【感想・ネタバレ】is in youのレビュー

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ネタバレ 購入済み

もう~大好き

すごくいいお話!
初めて読んだ一穂さん作品で、これをきっかけに一穂ワールドにはまりましたが、このお話がダントツ好き!!

13年経っても、一束を真っ直ぐに求めてくる男らしく純粋な先輩にもうドキドキが止まりませんでした!
不器用ながらも先輩を想う一束も可愛くて、、

写真立ての間から一束の書いた英文の紙切れが出てきた時は、BL読んでいて初めて涙が出ました。

なんて素敵な世界観なんだろう…
もっともっと二人の話が読みたい…
いつか再びこの二人の話で続編が出ることを願ってやみません。

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2015年04月27日

匿名

購入済み

『重慶森林』をちょうど視たばかりで返還される前の香港がまざまざと目に浮かび、感動した。
高校時代の一束と圭輔のすれ違いで別れてから十三年経て再会し、お互いがお互いをすごく好きなのに、
不器用すぎてですれ違ってしまいジレジレさせられた。
当て馬の佐伯さんがずっと年上のいい大人なのに圭輔にどうしようもなく嫉妬し、
圭輔は圭輔で「とっくに俺のものになってたのに」と一束を挟んだ三角関係がなんとも言えない。
美蘭は男前で魅力的な女性。

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2022年12月28日

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香港からの帰国子女の一束いちかと2歳年上の圭輔の話。悔いが残る高校編と、臨場感ある香港編でベッドシーンがなくても十分素敵なお話だなと思いました。青石ももこさんのさっぱりした感じのイラストがテンポの良いお話の運びとキャラに合っていて良かったです。

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2017年03月07日

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ネタバレ

Off you goを先に読んでしまってたのもあってか、佐伯さん、ああ佐伯さん……みたいな複雑な気持ちに。
一束も佐伯さんも実らなかった初恋に囚われた同士で惹かれあってたのかな。

タイトルと、そこに纏わるエピソードがとても好きです。
思春期のゆらぎともどかしさ、そこで止まった時間がもう一度動き出し、二人が歩み出す姿がなんとも言えないひりひりした痛みと切なさを色鮮やかに残していきます。
香港と日本、ふたつの舞台の対比がうまく生かされていて、劇的な展開を盛り上げてくれたなーと。
圭輔は一穂キャラ随一の子どもっぽい攻めですが、そこがなんともかわいい。
is in you=あなたのもの、というまっすぐなタイトルがなんとも胸にすとんと響きます。

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2016年01月31日

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学生時代に好きだった相手と、時と場所を違えての再会。しかも相手には付き合う相手がいて、尚且つその相手は自分の上司で…と、一穂さんにしては珍しくビターで大人な設定。緊張感のある三角関係にも関わらず、互いに惹かれあう二人の想いがまっすぐ一途に見えてしまうのは、若かりし頃のエピソードが丁寧に甘酸っぱく描かれているからか。
二人だけではなく、その恋に水を差す役回りを演じている佐伯のキャラクターも印象的な不思議な魅力に満ちた作品。好きです。

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2015年03月27日

aaa

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ずっと読んでいたい世界観

「ふったらどしゃぶり」がとても良かったので、他の作品も読んでみようと思った作家さん。やはり正解でした!

ラブラブのあまり、リアル感が薄くなってしまう作品があまり好きではないので、
この作品はBLということを意識せずに読めるほど、描写がしっかりしていました。
高校生時代もそうですが、社会人になってからの台湾の風景などもきっちり書かれていて、土地の魅力が伝わってきたのが印象的でした。

もちろん恋愛関係も甘すぎず、納得できる展開でした。圭輔の気持ちの強さがたまらん…。
過去と未来がつながる瞬間、そしてタイトルの意味がわかり、ぐっときました。

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2014年07月11日

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 ページを行きつ戻りつ、時間をかけて堪能しました。終わるのがもったいなくて、もったいなくて…贅沢な読書体験をさせてもらったことに深く感謝です。
 タイトル名に関わるエピソードや水かきの色のエピソードをはじめ、物語を彩る数々のエピソードや比喩表現の一つ一つが、とても印象的でした。素敵な文章だなぁ…
 次に、off you goを読むのが楽しみで仕方がないです。

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2014年01月18日

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ネタバレ

久々に出会った小説の神作。一穂ミチの作品は繊細で綺麗ですが、この作品は特にピカイチ。高校生時代のぶっきらぼうで曖昧な関係性が素晴らしくて、その後の大人になった後の話は切なく苦くで本当に力作。ありきたりなストーリーでここまで楽しませるのは見事。こういう話が読みたかった。

