勢いを感じました。
映像化しても、きっと面白いでしょうね。

シリーズ三作目も期待しています。

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2020年01月05日

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軽いノリで読みやすく、相次ぐどんでん返しで最後まで飽きさせない。これ一冊で完結している話だが、「悪夢」シリーズの他の作品に登場する人物がチラリと出てくるのは、シリーズを読んでいる人にしかわからないサービスになっている。

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2018年08月24日

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ネタバレ

熊川達郎はお笑い芸人。
表紙の車に乗ってるアフロが熊川達郎。
そう、
アフロが目立つお笑い芸人。
でも、
お笑い芸人も辞めそう。。。
で、
紹介されて運び屋のバイトを始める。
そこで出会ったのは元ボクサー猫多信男。
なんでか知らんが多重人格者なんですよ。
コタローっていう子供や、
リカというJKや、
カズキチっていうスタントマンなんかが居ます。
つか、
コタローって。。。
コタローは一人暮らしを思い出すね。
ともかく、
クマとネコはコンビを組んで運び屋やってます!

五十嵐桜は親の借金2億円を抱えてる。
家出をして、
ひじきという名のちくわ好きなダルメシアンを連れて、
念願だった詐欺師ではなくペテン師になるために大阪は十三に向かう!
ペテン師とか、
ルパンに憧れはしても、
なかなか本当になる人っていないですよね。。。
十三では、
SM嬢になってるレイカに会いに行くため。
レイカは、
桜にとってはお母さんだったことがある。
そう、
レイカと再婚してから、
桜の父親は2億円以上の借金をしてしまったんです。
結婚詐欺ってやつですね。

クマとネコのコンビ、
桜とレイカのコンビが絡みあっていきます。
マイク・コリンズとアナコンダを中心に笑

途中、
悪夢の観覧車にも出てきたニーナとか、
石嶺もでてきましたね!
と、
クマの相方である御子柴もでてきてひっちゃかめっちゃか。
御子柴とアナコンダが仲良しって?!

悪夢の観覧車も読んでください!
と、
言うCMか?!
でも、
読んでないとニーナとか石嶺はわからないか。

「死んだと思っていた人が、死んでいない」
と、
言う言葉の通り死んでないやんあいつってのがオチ。

御子柴はアナコンダと一緒に、
アナコンダ御子柴として売れてるようです?
って、
アナコンダって日本で飼えるの?

猫多はまさかの格闘家デビュー。
で、
人格変わっちゃってJKになった途端に負けると。
つか、
医者に行け!

石嶺さん、
マジでバンド組んだんですか!
ヤクザパワーで売れちゃえばいいよ!
でも、
小指ないんだよなぁ。。。

マイク・コリンズこいつの持ってるダイヤを運ぶとか運ばないとか・・・。
有名な役者さんなのにねぇ。。。
で、
刑事ブルシリーズを辞めて、
「狙われすぎた男」でアカデミー賞ノミネートだって!
転んでも無料では起きないね。

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2016年04月23日

Posted by ブクログ

詐欺師にペテン師、売れないお笑い芸人やヤクザとマフィア、さらにはハリウッドスターと多重人格の運び屋まで登場する、いろいろ入り乱れの騙し合い、2億のダイヤを巡って騙し騙され奪い合う小説。
テンポよく進んでいくので読みやすい。
まあまあ面白かった。

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2016年02月13日

Posted by ブクログ

面白くどんでん返しテンポよし。
洋画と洋楽がお好きなんだな。

ただ、作風の、どこまでも軽い感じが
私の好みではなかったです。

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2014年02月11日

Posted by ブクログ

ニーナとマッキーの登場には感動。ドタバタ感満載。こんなにハプニング続きだとホント、ドッキリだと思いますね。

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2014年01月16日

Posted by ブクログ

悪夢シリーズ3冊目。

BMWが海の中へ。
車中に父が・・・。
呆然と立ち尽くす少女。
・・・このプロローグから物語は始まる。

少女(桜)がペテン師として生き抜く覚悟が痛快。

エピローグその1には、そんなのアリ?

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2013年01月05日

Posted by ブクログ

悪魔のドライブ。

悪魔シリーズはエレベーターを読みましたが…やはりあのくらいの閉鎖状況の方が面白い気がする。

言葉のチョイスとかぶっ飛んだ設定とか展開とかエレベーターを超えてると思うが…

本の作品としてはエレベーターを超えていない。

本って奥深いと思いました。

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2012年09月25日

Posted by ブクログ

最近、この人にはまっていて、連続して何作も読んでます。
ちょっと無理くりな感じはしますが、とにかく軽快なテンポで最後まで一気に読みきれます♪

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2012年07月14日

Posted by ブクログ

61点。「ヤラレタ!」を何度言うか数えながら読んでください。というオビ。
大阪出身の作家らしくコミカルに描かれた群像サスペンスコメディ。人気があるのでドラマになるらしいっすね。
森崎友紀が出るならみよっ、みたいな。

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2012年04月21日

Posted by ブクログ

悪夢のシリーズ大好きです♪ちょっとグロくても『悪夢の観覧車』みたいにしんみり来たりする所がいいんですよ(´▽`) シリーズでは観覧車の次に好きな作品です!桜ちゃん大好き!!(笑) あ、ニーナさんも出てきますよ♪

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2012年02月08日

Posted by ブクログ

「悪夢のドライブ」木下半太
コミカルサスペンス。特になし。

うーん、最初から最後まで駆け抜ける感じのスピード感はいいかんじ。
大阪を舞台にした、とあるピンクのキャデラックを巡る悪人たちのコミカルサスペンス。
良くも悪くもB級かなって感じ… これはこれで。
映像化したら映えそうな、大阪っぽい勢いを感じる一冊。
偏見かもしれないけど。。(3)

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2012年01月17日

Posted by ブクログ

おもしろかったよ!

読む順番は違えど、悪夢シリーズに出てきた色々な人が出てきて楽しめた。桜と石嶺の関係がよかった。猫多も途中からよくなってきた。(ここまで【た】は7つ使われています)

伏線がなかなかいい感じ!

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2011年11月19日

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