感情タグBEST3
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一気読みしたくなるハラハラドキドキ展開で面白かった。ライトだけどチープではないと思う。先生だけはビジュアルの変わりようが想像できなかったけど特命係長只野仁みたいな感じか。
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主人公の水島悠奈は、急に辞めた津田先生を追って岡本へ。
亡くなった父の真相を知りたい一心で大胆な行動を起こす。
津田先生への恋心とか、父への愛情とか、そういう平和的に終わる話かと思いきや、大分違った。
お金持ちの家に招待されるわ、命は狙われるわ、血縁の話は出てくるわ。まるでRPGの話みたい。
途中で読むのがやめられなくなってしまった。
母子2人の生活だった悠奈の周りには、
気づけば沢山の仲間や温かい人達が集まっていて、こういう人間関係がどんな人にもあったらいいのになと思った。
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突然実家に帰った先生の住所と幼い頃亡くした父の手帳にある住所が同じ!?女子高生の悠奈は日帰りの予定でそこへ行ってみることに…もぉそこからは謎だらけ(゜〇゜;)?????悠奈は自宅へ帰りたいのに帰れず、誰が敵か味方かもわからず、先が気になるしドキドキハラハラ!父の死の謎、なぜ悠奈が追いかけられるのか、真相が解ったとき「えーッ!?本当に?」と思った(^^;)しかも悠奈の母は知っていたという(--;)話にグイグイ引き込まれて面白かった(^^)♪
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これも今までの大崎梢のイメージにない作品だった。亡くなった父の話をした非常勤の先生が急にいなくなり、訪ねるだけのつもりがいろいろな事件にまきこまれ…。地域の名士というか、大金持ちというのはいまだにあるんだろうけど、ほんと別世界の話だよな。先生ことタカがかっちょよすぎる。他のマキやレンも名前からしてかっちょいいよな。滝巳さんがいい人なのか悪い人なのか。そもそも何が良くて何が悪いのか。すごく時代がかった感じもするけど、ひきこまれてぐいぐい読めて面白かった。タカがまた先生として戻ってくるのも、ハッピーエンドな感じでいいと思う。
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豪奢なお屋敷が出てきたかと思えば登場人物も怪しげ。
ちょっと懐かしの横溝正史作品をポップにしたような。
現代のお話にしては設定についていけない部分もあったけど
そこは大崎梢の筆力でカバー。
一気に読めるミステリでした。
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女子高生が、亡くなった父の謎を追い、トラブルに巻き込まれていく。
なかなかおもしろかった。
展開が早く、引きこまれていく。
謎に次ぐ謎。
登場人物が皆、魅力的。
おもしろかったけど、少女マンガ的な内容かな。
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現実の世界からじわじわと引き離されていき、主人公とともにドキドキ、ハラハラ。
誰を信じていいのか分からなくなりつつも、どこかできっと大丈夫だと思っていられる。
頭のなかでは完全にアニメ化されていた。
キャラがアニメっぽいけど一気読みしたので面白かったってことだ。
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旅先の火事でなくなった父親の足跡を辿る。
日帰りですむはずの、そんな短い距離の冒険だったはずなのに。
冒頭までごくごく普通だったのに、「!?」ってなった。
一気に読まされた。
人間の奇妙さがうまいぐあいで、なんか良かった。
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ヤングアダルトに分類した方が良いかも。
思わぬ事態に巻き込まれる高校生の女の子。
水島悠奈は、高校2年生。
二人暮らしの母は、出張中。
父・保彦は、悠奈が5歳の時に旅行先で亡くなっていた。
臨時の数学講師・津田孝之が急にやめたのに驚かされる。
津田先生とは、何度か図書室で話をしたことがあった。
12年前に父が書いた万葉集の本が図書室にあるのを見つけて以来、時々通っていた悠奈。地味で目立たない津田先生は、古代史に興味があるようで、父のことなども話せたのだ。
部屋に残っていた荷物の送り先の住所に、見覚えがあり…?
父と同じ時に旅館の火事で亡くなった若い女性・津田美里の住所と同じだった。
思い切ってその住所を訪ねると、立派な家だった。
先生のいる所に連れて行かれるが、友達や女達と飲んでいた津田はどこか危険な雰囲気で、まるで別人のような様子。
なぜ高校の臨時教師になっていたのか…?