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2011年07月09日

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おや珍しい

何がって一穂さんのお話にしては始めに色恋のアクションありきの飛ばし気味〜?って印象で、ってことが。常は割とスロースターターな展開が多い気がするので短気な私には本作はハナっから入りやすかった。でもね、やっぱそーそー簡単に落ち着かせないのが一穂さん、途中はびろろ〜んと13年もブランクある訳ですよ(笑)一束はかなり淡白とゆーか達観しちゃってるよーな面があって実態がないよーな掴みずらい印象でしたが圭輔の一見大人っぽくカッコ良さげだか背伸びしていない少年風(?)なキャラは人間臭い魅力を強く感じて好きです。個性としては全く型は違ってる2人だけにパズルのピースのように一部がパチリと合うんでしょうか、少年期の淡い恋心が回り道の末に成就する素敵なお話でした。

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2014年06月23日

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ネタバレ

13年かかって再開のお話。
高校の時の別れ方が悲しかった。
一束と佐伯の関係も、あの時はお互い必要だったんだろうな。ダメな事だけど。お話の中だけでは。
ふらふらしているようで、芯のある一束がちゃんと好きって言えたとこが、よかった。
台湾の地名がルビ無しではどうしても読めなくて(覚えられなくて)、ちょっと面倒だった。

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2023年08月13日

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ネタバレ

1997年7月香港返還のとき、私は18歳
ちょうど二人と同世代
当時はなんとなく香港返還をテレビで見て、遠い異国のこと、とただそんな記憶
2010年31〜32歳も働き盛りだった自分と重ねながら読んだ
香港からの帰国子女ゆえの一束の、高校時代のもどかしさや、生命力の溢れている圭輔の健やかな若さの煌めきが甘酸っぱい
少しずつ距離の近くなる様や、お互いの感情をぶつけ合う様子が若さを感じた
13年経って偶然、香港で仕事を通じて再会するのはさすが小説ならではであるが、上司の佐伯を加えたいわゆる三角関係が切なかった
大人になった一束は「都合の良い相手同士」と自分自身を納得しようとしていたが、佐伯の間にも情というものが芽生えていて、それが純粋な愛かどうかはわからないけれど、お互い寄り添いあう心があった、と感じさせる関係が香港の暑い気候の雰囲気のなか、すっ、と心の真ん中に冷たい風が吹きぬけるような切なさを感じた
そんな中、香港のギラギラしたネオンや雑踏、蒸し暑さと同調する様な圭輔の想いも対照的
圭輔が押し勝った、と言う感じが清々しい
二年間のタイ生活も懐かしく思いながら読んだ
コロナ禍のいま、香港に行っておけば良かった、と悔やまれる
海外渡航が可能になったら、香港には行ってみたい

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2022年04月07日

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最初は、どうなるのかと

最初は、どうなるのかと思いましたけど、後半から
一束×圭輔のカップルの話が出てきてからリズムが良くなりました。
前半はガチャガチャしていて、またがっかりするのかと思いました。

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2022年02月05日

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海外でちょいちょい住んでたことがあるので、あの頃のことをいろいろ思い浮かべながらたっぷり楽しませていただきました。

#胸キュン #切ない #萌え

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2021年05月18日

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漢字多、香港話

香港がメインなので、漢字が多くて目がチカチカしました 笑 。個人的には雑多なアジアの感じは苦手なので、最初は微妙かなと思いましたが、シリーズが出たので読み返しました。やはり一穂先生にハズレはないな。最後の伏線回収は予想していなかったので驚きました。イラストの解像度が低すぎて、挿し絵も無かったので、そこがマイナス星1でした。

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2022年07月17日

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高校生→社会人再会(舞台は香港)もの。先輩×後輩の太陽と月的カプ、そして一穂さんの描く攻はいい男だなぁ…。高校時代に拒否してしまったきり別れて、再会までそれぞれお互い相手がいるものの、再会して両片想いなゆえに臆病な2人…ここに当て馬役で出る佐伯さんと一束、個人的にすごく好き。それが、まさか、ね、、、^^

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2019年01月02日

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世界に引き込まれて一気に読んでしまう一冊。
高校生の鬱屈した想い。から13年後に飛ぶとは思わなかったが(^^;;それで香港返還の時代だったんだね。
ファミレスで広東語で想いをぶつける
一束。再会してからより、高校時代が印象的かな。
広東語のセリフが広東語で書かれててすごい‼だから世界に引き込まれるのかな?
自分も香港に行ったような感覚。

