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Posted by ブクログ
私自身、本を読むことは大好きで、高校の頃から数え切れないほど読んできた。しかし、今まで読んだ本は読みっ放し。特に感想を書き留めるようなことはしてこなかった。そのため、時が経てば記憶から薄れていった本も少なくない。読書が趣味になってから相当な時間が経過したが、いよいよ「それではもったいない!」と思うに至った。そして読んだ本を記憶にとどめるべく、読書感想文でも都度書いてみよう。と、思い立ち手に取ったのが同書である。
読書感想文と言えば、小学生定番の夏休みの宿題である。とは言え、小学校の頃、この読書感想文とやらが本当に嫌いだった(当時は活字と牛乳が本気で苦手だった)。そのまま卒業し今日に至ったため、書き方なんて分かりゃしない。そんな私を含む読書感想文を苦手とする人間にとって、同書は非常に心強い。
引用の仕方など書き方のルールだけでなく、「感情の揺れ動き」を都度書き留めておく、読後に「書きたいことメモ」を書き出す、読前後の自分の心境の変化を感じるなどなど…読書感想文を書くためのノウハウがぎっしりと詰まっている。
「ちょっくら書いてみようかな」
そんな気持ちを誘う一冊である。
Posted by ブクログ
「せっかく本の感想書くならいいの書きたいな」「何となくじゃなくて何か意識できることないかな」と思って検索してたら出てきた本。
話し言葉も入れてくれてたので凄く読みやすかったし、なんか肩の荷がおりた。
最後の方で
″読書感想文は、他人の気持ちを理解して、寄り添う力=人間理解力」と「自分の感じたことや考えを人に伝える力=表現力」の集結″
と書いてたのが印象的。私が今身につけたいなと思ってる力達...
これから本を読むのが楽しくなりそう。
---メモ---
◆読む前、読んだ後のビフォーアフター
◆「この本なんて言おうかな」人に話す意識で読む
◆「なぜ?」を書く
→読むきっかけ、なぜそう思った(自分のなぜ)
→なぜ主人公はこうしたのか?(作品のテーマにたどり着きやすい)
◆本屋さんのポップ
◆着地点を決めておく
中学生向け
つまらなかった、という意味でなく、中学生に読んでほしい本。もちろん成人していても気付きがある。
・ポイントを三つに絞る
これから読む本でひとつづつやってみたい。
・読者はみんな驚きたい
引用されている台詞がとてもいい。村上春樹はほとんど読んでないけど、読みたくなった。
・読書感想文の引用
特に「雪は天からの手紙」がいいと思った。