父が亡くなった旅館の跡を見に行った悠奈は、現れた男達に拉致同然に大きな黒い車に乗せられ、連れて行かれた先では、いきなりお嬢様扱い。
主の大小路誠太郎は大金持ちらしいのだが、どうもそこの血縁と人違いされている様子。
世話係の女性には、親切にして貰えるが。
現れた津田と共にそこを逃げ出したものの、まだ不審な点があり、この機会に探ろうとすると…
父が調査のために訪ねたと思われる土地・日次(ひつぎ)村へ、一人で向かう悠奈。
山の中の村は、家系が絶えて、巫女がいなくなった村だった。
大小路家も本家はその村の出だが、巫女の家系というわけではない。
東山家と西園家という二つの家柄が競い、大小路家の富を奪い合っていたらしい…
父の死にも、何か関連が…?
悠奈には、危機に次ぐ危機が!
スリルを夢見る女の子の妄想の具現?
少女向け横溝ミステリみたいでもあり、巫女系のファンタジーみたいな雰囲気も加味しつつ。
ぐいぐい読めます。
2011年5月発行。
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初めて読んだ作家さんの本だった。
確か、どこかの掲示板で見かけて、読んでみようかと
思った1冊だったと思う。
突然、いなくなってしまった非常勤の先生の後を追って行ったら、
色々なことに巻き込まれ、色々なことを知って…。
なかなか楽しめた本でした。
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・感想
火事で父親を亡くし、母親と二人暮らしの女子高生。父親の旅先で起きたその事件の謎を解いていくうちに、その村の言い伝えや神事、さらには家同士の騒動にまで巻き込まれてしまいます。
巫女さんとか言い伝えとか日本風ホラー的なキーワードは苦手で、怖いと感じたけど、物語自体はそんなに怖くありません。逆に引き込まれて先が気になって止まらず、徹夜して読み終えてしまいました。
・作品紹介
内容(「BOOK」データベースより)
先生、本当のことを教えて。何で私の前に現れたの?研究者だった亡父の手帳を渡した直後、突然姿を消した先生。ほのかに想いを寄せていた高校2年の悠奈はたまらず後を追う。ところが再会したのは穏やかな先生とは別人のような鋭い眼差しの男。さらに悠奈の前に、「お迎えにあがりました」と謎の男たちが現れて―。
・著者紹介
大崎梢(おおさき こずえ)さん
東京都生まれ。2006年『配達赤ずきん成風堂書店事件メモ』(東京創元社)で作家デビューされます。児童書から一般書まで幅広く活躍されています。
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序盤から何かに引き込まれるように読み続ける
ストーリーがシンプルでわかりやすい
ところが ミステリー系の内容になるに従い
登場人物が入り混じり 展開が目まぐるしく
読み手を混乱させる
短く1冊にまとまらず ゆっくり丁寧に
長編になった方が面白いのでは?
ふと思った
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これはミステリーかな?
なんだか展開が本当に早くて、悠奈と一緒にハラハラさせてもらいました。一気に読んでしまった。
誰が味方で誰が敵か分からないハラハラ感は映画やドラマになりそうな展開でしたね。面白かったです。
読んでいる間、私の脳内で津田先生は竹内涼真さんでした笑
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最初から終始誰が味方で敵か分からない、しかもくるくるとそれが入れ替わる展開でハラハラしながら一気読みしました。
内容的には、ミステリというよりは少女の冒険譚でサスペンスといった印象でした。
主人公がちょっとヒステリックというかパニックに陥りがちなので感情移入して読むとちょっと疲れるかな。
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津田先生が学校を辞めた。そう聞いて悠奈はいてもたってもいられなかった。十二年前に火事で亡くなった学者の父の蔵書をきっかけに、語り合った野暮ったいけど優しい先生。どうしても会いたくて密かに知った住所を頼りに訪ねることにする。しかしその住所は父の手帳に書き残されていたものと同じだった。先生は父と何か関係があるのか、訝しみながら訪れた先で出会ったのは、整った顔をしているけれどちゃらくて傲岸で意地悪な、けれど確かに先生だった。混乱する悠奈にさらに、黒服の男たちが接触する。彼らは悠奈に「お嬢様を待っている人がいる」と強引に連れ出そうとして……。
お家騒動サスペンス的ラブコメ。展開が目まぐるしくて、かつタイトル通り主人公が全く何も知らないので一緒にハラハラしたり頑なすぎてイライラしたり、でもわりとキレイに落ちがついて楽しく読んだ。花とゆめで連載してそうな話。こういのは高尾先生に描いてもらおう。なんだかんだおじいちゃんたちが微笑ましくて、更に悠奈と先生のラブ未満の感じのぐっときてよかった。
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亡くなった父の事を話していた非常勤講師の男性が突然辞めてしまった所から始まるミステリー。巫女さんや、名家のひ孫やら…あれこれの展開の早さはテンポ良く進んでさらっと読めました。たった数日でこれだけの事を経験したら、私なら多分おかしくなってしまう…つよい主人公でした。誰が味方で誰が敵で、人間関係の複雑さには少しヤキモキさせられたけど、面白かったです。
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帯には"超巻き込まれ型ミステリ"と書かれているけれど、ある意味"超飛び込み型"でもあるような(笑)
装丁に惹かれ手に取った作品でしたが、神事や巫女、血族の因縁や因習といった私好みのキーワードが散りばめられていて面白かったです。
目まぐるしく登場する人々や、二転三転する展開。
誰が敵で誰が味方なのか。
よくよく振り返ると突っ込みどころの多い作品ではあるのですが、清々しいラストで読後感も悪くないので良しとする。
志麻さんと、浅草佃島深川の3人組が好きです。
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それは知らなかったよ!
