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シャーロックホームズの"短編"シリーズ第1作
「シャーロックホームズを読んでみたい」と思った人にまずオススメしたい1冊
ホームズの元へ持ち込まれる様々な事件を、相棒ワトソンと共に解決していく短編小説
短めの1話読切形式の話なので非常に読みやすいし、その1話1話が全ておもしろく、読み応えがある
最初の話で早速、初めて読む人にとっては良い意味での裏切りがありこのシリーズの面白さにのめり込めた
ミステリー、海外小説どちらもそんなに手を出して来なかった人にこそ勧めたい、出会いの1作
新しい世界が広がること間違い無しの傑作
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NHKの『100分で名著』をみて、小学生以来の再読。当時のイギリスの時代背景を理解して読むと面白さが増しますね。謎解きだけではなく、キャラクターの魅力や人間社会の奇妙さが浮かび上がってきて短いストーリーでも満足感が高い。世界で愛され続けるのも頷けます。引き続きシリーズをいろいろ読んでみたいです。
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僕の演繹的推理でわかったことが一つだけある。
ホームズは童貞だと言うことだ。
だってこんなに推理するやつEDにきまってる。
陰茎に血液が回りにくいんだよ。
脳ばっかに血がいっちゃってさ。
かわいそうに
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赤毛組合、唇のねじれた男などが特に好きでした。
シャーロックホームズの小説は初めて読みましたが、とても面白かったので他の作品も近いうちに読んでみたいです。
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シャーロック・ホームズシリーズは初めて読んだ。1800年代のイギリスの作品なのにも関わらず、ホームズの魅力的なキャラクターや、その活躍を語るワトスン(この本ではそう書かれている)もまた魅力的だった。読み慣れるのに時間が掛かるかもしれない。
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この本を読むだけでも、今現在世の中にある推理モノの元ネタがシャーロックホームズから来ているのがわかる。
読んだことないけど事件の流れや結果は知ってるなあ…みたいなものが結構あった。まあお話が有名ってのもあるけど…!
でも何回読んでも面白いし改めて気付いたりする所があるからすごいよね〜。
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言わずと知れた推理小説の古典中の古典です。
推理小説が好きな人なら誰でも一度は読んだことがあるでしょう。御多分に洩れず、僕も子供の頃に何度も読みました。
犯人もトリックもわかっている推理小説を大人になってから再読しても楽しめるのは、本書が小説としても面白いからでしょう。
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今読んでも、ほんとうに傑作ぞろいのすばらしい短編集。とくに赤毛組合は、みごとですわ~。
これ、「ストランド誌」に掲載されていた当時の熱狂を想像すると、ちょっとテンションあがる。しかもドイルはものすごい速筆だったらしく、こんな完成度の高い短編をほんの2週間かそこらで書いていたらしいんですよね(というのは、ほかの本で読んだ。)
子どものころポプラ社版のホームズを片っ端から読んでいた記憶はあるものの、ちゃんと発表順にしらみつぶしに読んだわけではないので、この機会にちゃんとぜんぶ読んでみようと思います。つぎは「帰還」かな?(ちがった。回想だ。)
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ボヘミアの醜聞を読んで、あの女性に敗れたシャーロック
ここから始まったのかと感動!
