【感想・ネタバレ】美人好きは罪悪か?のレビュー

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Posted by ブクログ

「美人好きは罪悪か?」というタイトルから、一部の急進的なフェミニズムを批判する内容を予想したのですが、美人についての著者自身の所感を自由につづったエッセイというべき内容でした。とはいえ、古今東西の文学や歴史、さらにサブカルチャーにいたるまで、あらゆる知識を総動員して著者がみずからの趣味を語りつくしており、おもしろく読めました。

個人的にもっとも共感したのが『宇宙船サジタリウス』のアン教授についての議論で、著者は「これは「美人問題」最大の謎の一つだと言っても過言ではない」と述べてさえいるのですが、言われてみるまでまったく気が付かなかったものの、たしかにあれはいったい何なのだろうかと不思議になってしまいます。

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2018年11月21日

Posted by ブクログ

この人のこ〜いう作品はホントに好きです(笑)

ただ、後半部分
「あまり面白くないかな〜?」(思ってたのと違うかな?)
って感じだったのだが”後記”まで読んで、まあ納得(^^;)

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

男の目から見た、美人に関わる戯言。
歴史上の美人に及ぶ知識と、なんというか、ちょっと斜めからの視線だったり色々。存外面白かったのは文章が上手いからかな。読むの辛くなるかなー、と思ってたら、最後まで行った。

結局、美人という枠組みがあって、そこにどこからの視点でどう関わっていくかだな。

もちろん、美人好きが罪悪であるわけがない。

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2017年02月06日

Posted by ブクログ

「美人が分類されないわけ」という見出し
ブスは分類される?美人とはどういう認識か。美人がどのように扱われたか。・・・・いろいろ論考できるんだな。

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2016年03月14日

Posted by ブクログ

抽象的な概念を扱っているので難しいですね。
ただ、ロリコン史だとか横道にそれたときだとかはままおもしろい場面もありました。

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2012年06月01日

Posted by ブクログ

[ 内容 ]
男同士の美人談義は、なぜか熱くなりやすい。
「雨夜の品定め」の時代からミスコンテスト反対論議のあった時代を経て、男が何人か集まれば、今も行われる会話である。
では、果たして美人好きは罪悪なのか?
小説のヒロイン、ロリコンや萌え、髪型やヌード、歴史上の美人などさまざまな観点から、新しい「美人論」を展開する。

[ 目次 ]
序論 司馬遼太郎の美人論
第1章 美人好きは罪悪か?
第2章 ロリコンは罪悪か?
第3章 髪型とヌードの関係
第4章 谷崎潤一郎の描く美人
第5章 美人の人生
第6章 ヌードとモデル
第7章 歴史のなかの美人
終章 去勢された男たち

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

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[ 参考となる書評 ]

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2014年10月27日

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