少女漫画チックな展開と、サスペンスドラマみたいな
展開が交互にやってくる。
だからサクサク読めた。
むしろ漫画でもよかったかも。
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表紙の装丁の美しさに思わず手に取った作品でした。父親はなくともごく普通に育ってきた中学生が突然非日常に放り込まれ、旧家のめくるめく因縁に巻き込まれていく物語。あこがれの先生にやっとの思いで再会したらお姉ちゃんはべらして酔っ払っていたという少女マンガもびっくりな始まりから、やはりどこか漫画的にドタバタな巻き込まれ型の展開がつづき、クライマックスはサスペンスあふれる立ち回り、と飽きずに面白くは読めましたし、キャラクタは立っててときおり青春模様にほのぼのとしてそれなりに楽しめました。けれどまあ、全体的にノリは軽いので、さくっと読んでそれまで、となってしまうお話かな、とは思いました。
私はまあラストシーンに萌えたのでアリかナシかといえばこの話はアリでした、としかいえません。良いよね青春。
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小さい頃に父親をなくした少女が、
突然辞めてしまった非常勤の講師を追っかけて、
その先でとてつもない事件に次々と巻き込まれていく話
主人公の少女と一緒に、状況を飲み込めずに
あたあたとページを繰って行く仕様
少女の冷めたというか意固地な反応が、
よく言えばリアルで、しかしちょっと夢がなく
展開を期待させない感じかも知れない
巻き込まれちゃったんだから受け入れようぜ!←
夏の今くらいの時期に読むと、
想像が膨らむかも
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大崎梢さんの作品はこれが3冊目。
先に読んでた2冊がお仕事小説だったので、作風の違いにびっくり。
超巻き込まれ型、ドラマチックミステリーとはぴったりの表現。
非日常なカンジに引き込まれ、なかなか楽しめました。
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ぱっとしない(外見)、やぼったい(服装)、つまらない(トーク)と
女子高生一般には酷評されているけれど、
亡き父の著書をおもしろいと評価し、図書室の片隅で
古代史の薀蓄を穏やかに語ってくれた先生。
突然姿を消したその先生を、割り切れない想いを胸に
頼りない糸を辿るように追いかけて、やっと見つけたと思ったら。。。
先生は、怪しげな店の中、俺様ムード満載で
美女を何人も侍らせるイケメンに変貌していた!
という冒頭部分から、父の死の謎を追いながら
憧れの先生、美男揃いのその友人達、
厳つい風貌ながらも温かいSP風の三人組との交流や
拉致されたお屋敷でのシンデレラもびっくりのお嬢様扱い、
巫女の血筋を巡る争いの果てのカーチェイス、銃撃、
神事の森を抜けての逃亡劇と
帯の「超巻き込まれ型、ドラマチックミステリー!!」そのままに
ホラーハウスの中を、ちょっと和風のジェットコースターに乗って
走り抜けるような、ハラハラドキドキの物語。
少女が憧れる要素がぎゅ~っと詰め込まれているので
夏休みの一日などに、一気読みするのがオススメの1冊です。
Posted by ブクログ
大崎さんお話は、どちらかというとのんびり??していて、飽きてしまうのですが、この話はテンポが良く読みやすかったです。
「えっそんな=」ってありえない設定もありましたが、面白かったです。