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Posted by ブクログ
博覧強記、稀代の読書家である出口治明さんおすすめの108冊。哲学、歴史ものを中心に硬派な作品がずらり。その中にも軟らかめとして紹介されている本の中に、ようやく自分が読んだことのある作品がチラホラと。。
企業人として、そしてベンチャー経営者として第一線に立ちながらのこの読書量。しかも読むだけでなく考えておられる。テレビとゴルフを捨ててこそとのことですが、振り返ると自分の生活にはまだまだ無駄が多い。ただひたすら尊敬します。
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・リーダーの条件「やりたいことが明確にある(強い思い)」「共感力」「統率力」。全てを満たす人はほとんどいない
・世の中を良くしようと思って行動する人は多いが、ほとんど全員が失敗する。それほど成功する人は少ない。それが世の常
・ヘロドトスの『歴史』、それと並ぶ古典的名著『史記』(『史記列伝』から入る方がいい)が、歴史を学ぶ王道
・長い人間の歴史の中で、一番ダイナミックなのはモンゴル帝国の時代『モンゴル帝国の興亡 上・下』
・フランス革命『小説フランス革命11』、『物語フランス革命』。アメリカ『アメリカのデモクラシー 1巻上〜2巻下』。ロシア革命『世界をゆるがした十日間 上・下』。文化大革命『ワイルド・スワン 上・中・下』
・『クアトロ・ラガッツィ天正少年使節と世界帝国 上・下』
・『マッキンダーの地政学』
・「本当に起こっていることではなく、自分が見たいように世の中を見ていたのだ」心に刺さる名セリフのオンパレード『アルケミスト 夢を旅した少年』
・幸福論『アラン 幸福論』『ラッセル 幸福論』『ニコマコス倫理学』
・「済んだことに愚痴を言う」「人を羨ましいと思う」「人に褒めてもらいたいと思う」人生を無駄にしたければ、この3つをたくさんどうぞ『幸福な王子』
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本書はかなり当たりだった。
著者は1冊の本を紹介しながら、流れるように関連の本を紹介していく。紹介される本は世界で読み継がれる古典など硬派なものもあれば、国内のベストセラーなど柔らかいものもあり幅広く、読者を置き去りにしない。
チョイスも絶妙で、最新の宇宙事情をかみ砕いて説明している『宇宙は本当にひとつなのか―最新宇宙論入門 (ブルーバックス)』、日本のピアノ界の発展に生涯をかけた人々ついての『日本のピアノ100年』、そして貧困はないが自由もない世界を描いた『ユートピア』というようにタイトルだけで興味をそそられるものばかり。
しかも本を表紙付きで載せてくるというこだわり!
表紙の気合の入り具合を買うかどうかのファクターの一つにいれている私にとってはまさに至れり尽くせり!
紹介の文体も独特の味がある。
例えば『2052 今後40年のグローバル予測』という本に関しては、
「考えられうるすべての悲観論が網羅されている。(しかし)本書の魅力は文体がユーモアがあることである」
というように切り口が面白く、つい読みたくさせられる。
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著者はライフネットの出口さんという方だが、
多忙な社長のはずなのに読書家のような教養力。
一体何者なんだろうか??
何か新しい本を探したいときはオススメの1冊!