あの女性との戦いは映画とかでよく描かれていたけど、本ではどんな風になっているのかは知らなかったので読めてよかった
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観察と推理というやりかたをするホームズが携わった事件をワトスンが記録した、という形式の作品です。“日常的な謎を扱っている作品が多い(p519)”です。
『ボヘミアの醜聞』
ボヘミア王家を揺るがした一大スキャンダルをホームズが解決しようとするのですが、ホームズが“あの女性”の機知の前に破れ去ります。まさかホームズが負けるとは、意外でした。
『赤毛組合』
赤毛の男子ならばちょっとした仕事で週給四ポンドもらえるという“赤毛組合”、質屋の店主に勧める店員、最初からとにかく怪しいです。奇妙で、重大な事件でした。
『花婿の正体』
結婚式当日に消えてしまった花婿は、血も涙もない悪党でした。こういった悪党は、許せません。
『ボスコム谷の惨劇』
マッカーシーという男が殺されます。状況証拠から、ワトスンやレストレード警部は犯人はその息子だと考えてしまいますが、ホームズは違いました。
『五つのオレンジの種』
五つのオレンジの種をK・K・Kから送られた伯父、父が次々と殺されます。自分のもとにも種が届いたジョンは、ホームズに相談に来ます。ホームズは犯人を見つけ、報復も仕掛けたのですが、謎が残ってしまい、もやもやする事件でした。
『くちびるのねじれた男』
ネヴィル・シンクレア氏がいなくなり、シンクレア氏が最後に目撃された部屋にいた物乞いヒュー・ブーンが捕らえられます。単純そうに見えながら、難問をつきつけてくる事件でした。
『青い柘榴石』
使丁(コミツシヨネア)が街で手に入れた鵞鳥の餌袋から、青い柘榴石(ブルー・カーバンクル)が出てきます。神々しい宝石だからこそ、犯罪の核心にも標的にもなるのです。
クリスマスーひとを許す季節のため特に、ホームズの優しさが見えました。
『まだらの紐』
ロイロット家の姉は、死の間際に“まだらの紐”という謎めいた言葉が叫びます。その意味とは…。
昔読んで忘れてしまった話も多いのですが、一番印象に残っていました。この事件が奇々怪々な様相を呈しているからかもしれません。
『技師の親指』
技術が親指をなくした事件です。“本来、親指のあるべき箇所には、毒々しく赤い海綿状のものが見えるだけ。(p349)”という描写には衝撃を受け、想像するだけで恐ろしく感じました。
『独身の貴族』
結婚式後の披露宴で、花嫁が消えてしまいます。不可解で奇妙な事件ですが、確かに、自然な成り行きなのかもしれません。
『緑柱石の宝冠』
民営銀行の頭取が、イギリスの高貴な方から担保として緑柱石(ベリル)の宝冠を預かりますが、その一角が盗まれてしまいます。宝冠を持って立っていた息子のアーサーが怪しまれますが、口を割ろうとしません。それには立派な理由がありました。
『橅の木屋敷の怪』
よすぎる給料を支払う家庭教師先に不安になりますが、やはり、背後には強力な動機がありました。家庭教師先のルーカッスルは恐ろしい人物でしたが、雇われたハンター嬢は独力で人生を切りひらいてきた強い女性で、惹かれました。
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今なお読み継がれる古典的名作推理。
ホームズは超人的能力によって事件を解決するのではない。そのような推理にいたった理由・根拠を全て最後には示し、決して当て推量や思い付きで推理を展開しているのではないことが分かる。毎年、夏の一冊にも選ばれるのは、ホームズ物語の中でも傑作といわれる作品が、この短編集に多く含まれているからであろう。
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面白かったー。
「The Man with the Twisted Lip :: くちびるのねじれた男」は知っていた話だったけど、
ホームズだったのか。
学研とかで読んだような微かな記憶。
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シャーロックホームズの短編集。12編載っていて読み応えがあった。ホームズを読んだのは久しぶりだったけど、推理力もそうだけど観察力が優れているんだなぁと改めて思った。
長編にも挑戦してみよう。
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数年前に新潮文庫の延原氏の訳のホームズを読んだが、今回 深町真理子の訳で新訳だったので読んだ。出だしのホームズとワトソンの会話はむずかしいことを感じるが本編のストーリーは新鮮な気持ちですらすら読めた。文章が古めかしくなく、それでいて当時のイギリスの様子や雰囲気が出ていて僕には合っていた。赤毛組合 やまだらの紐の有名作品も面白いが、緑柱石の宝冠 技師の親指がハラハラドキドキでが面白かった。推理小説というよりホームズの活劇でこの不可解な真相を解明していく読み物という感じで、犯人当てミステリーとは違う。
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面白かった!
でも1話目のボヘミアの醜聞は個人的にイマイチで読むのをやめようかと思ったけど、他の方の評価が高いので2話目以降も読んだら楽しかった、という感じ。この話はもう少し後半に出てきたら楽しめたはず。。。
1話読むのに1時間もかからないけど、ひとつひとつの内容は濃くてハラハラドキドキ楽しめます。
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内容だけは知っている有名な短編がいくつか収録されていたけれど、小説として読むのは初めてだった。おそらく本文の7分の3は台詞劇で読みやすさもあり結末が気になるドキドキ感もあり。今回は短編者だったので次は長編を読みたい!
