作品一覧 2023/09/22更新 怪談狩り 葬儀猫 値引きあり 試し読み フォロー 怪異実聞録 なまなりさん 完結 試し読み フォロー なまなりさん 試し読み フォロー 怪談学校 本当にあったコワイ話 試し読み フォロー 怪談狩り 山の足音 試し読み フォロー 怪談狩り 試し読み フォロー 怪談狩り 黒いバス 試し読み フォロー 怪談狩り あの子はだあれ? 試し読み フォロー 怪談狩り 禍々しい家 試し読み フォロー 怪談狩り 黄泉からのメッセージ 試し読み フォロー 怪談実話コロシアム 群雄割拠の上方篇 試し読み フォロー 怪談百物語 新耳袋 試し読み フォロー 聖徳太子対談 飛鳥昭雄×中山市朗 試し読み フォロー 聖徳太子の「未来記」とイルミナティ 試し読み フォロー 新耳袋 試し読み フォロー 【合本版】新耳袋 第一夜~五夜 現代百物語 試し読み フォロー 【合本版】新耳袋 第六夜~十夜 現代百物語 試し読み フォロー ミミの怪談 完全版 試し読み フォロー 1~18件目 / 18件<<<1・・・・・・・・・>>> 中山市朗の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 怪談狩り 禍々しい家 中山市朗 中山市朗先生の文体が相変わらず好きだ。 怖さの中の優しさみたいな文体だと思う。 実話怪談、怪談実話でも文体って大切やと常々感じる。 押し付けがましく文体は苦手だし、どんなものでも。 怖かったし面白く感じたものを。 『一家四人』『深夜の訪問者』『ビデオテープ』『奇妙な手紙』『宴会の声』『真っ暗にすると...続きを読むダメ』『訪問者』『置屋』 怖かったのは『深夜の訪問者』これは絶対にないとは言い切れない。でもこのマンションのこの部屋だけがやばいのかもしれない。『奇妙な手紙』お祓いをしてくれた人が穢をうけてそれを恨んでいるようなまったくこの世の理からずれた感じが怖すぎる。『真っ暗にするとダメ』な部屋はめちゃくちゃ怖い。呪いなのか異世界につながるのか。不思議すぎる。帰ってこれなかったらどこへも繋がらなかったら。『置屋』実話怪談好きはこの『置屋』読んでほしいなー。死神っているんだわと思った。『山の牧場』はきちんと時系列おって読みたいです。 中山市朗先生の本はもっと読みたい。 Posted by ブクログ 怪談狩り 葬儀猫 中山市朗 ヤバいはなしについては感想は書きません。 これは読んだだけで怖すぎるからなにか意見を書いたらあかんのちゃうかと思ってます。 いちばん興味をひかれたのは『大黒柱』で何でこんなに不可思議なことがおこるのか、小説みたいなはなし。生駒にそんな場所があるのか、めちゃくちゃ調べたくなる。そのマンションがどこにあ...続きを読むるのか。もしかしたらもう廃墟マンションになっていてこないだ読んだモキュメンタリーホラーのマンションだったりしたら面白すぎる。 もうひとつ『持ちこまれたビデオ』これもほんまにヤバいはなし。サムイボがたちまくり!正直こういうのには遭遇したくないな。見えなくて感じなくて良かったです。しかし読むのは最高です!! Posted by ブクログ 新耳袋 第二夜 現代百物語 木原浩勝 / 中山市朗 解説より「本書は一切の究明、解釈を求めず、ただ起こった現象を記しただけ」 「本当にあった!」「実録!」みたいな起承転結がはっきりとしていて、怖がらせようとする話よりも、この本に収録されているものは、怪異が“”人間世界の隣にある別の世界との交流”って感じがして、怖さよりも不思議さ、神秘的な気持ちを残す...続きを読む本だった。 Posted by ブクログ なまなりさん 中山市朗 読み終わった後、背筋がぞぞぞとして、しばらくやまなかったです…。 本作の作者さんが原作の映像作品「怪談新耳袋」は大好きで、あらかた見尽くしたと思うのですが本を読んだのは初めてでした。 ごくフラットに体験者の話が書いてあって、それが逆に怖い。 でも、今日夜お風呂はいれないような怖さじゃなくって、ふい...続きを読むに思い出してはゾッとするような感じ。 きっとこの先の人生で度々思い出してしまうんだろうな。 お化けや幽霊が存在するか否か、そんなことはおいといて、ただこんなとてつもない怨念や因縁が実際にあったと言うことが、兎にも角にも恐ろしい。 なるべく穏便に生きていきたいと切に思う。 背筋をゾクゾクさせたい方には超オススメの一冊です。 Posted by ブクログ なまなりさん 中山市朗 「ドロッドロの因縁もの怪談、善良な女性をいじめた双子姉妹が家族もろとも酷い目にあいました」だけではない変な不気味さが好きで、2回読んだし多分また読むと思う。 中山さんの怪談狩りは何冊か読んでいて、「なまなりさん」もタイトルをどこかで見て印象に残っていたのが、今回格好良い表紙で出たので買った。 嫌...続きを読むがらせの描写はそんなに詳しくなく、自分には割と時代がかった・浮世離れした展開に見えたので、さらっと読めて助かった。(第三者の語りをさらに著者が一部変更している構成なので、本当にものすごく酷いことをした・されたのかもしれない怖さもある) 気持ち悪いのがそのあとで、 姉妹のちょっと浮世離れしたやりようや「私たちは長く生きられない」と含みのあることを言っていたのに、憑き物が落ちたように普通の女の子として帰っていくところ、 心身健康で優しい女性が、尋常でない呪い方をして、自分の妹も巻き込んでいるところ、 姉妹の両親が「自分たちの血筋には因縁がある」と言っていたり、何より姉妹が生まれた時に起こった呪いじみた件のところ、 自分には、 あの姉妹はただ呪われて死んでいくためだけに、東京に出てきて女性をいじめて、女性はただあの家系を呪うためだけに、姉妹と関わって自分であんなことになって…という、 本人たちの恨みとか悪意より、ただ因縁の結果そうなるように決められていて、それであれだけのことが起きた、という話に見えた。 退魔師の人が、これ以上関係者に酷い目にあってほしくないとお祓いしつつ「こんなことしても駄目だ」のところは、そうだろうな…とここだけとても納得したのでちょっと面白かった。 因果応報というにはなんとなく気持ち悪い、不気味な印象のまま終わって、思ったよりずっと怖く面白く読んだ。 Posted by ブクログ 中山市朗のレビューをもっと見る