Posted by ブクログ
こんな素敵な書評本があったとは!「ビジネスに効く」とタイトルにありますが、学生の間に読むと自分の器が広がっていくのを実感できる本がたくさん紹介されています。しかも、ただの紹介ではなくテーマごとにまとめられていて、読む順番まで考えられています。まるで一冊の本が、フレンチのフルコースの様に絶妙の組み合わせで紹介されています。
著者の出口治明さんは、ライフネット生命の会長であり大変な読書家として有名ですが、この本には人生を支える教養を身につけるために必要な骨太の本が分かりやすく紹介されています。元気になりたいときや迷ったときの良い道標になる本です。
Posted by ブクログ
何冊かビジネス本の紹介をする本を読みましたけど、この本が一番インパクトありました。
素晴らしい引用分の抽出、書物に対する深い洞察、分かりやすい言葉の使い方、全て理想に近いです。
たくさん読書して、自分の身に付けるとこんな素晴らしい本が書けるんですね。
Posted by ブクログ
深い本質に迫るような書籍が108冊も紹介されている。古典を読む必要性は感じていたけれど、どこから手をつけて良いかを考える上の指針となりそうだ。著者の出口氏が挙げた書籍はまだ1冊も読んだことがなかった。まずは今の自分に必要だと思う切り口から読み進めてみたい。
Posted by ブクログ
宋名臣言行録がお勧め本に紹介されてて著者のことが一気に好きになった。宋名臣言行録はお気に入りの本である。趙匡胤が魅力的過ぎる。次に何を読もうかなと考えている人は
この本を参考にするといい。
Posted by ブクログ
いかん。まだ途中までですが、どんどん読みたい本が増えてしまい手に負えなくなります。(笑
「ビジネスに効く」といっても、即効的に効くような本ではなく、じわじわと効くであろう、あえて最近はやりの(?)陳腐な表現を借りれば「教養」としての王道の本が並びます。むしろビジネスにはすぐには効かないでしょう、極上の読書ガイド。
読書ガイドとしては成毛眞さんのものが昨今ベストセラーになっていますが、あちらはややマニアックな側面があるのに対して、こちらはかなり王道中の王道。しかし、これらの本を「語れる」ほどに読んで消化されている、出口さんは凄すぎますね…
Posted by ブクログ
出口さんの本が勧める本は良書が多いので、読むのだが、内容が難しく、入ってこないことも多々ある。
自分の能力不足に限るので、読む量を増やしていきたい。
Posted by ブクログ
ビジネスに効くかは別として、本の虫なだけあって色んな本がテーマごとに紹介されています。
ここ1,2年で読書に目覚めた私なんか足元にも及ばないほどの読書量の中から厳選された出口さんオススメの本。
気軽に読める本からちょっと覚悟を決めて読まないといけない本まで幅広く、読者に読みたい!と思わせるような紹介の仕方で何冊かチェックしちゃいました!
Posted by 読むコレ
読書は自分の頭で物事を考え判断するためにある。という考えから、古典が多く紹介されています。
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「自分のアタマで考えよう」… 電子書籍にて読了済み。
「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」… 途中まで読んだ覚えはありますが、最後辺りは覚えてません(汗)
「気候で読み解く日本の歴史」… タイトル見覚えあるな~と思い出してみたら新書・文庫化されるのを期待している本だったはず。
代わりに購入した「桶狭間は晴れ、のち豪雨でしょう」でも壇ノ浦の戦いや神風について当時の気象情報を古文書や海に沈んだ遺物等から分析されていました。
また歴史と気候に関する本では「名作の中の地球環境史」は名作の書かれた時代の環境問題をとりあげていて面白かったです。少しお高いですが。
<積読>
「男性論 ECCE HOMO」
「小説フランス革命」… 電子書籍 全18巻 セールで購入して積読のままです。
著者の佐藤賢一さんと 池上彰さんがフランス革命と日本の近代革命(明治維新など)について比較して語り合った「日本の1/2革命」は読みました。
<気になる>
「脳には妙なクセがある」
「ペリー提督日本遠征記」… 紹介されていたのは岩波文庫でしたが、現在別の編集・翻訳者で角川ソフィア文庫にて上下巻の完訳本が出ているようです。
「ブッダのことば―スッタニパータ」… 確か「教団X」でも紹介されてました。
Posted by ブクログ
Part9: 生きることに迷った時に傍らに置く本、part10: 新たな人生に旅立つあなたに捧げる本、の項が最も興味をそそられた。さすが読書好きの著者の紹介本は骨太でちょっと近づきがたい印象。
2016.2.20
Posted by ブクログ
<関心を持った本>
「5 (ファイブ) 5年後、あなたはどこにいるのだろう?」ダン・ゼドラ
「男性論 ECCE HOMO」ヤマザキ・マリ
「第五の権力---Googleには見えている未来」エリック・シュミット
Posted by ブクログ
出口さんは、大変優れた書物の水先案内人だ。何故なら、とにかく読みたくなる!から。タイトルに「ビジネス」とあるが、ビジネスに特化しているわけではなく(出版社の都合というか、マーケティングだろうね)、それが良い。
Posted by ブクログ
ライフネットの出口さんがNBオンラインに連載しているコラムを書籍にまとめたもの。著者の質量ともに卓越した読書歴が反映された内容で、私も読んでみたいと思える書籍が多く含まれていた。
さらには、なぜ本を読むのか、という意味合いについても触れられていて、特に個人的には歴史に学ぶことには大きく同意する。自分のこれまでの限られた世界だけで安住せず、それを広げるには、読書は重要なツールだと再確認した。また、新たな人脈を広げるうえで、特に海外だが、ベースとなる読書は必要だと思わされた。最低限の教養として必須なんだろう。
Posted by ブクログ
108冊の本を読んだ気がして煩悩が消えたような気持ちになった!
