【感想・ネタバレ】人形館の殺人〈新装改訂版〉のレビュー

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ネタバレ

館シリーズ4作目。
今回は異色作でした。賛否分かられそうですが、私は好きでした。
序盤で多重人格なのかも…と勘づいてしまったものの。今回は隔離されておらず自由に外と繋がれる設定に驚きつつも続きが気になり時間を見つけては読んでしまった。

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2024年04月03日

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ネタバレ

 館シリーズでも変化球と表現すべき一作。「なんか今回の島田さんは推理のキレがないなぁ。」と思っていたら、やはり別人だった。

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2023年12月31日

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ネタバレ

とにかく今までの作品とは一線を画するというか。
まず島田潔が中盤までまったく出てこない。これはまあ十角館もそうといえばそうなので、そういう形式もあるのかなというところだけれど。
そしてある意味ノックスの十戒に真っ向から反抗する展開。そもそもその三、犯行現場に、秘密の抜け穴・通路が二つ以上あってはならないに反してるやん?というのはおいておいて。その七の話。もしくはその十。
それでもしっかりと面白いと思わせるのだから綾辻行人はすごい。
解決編は手に汗握る展開。
毎日のように綾辻ワールドに浸ってるけど全然飽きないなあ。

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2023年11月17日

ネタバレ 購入済み

ようやく騙されなかった

館シリーズを順に読み4作目。
ビリーミリガンや失われた私を読んでいたおかげか、ようやく騙されずに済みました。
でも島田さんすらがもう1人の人格であるのは気づけなかったなぁ…。

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2017年09月22日

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ネタバレ

モヤっとするー
確かに言われてみれば名前を隠して語る人格とか、怪しさ満点なのだけど、、、
最後の最後で島田潔がどんでん返しで解決してくれる展開も望んでしまった
まぁ作者の術中にまんまとはまったということか

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2024年04月08日

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ネタバレ

かなり序盤で、なんなら最初に謎の語り手視点が出てきたところで主人公二重人格パターンあるなぁ…と気付いてしまい、そこからはそれ前提で読み進めたので密室トリックは全部「そりゃ主人公の別人格が犯人なんだからできるわな」って感じでした 笑
換気して涼しいはずの部屋で想一が額に汗をかいてるところで確信。
ただ島田がイマジナリー島田とは全く気付かず!電車事故の被害者の苗字とか、人形館にからくりがあるとか全部信じてしまって犯人もあれ?そっちだったの?と一瞬本気で騙された。
あと子ども殺しの犯人も主人公(別人格)なんじゃないかと思ってたからそこは予想外。辻井の動機がちょっと無理矢理な気はしたけど。
語り手犯人パターンが読めてしまいどんでん返し感が物足りないのは否めないが、どうなるんだろう?と先が気になりぐいぐい惹き込まれていく面白さは流石館シリーズだなと。次作も楽しみ。

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2024年03月23日

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ネタバレ

今までの館シリーズとは毛色が違う。
でも楽しめた(過去作を読んだからこそ)。
辻井雪人に深く共感できた。



あと…………ブウウ――――――ン――――――ンンンン………………。

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2024年03月06日

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ネタバレ

ネタバレ表記にしているけど本当にネタバレ書いてるので念のため。。

館シリーズ4冊目!今までで1番あっさり、やや物足りなく、そして最初の方で予想がついてしまった…。

まず、主人公を殺そうとする人物の心理描写みたいなのが時折入るのだけど、その時点で主人公の別人格の可能性を察していた。なぜかと言うと、蔵に忍び込まれた時にあまりに密室だったこと。鍵を持たない第三者が侵入するのは不可能に思えた。また、この建物が今までの館シリーズの建築者によるものだと思えなかったため、隠し扉があるとは思えなかった。なぜ建築者が違うかと感じたかと言うと、今までの館は明らかに普通じゃない建物ばかりだった。十角館、水車館、迷路館、それに比べると普通すぎる建物。中に置いてあるマネキンぐらいしか特殊なものはなく、そのマネキンは前の住人が置いたもの。
建物内で起きた小説家の殺人でも、密室とは言っても合鍵を持っていた人が2人もいたのだから密室とは言えない。それに状況考えたらこの人普通に殺せるじゃん、ってなる。

前作が面白すぎ、捻りすぎて何重にも騙されたから、今回のはあっさり感が余計に感じられてしまった。

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2024年02月14日

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ネタバレ

こんなに島田さんの登場を切望する巻があるとは…
しかも出てきてくれて安心してたらまさかの…

ちゃんと騙されたけど、散々隠し通路の事件に当たってきたのに島田さん(仮)の推理なんか回りくどいなーと思ってたから別人で安心した

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2024年01月27日

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ネタバレ

相一自身が作り出した別人格が起こした脅迫者の正体や、ほぼ全てが自作自演による顛末に読んで驚きはしたが、面白さは無かった。可もなく不可もなくといったところ。

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2023年12月07日

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ネタバレ

館シリーズ4作目!
個人的に、読み出したら止まらなくなるのは従来作品と同じでしたが、話の進み具合や最後の展開は確かに異色でした。私はこの変化球、嫌いじゃないです!

途中でなんとなくこの人多重人格かも…?と思いつつ、そんな都合のいい話ではないかと思っていたら、最後びっくり。
島田さんとのくだりは、最初どこまでが現実か妄想かが曖昧になって混乱しました…怖すぎ…

結局今回も最後はしてやられた!
でも今までの館シリーズのルールやトリックがあったからこそ、この意外な結末を楽しめました!

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2023年11月09日

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ネタバレ

これまでの3作のどれとも違うやり口のトリック。迷路館が私の中で特別面白かったのもあり、前作と比較してしまうと人形館のトリックは「まあそれしかないよな」という類のものではあったが、それはそれとして面白かった。
本格ミステリなのに中々人が死なないなと序盤は思っていた。島田の登場の仕方もなるほどこういうパターンかと思ったし、途中で占星術殺人事件の内容がさらっと出されたときは、些細なクロスオーバーに喜んでしまった。
占星術殺人事件ならびに島田荘司のことを綾辻行人が敬愛しているのだなと感じられてとてもよかった。こういうクロスオーバーならいくらでもほしい。占星術殺人事件既読でよかった。
結果的に最初と最後のほんの数ページでしか「本物の島田潔」が登場していない、というのは思い切った試みだなと思った。

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2023年08月27日

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