【感想・ネタバレ】いちご同盟のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

三田誠広の代表作。
この小説の一部分は、中学の国語の時間に読んだ事があります。
初めて、初めから読みました。
中学生が主人公の作品ですが、主人公の心情や、不安等は大人になった僕でもリアルな感じがしました。
高校受験、母親との距離感、友達との付き合い方、初めての恋等、子供から大人になる為の通過儀礼等が良く描かれていたと思います。

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2024年01月10日

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ネタバレ

一回読んだことあったけど忘れて買っちゃった
病気になる前は勝気で活発な女の子だったであろう直美が病気にどんどん体を蝕まれ、精気を失っていくのが読んでて辛かった。生きようと思っても死のうと思っても何の選択もできず結局機械に生かされ、最後は人の手によって殺される直美、平凡な人生を生きながら死ぬこともしない良一、やけになりあっけなく事故死する下馬、社会に絶望しばかやろうと残して自殺した15歳の少年…様々な登場人物の絡みの中で死ぬとはなにか生きるとはなにかについて考えさせられる。
直美は両親にとっては永遠の思い出であり、彼らを繋ぎ止めるものである。それが残る限り生きてた証みたいなものはあるのかな、

「し・ぬ・ほ・ど・す・き」という普通の中学生がいえば軽い言葉が、声も出せず死を間近にした直美が言うことで重い言葉になっていてとても辛かった

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2023年07月06日

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良一、徹也、直美
大切な人を決して忘れないために生きていく。
生きていたい。と強く願っていた人のために生きていく。

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2022年01月15日

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中学生の時読んでいたら、もっと自分ごとのように感じたに違いない。今高校生になって読んだが、中学生の時感じていた、言葉に表し難い焦燥感、不安、どこか自分だけが取り残されているような、逆に自分はきっと誰とも違うものになるんだ、でももがいてももがけない、そんな危うい感じがヒリヒリするほど伝わってきて、読んで良かったと思った。
歳をとっても、この本を読めばまたこの気持ちを思い出せるだろう。
文体が単調で最初は動きがないけれど、入院少女の直美が出てきて、良一がピアノのことで逡巡しているところあたりから、かえって単調だけど無駄のない美しい描写が読んでいて心地良かった。
徹也との同盟、直美の儚い、けど強い姿と熱い想いは胸が熱くなった。
進路、親、友情、淡い恋、生と死、全て詰まっているのに、読後感が清々しい音楽を聴いた後のようだった。

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2021年11月19日

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特別に親しくしていない同級生からの頼みを引き受けたことで、入院している少女とであった中学3年生の主人公。
高校受験を控えているなかで、普通科の公立校に進学するか、音楽学校を受験するかで悩んだり、そもそもピアノを練習している意味を改めて考えさせられたり、「自殺」について考えたりと「ザ・思春期」の真っただ中にいます。

少女は悪性のリンパ腫で余命いくばくもなく、彼女との触れ合いの中で、主人公の「演奏」への理解が深まる様子から「生きること」の意義を見出したことを描き出す著者の想像力に感心させられました。

1990年の本ということで、今から30年も前に書かれた作品でありながら、中学生の不安定な日常(なにか他者とは異なる自分ならではの存在になりたいと思いつつも、結局は何物でもない、という自己嫌悪に陥ったりする様子)は、時代が変わっても共通の悩みなのだな、と再認識させられる物語でもあります。

他者を理解することは、その付き合いの長さだけによるものではなく、また同年代でなくとも(たとえば親と子ほど年が離れていても)可能だということも描かれていますし、何より主人公の内面の描写が緻密で繊細なところがこの本の魅力だと思います。
ケータイやスマホなどの道具がなくとも、その「古さ」を感じさせない作品でした。
「恋愛小説」と紹介されていましたが、いわゆる「甘さ」のある小説ではありません。主人公は自分が傷つきたくないという思いから、少女とは距離をとることもしばしばです。ただ、相手のことを意識すること、ありのままの姿を受け入れること、そしてそのことを通して成長する様子は清々しい読後感でした。

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2021年10月29日

ネタバレ 購入済み

良かった

文章の内容からしたら、少し古い作品ではある。
だが、生と死の意味、中3という心が揺れる時期の子達の内容は素晴らしかった。
主人公が最終的にどうなったかは読者次第に思える。中には苦手な方もいるかも。
クラシック音楽や野球の事が細かく書かれてるので、知識が無いと大変かも知れない。
主人公目線の文章なので、読み易くもなっている。

ふと深夜アニメでこの作品が出ていたのと、過去に読んだ事がありまた読みたいと思ったからダウンロードした。
本よりスマートフォンの方が軽いから、肩や腰に負担が来なくて良かった。

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2015年02月13日

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四月は君の嘘。に出てきた、かをりちゃんが読んでいた小説。

