感情タグBEST3
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解説より「本書は一切の究明、解釈を求めず、ただ起こった現象を記しただけ」
「本当にあった!」「実録!」みたいな起承転結がはっきりとしていて、怖がらせようとする話よりも、この本に収録されているものは、怪異が“”人間世界の隣にある別の世界との交流”って感じがして、怖さよりも不思議さ、神秘的な気持ちを残す本だった。
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稲川某のオチ付き創作実話風怪談と違いリアルな怪談!
読み応え充分過ぎてド~ンと精神的に堪えるが、10巻全て読みたくなる!中毒だな、こりゃ。
本家『耳袋』は難し過ぎて読めないけど、これは秀作だと思う。
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新耳袋、第2冊目!
第一夜がとても面白かったから、続けて買ってみたら、
これも当たり!ホントに不思議な出来事って溢れてるんだなぁ!
僕のバイト先にも最近…、嗚呼、余談。
この第二夜では、第一夜ともまた別な趣の不思議な体験があり、
後から背筋が冷える話や、何度か読み返してようやく不思議だと
分かる話も。このシリーズからは目が離せませんな!
Posted by ブクログ
「新耳袋第二夜」3
著者 木原浩勝、中山市朗
出版 角川文庫
p77より引用
“大学生のB君は墓地に入り込んで、そこの墓石を動かすという
罰当たりな癖を持った男であった。”
怪異蒐集家である二人による、
現代に起こった不思議で奇妙な話を集めた怪談集。
観音様の話から小人さんの話まで、
読みながら何度も後ろを振り向いてしまう様な話が、
99話収録されています。
上記の引用は、
第24話の冒頭の一文。
世の中には色々な癖を持った人がいるのでしょうけれども、
この癖はどうもイマイチ信じられません。
このシリーズを読むのも二冊目ですが、
世の中には不思議な事が溢れているのだなと改めて思います。
私自身は怖がりなので、
暗かったり怪しい場所には元々近づかないので、
この様な体験はありません。
私は生きていく上で好奇心が少し足りないのかも知れませんが、
そのおかげで怖い思いをしないで済んでいるので、
トントンなのかなぁと思うことにしておきます。
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Posted by ブクログ
平成14.6.25 初版 571
あらゆる怪しきものたちが、おそろしきものたちが、あなたの周囲をさまよっている。そしてときに狙いを定め、あなたを、何の前触れもなく訪れる……。長年にわたって地道なフィールドワークを重ね、全国各地の話を蒐集した怪談の数々。古式ゆかしい「百物語」の形式にのっとって展開される、恐怖に心凍る一夜をふたたび。ページを繰る手は震えながら、でも、あなたはそれを止めることはできない……。