登場人物が限られていることもあり、依頼人の話す内容に無駄な話はないんだろうってことを前提に読み進めると、話の途中でおおよその結末は想像がつくんだけど、ホームズさんが頭から終わりまでまるっと筋道立てて推理してくれるのが心地好い。
花婿の正体やくちびるのねじれた男(橅の木屋敷の怪もそうかも)なんかは、犯人のパターンは案外にも似た人物なんだけど、話の中身が全く違うのでホームズさんの筋道の立て方も違うのわけで、同パターンには見えなくなってるのかな、とか。
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初めてシャーロックホームズ。紆余曲折せずにスパッと真理にたどり着き、その後は確証を得てからの種明かしという様なストーリー展開に今のミステリー小説とは違う読みやすさを感じた。
短編集となっておりどれも面白く、自分は5つのオレンジの種が一番の推し。
コナンではシャーロックホームズはすごく崇められてるけど実際読んでみて、若干浮世離れしてるキャラクターであるなと感じた。ワトソンと同様に彼のこれからの行動や活躍に興味が湧く。ということで続編も読んでみたい。
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ミステリーの古典。クオリティは高い。意外と小粒なエピソードも多く、殺人絡みのものは少ないい。
ホームズとワトスンの信頼関係がいいですね。
五つのオレンジの種は大風呂敷を引いた割にあっけなく終わってしまい納得が行かない。まるでページがなくて打ち切りのよう。
ボヘミアの醜聞は女性にしてやられるホームズが描かれいきなり1話目でこの結末とは、と驚きました。
乗り物が馬車と鉄道というところや、ホームズが初見の依頼人を観察して推理するネタなどに時代が感じられるとともに趣きがあります。
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世界中でこれだけ人気なのもうなずける。
イメージよりホームズがおとなしげで紳士。
個人的には、宝石だの王様だの、ちょっとファンタジックなところが好き。
ボヘミアの醜聞
赤毛組合
花婿の正体
ボスコム谷の惨劇
五つのオレンジの種
くちびるのねじれた男
青い柘榴石
まだらの紐
技師の親指
独身の貴族
緑柱石の宝冠
橅の木屋敷の怪
個人的にはまだらや橅の木みたいな怪奇趣味のが好き。
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再読。
阿部知二翻訳、1960年初版、この本は1975年44版。
昔の文庫本って字が細かい。
今の世でも「赤毛連盟」「まだらの紐」は傑作だと思う。
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小学生の頃、『まだらの紐』を読み、とても怖かった記憶があります。
所々にある挿絵が不気味。
今思えば、シャーロックホームズは、私の男性観に影響を与えてたなって。
思慮深い人には憧れがちです。
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5年ほど前に購入して積ん読状態だった文庫本だが,明智小五郎のシリーズを読んで,ホームズも読みたくなった。12話の短編が収録されており,一気に読むにはストーリーは単調に思えて途中で疲れてしまい,休み休み読むことに。それでも,小学生の頃に子ども向けの翻訳を読んだりして,その内容や結末は概ね分かっていても,ホームズの謎解きは楽しめた。
19世紀イギリスと現代日本とでは科学技術だけではなく社会の制度も違っており,ホームズと同じ推論は今ではできない部分もあるが,見るだけじゃなくて観察することが必要というのは,現代でも通用する考え方だと思う。
なかなかシリーズのを続巻を書店で見つけられないが,見つけたら購入して同じシリーズで続きを読みたい。
Posted by ブクログ
再読。創元版。「ボヘミアの醜聞」「赤毛組合」「花婿の正体」「ボスコム谷の惨劇」「五つのオレンジの種」「唇の捻れた男」「青い柘榴石」「まだらの紐」「技師の親指」「独身の貴族」「緑柱石の宝冠」「撫の木屋敷の怪」有名タイトル詰めな巻。
Posted by ブクログ
赤髪連盟、まだらの紐とかはミステリに興味なくても名前だけは聞いたことがあるんじゃないかと思うほど有名な作品。
ただ読んでなくても大抵のストーリーを知ってしまっていたので新鮮味がなかったのが残念。もっと早く読んでいればなぁ。