本の虫として自他共に認める、ライフネット生命保険の出口さんの選書の元、日経の記者とのタイアップで書かれたこの1冊。
全く読んだことのないカテゴリーの本が多く紹介されており、多分読むことはできないかもしれないが、なんだか読んだ気になってしまった。
視野を広めるために読んでおきたい本が数多く紹介されており、さあて何冊読めるか。
Posted by ブクログ
会社に来ていただいた講演会も拝聴いたしました。
非常に幅の広い読書歴に敬意を表するとともに、108冊の中から一部でも読み始めてみたいと思っています。
Posted by ブクログ
様々な分野の本が網羅されていて、筆者の読書量に驚く。
普段手に取らないような本が多く、読みたくなった本が何冊も・・・。今まで、歴史ものにはあまり興味がなかったけれど、世界史面白そうだな・・なんて興味がわいた。
Posted by ブクログ
読みやすい文章で、楽しく良質な本を紹介していただいた!このような本は、読む本が偏っている私には、とてもありがたい。
読もうと思ったり、もっと早く読んでおくべきだったと思う本にたくさん出会えた。
Posted by ブクログ
ビジネス関連書や歴史の本の著書も多いライフネット生命保険の会長の出口さんのお勧めの本108冊。多くの本を読んでおり、1つの読書の指針としてはよいものだと思う。
元々は、週刊誌に連載したものを再構成しており、10章にわけて紹介して、巻末には108冊が載っている。基本的には古典に近いもののおすすめが多いと思った。このような本は、読書の指針が自分の中にない人や自分の読み方に偏りを感じた時に読むと一番良いと思う。
10章の内訳は下記の通り。
・リーダーシップを磨くうえで役に立つ本
・人間力を高めたいと思うあなたに相応しい本
・仕事上の意思決定に悩んだ時に背中を押してくれる本
・自分の頭で未来を予測する時にヒントになる本
・複雑な現在をひもとくために不可欠な本
・国家と政治を理解するために押さえるべき本
・グローバリゼーションに対する理解を深めてくれる本
・老いを実感したあなたが勇気づけられる本
・生きることに迷った時に傍らに置く本
・新たな人生に旅立つあなたに捧げる本
Posted by ブクログ
筆者の本の選び方・読み方を知り、このような方法があるのかと関心させられた。同じ読書でも、この本の内容をおさえているかどうかで今後の読書ライフに差がつきそうだ。
Posted by ブクログ
脳には妙なクセがある
自分のアタマで考えよう
預言者
2050年の世界 英「エコノミスト」誌は予測する
日曜版の書評は信ぴょう性が高い。本名で書いているので。
気候で読み解く日本の歴史
ヘロドトスの歴史
史記列伝
モンゴル帝国の興亡 上・下
人間の条件(ハンナ・アーレント)
物語フランス革命(中公新書)
世界正義論
ハドリアヌス帝の回想(白水社)=今のあなたが残りの人生で一番若い
老い(シモーヌ・ド・ボーヴォワール)
ハロルドフライの思いもよらない巡礼の旅
生と死の接点
アルケミスト 夢を旅した少年
君たちはどう生きるか
ニコマコス倫理学
ルバイヤート
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紹介された108冊の内読みたい本は、宇宙は本当にひとつなのか、宇宙論と神、ユートピア、ドンキホーテのごとく、自分の頭で考えよう 歴史、ワイルド・スワン、小説フランス革命11、クアトロ・ラガッツィ天正少年使節と世界帝国、老い、おひとりさまの老後など 読んでいた本は、何でもみてやろう、グレートジャーニーの2冊 幅広い世界が覗けそうで楽しみ
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140709
君主論 岩波文庫
三國志趙遥 中村、安野光雅画、山川出版社
5 ファイブ ダン・セドラ著、伊東奈美子訳、海と月社
アルケミスト 夢を旅した少年 パウロコエーリョ著、角川文庫
君たちはどう生きるか 岩波文庫