むりをして生きていても
どうせみんな
死んでしまうんだ
ばかやろう

どうせいつか死ぬことが分かっていても、未来のことは不安になるし、悔やまれる過去もたくさんある。今に集中して生きることで不必要な不安に押し潰されないように生きたい。

自分の将来を知りたい気持ちもあるけれど、結末が分かって、それを辿るだけの人生はなんだかつまらない気もする。それにたとえ不安だとしても想像できる未来があるだけ幸せなのかなと思ってみたり。

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2024年05月03日

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中学三年生、受験や将来の夢、恋愛、漠然とした不安、何も悩んでなさそうで実は一番多感なのは15歳なのかもしれない。
病気を患った少女の運命が引き逢わせた3人の恋愛と友情、生と死の物語

これ読んだことある人は是非 #四月は君の嘘 も読んでほしいなぁ

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2024年03月28日

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中学三年生の良一は、自殺とピアノについて考える受験生。ある日野球部エース徹也を通じて、重症の腫瘍で入院中の美少女・直美を知る。三人は徐々に親しくなっていくが、直美が突然良一に言った「あたしと心中しない?」繊細な少年の日の恋愛と友情、生と死を情緒的に描いた作品。
野球のシーンとピアノのシーンが作品の中で長くてそこは退屈に感じたけど、特に後半の薄氷の上を歩くような緊迫感の中の三人の関係の揺れ動きが目を離せなかった。のでこの評価。この年齢って綺麗で危うい脆さを孕んでる気がする、そしてそれが綺麗に描かれてる。

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2024年02月26日

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生きるとは何かを中学生の視点から描いているが、自分にも重なる部分が多く、あらためて生きることについて考える機会を与えてくれた。
ストーリーの秀逸さに加えて、メッセージ性や思考を働かせる意図が込められていて好みの作品だった。

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2024年01月15日

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ネタバレ

北沢良一
徹也に試合のビデオを撮るように依頼される。日々、ピアノのレッスンをしている。自殺について考えている。

羽根木徹也
野球部のエース。良一の同学年で人気者。

北沢孝輔
良一の弟。遠くの私立中学に通っている。
成績優秀。マーラーが好き。

船橋
良一と同じクラス。野球部でキャッチャー。通称は「番長」。

東山
ショート。陸上部にも入っている。
俊足好守好打、さらに勉強でも秀才と非の打ち所が無い。

上原直美
徹也の幼なじみ。小学校から私立の女子校に通っている。足に腫瘍があり切断し入院中。徹也に連れられて来た良一に恋心を抱く。

和泉
直美が入院している病院の看護婦。

良一の母
自宅でピアノの講師をしている。良一とはピアノに対する考え方が違う。

宮坂先生
良一が通う中学校の音楽教師。良一が中学二年時の担任。

直美の母
直美にそっくりの、目のきれいな女性。

ピアノの先生
良一が習っているピアノの先生。良一の母親と大学で同窓だった。

良一の父
良一がピアノを習っていることに何も言わない。孝輔のことなら真剣になるが、良一との間には共通の話題がない。新書判の本を編集するプロダクションの社長。

直美の父
額の上部が見事に禿げあがった、けれども童顔で、若々しい感じがする。電機メーカーの研究員。

下馬
船橋の子分。

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2023年11月07日

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中学三年生の北沢良一は同年代の自殺した少年について考えるなど人生に厭世観を持っていた。そんな時、同学年の野球部のエースである羽根木徹也を通じて、重症の腫瘍で入院中の上原直美を知る。直美は自分のおかれた境遇にもめげずに懸命に生きようとする。直美や徹也に会うことによって良一の人生観が変わっていく。

↑↑Wikipediaより

【むりして生きていても 
どうせみんな 死んでしまうんだ
ばかやろう】

十一歳で命を絶った少年が 飛び降りたアパートの壁に残したメッセージ。

良一はたびたび そのアパートを訪れ 少年が飛び降りた13階から下を覗き込む。

中学3年生の夏。受験、友情、恋。

良一は悩んでいる。
頑張って勉強しても上がらない成績。偏差値という数字で“入りたい”高校ではなく、”入れる”高校は決まってしまう。
自由に演奏するピアノは好きだけれど 音楽学校に入るには演奏に点数が付けられふるいにかけられる。

ピアノ教師の母からは「音楽学校に行きたいの?プロになれると思ってるの?」と。
夢に敗れ 望まない仕事をしている父からは「将来のことは二十歳になったら考えろ。今はとにかく勉強しろ」と言われる。

良一の頭の中にふとよぎる言葉
「ばかやろう」

死んだら 努力も夢も 何もなくなるんだ。

人はなんの為に頑張るのか。自分はどこに向かって頑張っているのか。

「おれたちはみんな十五歳だ。いちご(1 5)同盟だ。」 良一と 徹也は 病気の直美の姿を通して 「生きる」ことを考え始めます。

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いちごって、甘酸っぱいほうのじゃなくて
15歳ってことだったのか。

