感情タグBEST3
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井上靖は日本文学の代表とひとりごちた。
渡海上人の様々なパターンが金光坊を通して綴られ、各人の表情が、シャープに読者の心を抉る。
個人的には、小磐梯が心に残る。吉村昭に通じているドキュメンタリーながら、民俗的な風景と慕情が、読後の印象を最も強めている。
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人生と死に向き合う作品9編。掲題は、既に海に流され死ぬ運命を認めながら、恐怖と葛藤にもがく僧の話。著者の筆力の凄さを感じる。2018.1.13
Posted by ブクログ
表題作を読みたくて購入。表題作以外は1作を除いて現代小説でしかも全く面白くない。
表題作はまずまず。最も終わり方をもう少し工夫出来ないものか。それともこれは史実なのか。
もう一つの歴史小説は磐梯山の噴火。凄まじい出来事のようだが、小説は今ひとつ。