アラン幸福論 岩波文庫
ニコマコス倫理学 岩波文庫
ルバイヤート 岩波文庫
幸福な王子 オスカーワイルド著、新潮文庫
男性論 ヤマザキマリ
済んだことに愚痴を言う、人を羨ましいと思う、人に褒めてもらいたいと思う、人生を無駄にしたければ、
この3つをたくさんどうぞ
今のあなたが、残りの人生で一番若い
Posted by ブクログ
本の虫を自認する著者は、ベンチャー企業の経営の傍ら、週4,5冊を読む。昔はその倍くらい読んでいたとのこと。下記の目次で108冊紹介している。
『ビジネスを進めるうえで本当に役に立つ本は、圧倒的に古典に多いと思います。なぜなら、そこには様々な人間がリアルに描かれているからです。つまり、古典を読めば人間力(人間に対する洞察力)が高まるのです。ビジネス書を10冊読むよりも、古典1冊を読んだ方がよほど役に立つ』との言葉どおり、古典や歴史の本の紹介が多く、自分としてはとっつきにくいところがあった。読みやすそうな9)、10)のリストから数冊購入して読み始めている。
1)リーダーシップを磨くうえで役に立つ本
2)人間力を高めたいと思うあなたに相応しい本
3)仕事上の意思決定に悩んだときに背中を押してくれる本
4)自分の頭で未来を予測する時にヒントになる本
5)複雑な現在をひもとくために不可欠な本
6)国家と政治を理解するために押さえるべき本
7)グローバリゼーションに対する理解を深めてくれる本
8)老いを実感したあなたが勇気づけられる本
9)生きることに迷った時に傍らに置く本
10)新たな人生に旅立つあなたに捧げる本
Posted by ブクログ
リストの中の1割弱は読んでたかな
読むだけで教養がつくかはともかくとして、質のいい本が揃っているなという印象。
この本にも言及されているが、大切なのはこれらの方を読んだ上でどう考えるかであって、読んだことを自慢するような人間にはなりたくないよね。
「何を読めばいいかわからない」人のとっかかりとしては良いと思うが、悪書もそれなりに読まないと良書の本当の良さには気づけないと思う。この人はガチガチの本の虫なので、数ページ読んで読むか読まないかを判断できるけど、普通の人はそれできないからね。そこは忘れちゃいけない。
本論から外れるが、この本に「過去の名著の解説本は意味がない。原典を読みなさい」と言ってるのにその本人が貞観政要の解説本書いてるのはどうなの?(まさに貞観政要の頁でそれをかいているので尚更ね)と感じてしまうのはご愛敬。
Posted by ブクログ
読書とは知識を得るためのものではなく、自分で考えるための材料を得るため。
速読は、世界遺産の前で写真を撮り15分で移動する弾丸ツアーみたいなものだ。
美味しい料理を作り食べるには、よい食材&調理法がなければならない。美味しい人生(よい人生)とは、知識と自身の頭で考える力が必要だ。
Posted by ブクログ
感想
思考につながる良書の奔流。純粋で良質なインプットを大量に蓄積することで、凝縮されたアウトプットが溢れだす。108冊読み知識の帰納を行う。
期待してたのと違った
表面的にビジネスで使えそうな本をがんがん紹介してくれる本かと思っていたが違った。
もっと本質的な部分で参考になる本を紹介する本だった。ビジネスをするためにはまずは歴史から学ぶこと、等根本的な部分に焦点があてられているためすぐに役立ちそうな考えを取り入れたいという人には向いてない。紹介してるのはなかなかお堅い本が多い。
Posted by ブクログ
・「自分のアタマで考えよう」ちきりん
・「2050年への構想」日本経済センター
・「田中角栄 戦後日本の悲しき自画像」早野透
・「職業としての政治」マックス・ヴェーバー
・「ベルリ提督 日本遠征記」土屋 喬雄
・「おひとりさまの老後」上野千鶴子
・「アルケミスト夢を旅した少年」パウロ・コエーリョ
・「アラン幸福論」アラン
・「男性論ECCE HOMO」ヤマザキマリ
・「何でも見てやろう」小田実
・「スペイン旅行記」カレル・チャペック
・「脳には妙なクセがある:池谷裕二