【感想・ネタバレ】新・人間革命7のレビュー

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Posted by ブクログ

キューバ危機
ー緊迫した状況の中でのアメリカ首脳の競技は、激しく意見が対立し、意見が紛糾した。怒りが爆発し、感情的なぶつかり合いも起こった。冷静を求められれる指導的立場の人間であっても、恐怖と緊張が極限に達すると、自勢力を失い、安易な道を選択したり、戦争という誘惑に負けてしまうことがあるものだ。それは”恐怖の均衡”が戦争を抑止するといういわゆる核抑止論が、いかに根拠薄弱なものであるかを示して余りある。ー

ーいかに文明が進歩しようとも、いかに時代が変わろうとも、最後に問われるのは「人間」自身である。人間の決断が、自らの運命を、そして世界の運命を決定づけていく。”キューバ危機”は改めてこの当たり前のことを実感させたといえまいか。ー

米物理化学しゃライナス・ポーリング博士
ー「世界には軍事力や核爆弾という悪の力よりも更に偉大な力がある。善の力、道徳や、ヒューマニズムの力である」(『ノー・モア・ウォー』)ー

ー仏法者の平和への戦いは、強盛な祈りから始まる。そして祈りは決意となり、智恵をわかせ、勇敢なる信念の行動となる。ー

ー仏法は、一切衆生が皆、仏であると教えている。万人に仏性があり、自分も相手も仏の生命を具えていると説く、仏法の生命哲学こそ、人間の尊厳を裏付ける大思想です。その教えが流布されるならば、必ずや、戦争を防ぐ最大の力となります。ー

ーこのころ山本伸一の身辺はにわかに慌しくなっていた。”キューバ危機”を経て間もなく、アメリカのケネディ大統領から、会見を申し込まれたのである。ある著名な民間人が伸一を訪ね、ケネディとの会見の意向を打診したのだ。ー

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2017年06月18日

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