感情タグBEST3
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童話集でありますが、大人が読んで楽しいお話もあれば、じーんと感じるお話もあります。文章はとても簡単で読みやすいのでちょっとした心の休憩にいいのではないでしょうか。
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初めて全部の回欠かさずに見た朝ドラが花子とアン。
作中に出てきたたんぽぽの目、みみずの女王、ナミダさんだけ読めたらいいかーと思っていたのに面白くてほとんど読んでしまった…
みんなよい日
「たのしい心と、元気なお顔、あいだの段段は、わらいごえ。夢でひろったはしごです。お母さん、僕、外へいって遊んできます」
謎の犬
「人間でも犬でも一番偉いことは何かいい仕事を一生懸命にすることだということをたぶん、ワイリイは知っていたのでございましょう。」
それから、不思議なお面。
この3つが特に好き!
装丁もたんぽぽと動物たちで可愛いし、どれも心温まる素敵なお話で、手元に置いておきたくなった。
いつか自分のこどもに読み聞かせてあげたいな。
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朝ドラを見ているので、花子さんの口調でお話を聴いている
ようでした。
ドラマで、花子さんの背景がわかるので、「さびしいクリスマス」は、
本当に切なかったです。
大切な息子を亡くした花子さんの想いが伝わってきます。
ドラマにも登場した、「みみずの女王」は、ちょっとシュール。
「ポストへ落ちた蝶々」は可愛いです。
切手を貼った蝶々を見てみたいです
『想像の翼』をいっぱい広げて楽しみました。
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朝ドラ・花子とアンにすっかりハマり手に取ったこちらは、朝ドラ観てる人にはお馴染みの物語から、あぁ、花子が作ったんだなーとしみじみと感じられるものがたっぷり、ほんとうにたっぷり詰まった、村岡花子童話集です。
一人息子の道雄くんを亡くしたころに作られた「さびしいクリスマス」はすごくほんわか切なく、だけど花子さんのあとがきを読みしんみりとし。道雄くんを主人公にした「みんなよい日」は、ドラマの歩ちゃんが動いてる様子で当時の道雄くんを想像せることができます。そして養子にとったミドリさんの物語もあり、
お馴染みのミミズの女王にハッとし、たんぽぽの目のなんてことのない日常の美しさにハッとし、ナミダさんの笑うことにもやはりハッとする。
とにかく素敵な素晴らしい童話集。朝ドラを観ていない人も、昔の童謡に抵抗がある人も、きっと感動します。なんて身近な童話集なんだろ、と。
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赤毛のアンの翻訳者でも知られる村岡花子さんの童話集です。大正から昭和の始め頃の作品が26篇収録されています。
当時の語り口調で綴られており、丁寧な言葉遣いにゆっくりとした時間の流れを感じ、子どもたちに向けられたお話の数々に心落ち着きます。
表題の「たんぽぽの目」は、庭のたんぽぽが目の前に色鮮やかに広がり、子どもの感性が温かく感じられる作品です。
絵本作家の高畠那生さんの装丁・挿画にもほっこりです。
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小さな子どもたちに語る声が聞こえてきそうな童話集。
信仰や時代からくる教訓めいたお話もたくさんあるのだけど、小さい子たちにより良いようにという願いは強く、とことん優しい。
「さびしいクリスマス」を書いた花子さんの心持が切なくも素晴らしい。
息子さんを亡くした「さびしいお母さん」である花子さん、同じようにお母さんを亡くした「さびしい子供さん」が世の中にいると考え、このお話を書かれたとか。
自分の悲しさだけに沈まず、他者の悲しみに思いを至らせる。
なんという優しさなんだろう。