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2013年04月18日

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大人の一束が仕事をするところがもっと見たかったような気もする。佐伯さんがとてもいい味を出してました。佐伯って名前のキャラクターはどんな作品でも比較的いいところをさらっていくキャラクターなのが暗黙の了解。

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2012年09月28日

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一穂さんらしい雰囲気。高校生→社会人再会物。受け後輩がゲイで、先輩は当時ノンケという…これも一穂さんの定番?(まだたいして読んでいない)が、終始淡々とした感じ。読後はほんわかいい気分。

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2012年03月01日

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一穂さん、2作目。
読み応えあるなー

先日読んだのよりBLらしかった。
でも、前の方がかろやかさがあったかな
(内容的に軽い・・という意味ではなく)

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2011年08月12日

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もう少し高校時代を堪能したいところで、突然大人に。香港行ったことある人なら、楽しめそうな内容がいっぱい詰まってます。行ったことないし、知識もないと、ちょっと文章だけでは想像を補えなくて読むのが面倒だったけど、内容は高校時代と大人になってからのギャップ萌えで、楽しめました。

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2020年09月03日

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ざっくり斜め読み。

他の方のレビューで香港蘊蓄が多い、というのを拝見していましたが、確かに多い。再会したての二人の会話がほとんど香港の説明でしかない^_^;
ので、そのへんはさらっと流して読みました。


佐伯さん…先にoff you go読んでいたので、圭輔の若さや勢いに嫉妬する佐伯さんが切なかったです。
一束くんが居るときに、静、と呼んでしまうシーンも。
たぶん佐伯さんも、ハイヒールシャンパンのときから一束くんのこと好きだったと思うよ。


って、これ一束と圭輔の話なのに、なんか佐伯さんに色々持ってかれた感じw
ホントに斜め読みなので、またしっかり読み直したいと思います。

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2013年08月02日

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ネタバレ

高校生編と社会人編の二部構成になっています。
舞台は日本と香港で、帰国子女の繊細ネガ受と、ノンケな
明朗攻という、一穂さんお得意のパターン。

もうこの作家さんの持ち味だというのは分かっているのですが、
蘊蓄が凄すぎて話に集中できませんでした……。
広東語に日本語訳までつけてくれちゃってたりしますが、中文
いる……?って思ってしまうのです。多くの作家さんがとる手法
ですが、中文は『』書きで区別でいいじゃん、と思ってしまった。

展開は相変わらず淡々としてて静謐な空気が漂ってます。
読み物としては観光ガイドのようで、まぁ普通に楽しめました。
あ。レーターさんがもの凄くいい味だしてたと思います。

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2013年04月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

舞台は香港です。先日読んだ『Off you go』はこれのスピンオフなんだね。。そっちのが、好きだな、個人的には。たぶん単純に好みの問題で。ひたむきに真っ直ぐに愛を乞うさわやかな攻とちょっと難しい、欲しがらない子の受。どっちもあんまり興味ないなぁ・・・微妙に。逆に佐伯密と一束の組み合わせの方が、興味がわいた。似たもの同士なんだろうな~と。その後の『Off you go』で密の隠された心の内を知ってしまっているので、そっちのが余計せつない感じがする。

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2012年05月18日

Posted by ブクログ

歌や本etc、 既存のイメージを利用しすぎる作家さんとの辛口評がありますが、一束が圭輔を案内する場所は 映画『慕情』を思いおこさせ、わくわく感ドキドキ感が増し、しだいに不安も大きくなっていく。
そして事件! 心臓バクバクしました。

蘊蓄? 知らないと損なのか、他人の作品のイメージを利用して伏線を張ったり補足するのはずるいのか。

香港が舞台の再会物…と言うより…健康で爽やかで 「いい人すぎる」先輩圭輔 VS 病弱だったらしい「人の悪い」上司佐伯。
圭輔が来なかったら 関係はあっさり終わっていたはず。一束とはお互い『自分が思っているより好きだった』ようだが。
一穂先生で、一番好きだった。スピンオフ『off you go』を読むまでは。

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2013年07月23日

Posted by ブクログ

この方の本を読むのは2冊目、3冊目かな?くらいなんですが
小さな、でもぐっさりと抉ってくるような偏見(意見)が
表現されてるな~と。
終わりは割りとすっきり終るんだけど
なんかが残って行くと云うか。

香港の情景が、下町目線で描かれてるのは面白かった。
九龍ってクーロンじゃないんやね~。笑

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2011年07月23日

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