こんなことで自殺を考えるのかと大人は思うだろう。でも中学生は見えている世界がすべてで、小さな箱の中でもがき苦しんでいる。

先日、息子の高校から呼び出しがありまして。
欠席日数が多いとのこと。
「就職でも 進学の推薦でも それで選んでもらえなくなるよ。なんとなく休みたいで休んでるなら会社では通用しないよ」と。はい、わかります。先生が親身になって心配してくださっていることは。それはそれは息子が言葉を話し始めた頃から「こんな繊細すぎるこの子は社会に出てちゃんとやっていけるのだろうか??」とこちとら絶賛不安継続中ですわ!中学で結局卒業まで教室入れなくて 高校では楽しそうに学校通ってて「欠席日数より出席日数の方が遥かに多いじゃん!やったね!」という考えが甘いってことは! 学校を欠席してしまう理由を聞かれて「自分は何も出来ない」と泣いている息子に ただ背中さすって「大丈夫だよ」しか言えなかったわたしも母親としてどうなんだってことは!
でも言いたいんです。泣くくらい悩んでることがもう偉いよって。悩むのも落ち込むのも泣くのも笑うのも 全部生きてなきゃ出来ないからね。なんだったら呼吸してるだけで偉い!もう存在が尊い!!

すみません。後半はモヤモヤ吐き出しただけです。スッキリしました。

今は高校PTAの役員会来てます。バッタリ息子を見かけたら大きく手を振ろうと思います。(子どもが嫌がるタイプの親)

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三田誠広さんの作品は
高校生が主役の『 春のソナタ 』
大学生が主役の『永遠の放課後』があり
青春三部作となっているようです(急に)

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2023年10月20日

Posted by ブクログ

進路や恋愛の悩みで一杯一杯になる学生時代の辛さを軽やかに書いている本。中学生から高校生に読むことを強く勧める一冊

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2023年08月19日

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中学3年生の北沢良一は、幼い頃からピアノを習っていたが、自分の進路を決めかね、もやもやとした毎日を過ごしていた。そして、自殺した小学校5年生の少年のニュースについて、彼は度々考えるようになり、少年の自殺した現場を訪れる。
そんなある日、良一は、同級生の野球少年、徹也の頼みで、重い病気を患った同い年の女の子、上原直美に出会う。死を目前とした少女との交流を通して、良一は、生きていく決意を固める。

直美の言葉を前に、言葉を失う良一の姿が、印象的だった。
「可能性がある人がうらやましい。自殺のことを考えるなんて、贅沢だわ」
「まだ、自殺のこと、考えてる?」
「あたしと、心中しない?」
音楽の道に進んでもプロになれるほどの実力はない。かといって、何かやりたいことがあるわけでもない。良一を自殺への興味に駆り立てる悩みは、思春期の少年であれば、誰でも持ちうる悩みだった。そんな彼に直美が投げかける言葉は、本当に死と隣り合わせであるが故に重い。

それまで好きなれなかったベートヴェン十五番のソナタを演奏し、その魅力に気づくシーンもよかった。楽譜通りに弾くことに対する気づきを得て、「わざと抑揚をつけ、テンポを崩して、感情をこめようとしていたいままでの自分の演奏が恥ずかしかった」と思うシーン、自分にも心当たりがあり、読んでいて自分も恥ずかしくなった。

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2023年08月10日

Posted by ブクログ

ちょうど鳥肌が立ったタイミングで終わり、終わり方いかついと思った。
タイトルはあまり気に入らないけど、内容はほとんど主人公の胸の内の言葉で進むのに飽きなくて良かった。

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2023年06月24日

Posted by ブクログ

思春期の心が、丁寧に優しく描かれている。まるで自分がそこにいるかの様に思えた。
うまく言葉で言い表すことができないが、友情といえ単語一つにおさまる話ではなく、それぞれの気持ちがバランスをとって話が展開していく。
主人公の北沢が、ベートーヴェンの田園を弾くシーンは、本当に音楽を理解し、殻を破ったんだなと感じた。
直美が、病気になったから、あなたと出会った。この運命に感謝すべきなのか、というシーンは、本当につらい。病気にならなければ出会わなかった、病気になったから出会った。
時代を、超えて読み継がれて欲しい。

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2023年01月20日

Posted by ブクログ

中学生の息子に勧められて読んだ一冊。
主人公の環境は、こんなにお互いに無関心すぎる家族があるんだろうかとさびしくなってしまった。自殺にどうしても目が向いてしまう感覚、いちご同盟の意味、直美との出会いでその後も生きていこうと強く思えたこと、良い読後感だった。

