感情タグBEST3
Posted by ブクログ
コンブリオ!
で爆笑。
同じこと考えている人がいて安心する一冊。
気持ち悪いなと思って人間観察をしばらくやめていたけれど、
これを読んでやってもいいんだと思ってからまた人間観察をやりはじめてからめっきり今まで以上に元気になってきた(爆)。
Posted by ブクログ
私たちは、街に出ると、否応なく様々な人と出会います。
彼らの殆どは、他人です。大抵の場合、一言も交わすことなく何事もなく去っていきます。
電車で、バスで、喫茶店で、私たちは膨大な数の他人と出会いそして無味乾燥な別れを繰り返しています。
そんな中、電車に乗る男の子がお母さんに
「ねーお母さん、なんで人っているの?」
などという数多の先人たちが生涯をかけて挑んできた原始的で哲学的な超難問を市井のお母様に公衆の面前で吹っ掛けるなどというスペシャライズなイベントが目の前で起こったら、アナタどうしますか?
そりゃもちろん、聞くでしょう。手元にはスマホ、何事もなかったかのようにシュッシュ指をフリックさせてる。でも心中楽しくて仕方ない!
この本は、街中に溢れているそんな他愛もない会話を勝手にリポートし(勿論実名は伏せて。というかわからんわかるはずもなく)、挙句勝手に妄想ストーリーを仕立て上げて満足するという、とてもSoup.というゆるふわ女性ファッション誌に載っていたコラムとは思えぬ世俗的なエッセイ集である。
これを読んで僕は「たおやか」という単語を覚えました。
Posted by ブクログ
能町みね子が、街で、電車の中で、道端で、喫茶店で、その他様々な場所で“盗み聞き”した庶民の会話から、そこにいる人々をイキイキと描くエッセイ。
能町さんの想像(妄想)力、ハンパねー!!
読みながら、情景が想像でき過ぎて大笑いしてしまった。
外で読むのは、あまりオススメできません。
Posted by ブクログ
喫茶店で、電車の中で、街で、
近所にいる人たちの会話を「盗み聞き」して
作者お得意の妄想と愚痴を付加しつつ
お笑いエッセイ作品として仕上げている逸品。
電車内などで、普通よりちょっと大きな声で
興味ある内容を話してる人がいると、
つい聞くともなしに聞いてしまうというのは
誰しも経験があるのではなかろうか。
私も、昨日の飲み屋のカウンターで、
派手目の女子6人組が大騒ぎしているのを
かなりのイキオイでインプットしてしまった(^ ^
どうやら近所のガールズバーの仲間らしく
「シフトがど〜の」「昼の仕事がど〜の」
「26じゃもう『熟女パブ』行かなきゃね〜
お触りとかは全然オッケーだから〜ぎゃはは」
なんてな話がしっかりと耳の底に残っている(^ ^;
その時、私の隣には24歳の絶世の美女(実話)が
にこやかに座っていたというのに、である(^ ^;
ナンダカ ソンシタ キブンダ(^ ^;
同じ行為を元にユーミンは大ヒット曲を作り、
能町女史は等身大の戯れ言を繰り出し
狭い世界で小さく共感を得る(^ ^
素晴らしい才能である(^ ^
また、こんなしょーもない(失礼)エッセイを
連載していたオシャレ女性誌「Soup.」の英断に
心からの拍手を贈りたいものである(^ ^
Posted by ブクログ
電車で聞いた話、カフェで聞いた話、ちょっと笑える話が盛りだくさん。能町さんの言葉センスもすごく面白いです。普段、音楽を聞いてて周りの会話とか聞いてなかったんですが、ちょっと聞いてみようかなと思いました。
あと、電車の中とかで読むのはオススメしませんw
Posted by ブクログ
ツイッターでも時々人物観察をツイートされていて、それがとても面白いので、本が出ると聞いてすぐ買いました。能町さんのイラストまでついているので面白さ百倍。いいところ見てらっしゃいますよね~。公共の場で読んではいけません。噴き出すこと請け合いですから。
Posted by ブクログ
喫茶店や電車などで隣合った人たちの話が気になるって,ホントわかるわかる.ここまで妄想膨らませて推理することは無いけど,続きが気になったり聞こえにくいところ耳をすませたり,ホントわかるわかる.
Posted by ブクログ
電車で、喫茶店で、道中で…あらゆる日常の中で繰り広げられる老若男女の会話の盗み聞きで成り立っているエッセイ。
私も盗み聞きしたいがために電車で音楽を聴かないようにしている悪趣味なタイプなので、その面白さはよく分かる。他人からしたら下らなくってどうでもよい話もきっと本人には大事な話なんだろうなぁ。
Posted by ブクログ
電車で、カフェで、街のあんなとこで。
よくもこんなに面白い場面にまぁ出会うなぁ…!?と感心してしまう。
独特の視点と切り口が面白く、さらっと読める一冊。