【感想・ネタバレ】もしも老子に出会ったらのレビュー

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Posted by ブクログ

「老子」
という古典を読んだことはないが、どうやら非常に難解で、捉えどころがなくて、答えの用意されていなくて、というか答えなどないというスタンスで、私たちに考えさせる一方で、そんな行為に意味はないんだ、と揶揄ってくるようなそんなものなのだろう。
と、この本を読んで感じた。いや、大変面白く、そしてわけがわからなかった。

ただ、輝くような言葉が本書の中に出てくる。

「老子」を理解することができなかったが、自分も老子に会えたような気がする。(あくまでも気がする。)

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2017年01月19日

Posted by ブクログ

とりあえず読み終わったけど、まだもやもやしている。
現代の少女が老子に出会って、問答するという形態。
水、無、道という、老子の思想の三大キーワードを扱っている。
とても読み口は軽いけれど、縦横無尽な語り口もあってか、これこれの内容でした、とうまく要約ができない。
こちらの理解力が及ばないからではあるけれど。

筆者は中哲の専門家。
哲学の人tって、対話形式の仕立てを好んで使うイメージがある。
老子と少女でなく、どちらが導き手とか、オリジナルっぽいものという形でなく、対等な二人の問答だったら・・・と思わないではない。

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2017年06月13日

Posted by ブクログ

会話形式で読みやすいかなと思ったけれど、読みやすさとは別にやっぱり老子は難しかった……。「無」の章、「水」の章、「道」の章とあるけれど、水はなんとなく理解できる感じがした。無と道はもうなにがなんだか……。もう一度読み返そうと思います。
余談ですが、マンガ封神演義を読みたくなりました。老子つながりで。

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2012年10月06日

Posted by ブクログ

たまには、脳の使ってなかったところを使ってみたい!という方に。
題名の通り、中国の思想家である老子の教えを、現代風にわかりやすく書いたもの。といっても、若干難しいんですけど。
読書の感覚としては、物理の論理を理解するのに近いです。
「全ての「存在する」ものは「無」によって初めて存在する。」という考え方は、個人的には共感できるものでした。
眠くない、時間のある時にじっくり読むのがお勧め。

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2010年03月03日

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