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2022年12月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 直美の病気が悪化し、死んでしまうと分かったのにその死を悲しむのではなく、直美のおかげで互いに繋がれたという考え方が美しいと思った。

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2022年12月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

勧められて読みました。15歳の頃に読むべきだと思いました。

野球やピアノや相撲などの描写が私の頭では単語を収集することだけで精一杯であまりイメージがわかなかった。
直美の死に方はあまりにも残酷で、ただただ可哀想、と思った。こういう病気の作品で、自分は真っ先に"生き物の死は必ず起こることだから仕方ない"と思うだけなんだと改めて感じた。選択肢がたくさんあると全部やめたくなり、放棄したくなるから自殺を考える良一に、『私の選択肢は病気病気病気、自殺したとしても病気のせいになってしまうわ』と直美は言っていて、病気は可哀想だと思った。死に近づいたので、達観した視点でいるんだろうなと思った。死に近いから互いは惹かれたのか、なんとなく雰囲気が合うのかどっちなんだろうなと思った。

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2022年05月30日

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3/13
私と年齢が近い登場人物達だったが、かなり大人な作品だったように思う。恋愛や生死について、派手な言葉を使わない表現が印象的。おそらく、もっと大人になって読むとより気持ちがわかるのかもしれない。

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2022年03月13日

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公文推薦図書シリーズ。
若い時に読むと込み上げてくるものがありそう。
どちらかというと親目線で見てしまったので、最後の直美のお父さんの長いセリフにグッとくるものがあった。いろんな登場人物が出て来るが、直美にとっては何故か一番縁の薄い主人公の存在が一番大きくなっていく。そのプロセスはとても繊細で読み応えがあるが、せっかくなら心情だけではなく実際に場面が変わるなどもう少し2人に動きがあってもいいような気がした。

家族や友人の病気や死に直面するという辛いが誰もが経験する状況を客観的かつリアルに命の重みを描いているという意味では若い人に是非読んでもらいたいと大人が思うのも頷ける。

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2024年03月19日

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恵まれた環境にいるくせに、自殺に魅かれる良一のへなちょこ具合が腹立たしい。
それに対して直美のお父さんは素敵!辛いときでも穏やかな笑顔が見せられる人。強い!!こんな人になりたいなぁ。

全体的に口調が文語体一直線な感じがあってぎこちない印象。
中3とは思えない発言だよー。

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2023年08月05日

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四月は君の嘘を読んでから気になったので読んでみた。
物語自体は読みやすくさらっと読めた。
タイトルの意味を理解した時は思わず感心した。
リアルな中学校後半の時期の人間模様と、身の回りの雰囲気を見事に描き、まさに生きることとはどういうことなのかを考えさせてくれる、いい題材だった。

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2023年07月05日

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再読。さすがに死には直面はしていないが、中学時代の心の揺らぎを思い出させる。何度も読み返す本のひとつ。

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2023年06月17日

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主人公のデリケートでおとなしい性格が自分とダブった。あと、酔っぱらった父親が愚痴をこぼしたところが印象深かった。

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2023年04月01日

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ネタバレ

直美の死を受けて、前向きな2人の考え方がすごく大人びてて立派だなと思った、いちご同盟が素敵な言葉。15歳はこんなに大人びているんだろうかと少し疑問も残る
重たい話だけど、最後はどこか希望が持てたような前向きに感動を与えてくれた本でした。

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2023年01月11日

Posted by ブクログ

何回か違うところで名前を聞いて、ずっと読みたかった本。
四月は君の嘘ってこの小説をモチーフに描かれたんだったかな?
それくらいお話が似てた。
自分が中学生高校生だったらもっと刺さったのかもしれない。
風のようにさらっと吹き抜けていく小説だった。

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2022年12月14日

Posted by ブクログ

何故イチゴ同盟なのか。最後にその真実が語られます。生きるとは何かと答えの無い問いをこの本で少しでも考える人が出ます様に。

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2022年12月13日

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15歳の時に結んだ同盟なので「いちご同盟」。
中学生の頃の苦悩とみずみずしい感性が描かれている。死を考えていた主人公が、身近に死を体験することで「生きる」ことに舵を切っていくストーリー。

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2022年10月24日

Posted by ブクログ

中学生くらいの頃に一度読み、確かその時は涙が出たように思うのですが、大人になった今再読してみるとあまり感動は起きませんでした。悲しい。主人公に子供っぽさが全くと言っていいほど感じられないのが少し違和感だったかな。死ぬという事を直接的な表現ではなく抽象的に表現している部分がとても印象的でした。短いのでとても読みやすかったです。

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2022年10月16日

Posted by ブクログ

昔の小説のような
生と死と友情と恋愛を描いた内容
登場人物と同年代の子たちが読むといいのかも
あっという間に読み終えた

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2022年07月03日

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