【感想・ネタバレ】ワタシは最高にツイているのレビュー

あらすじ

盆栽のように眉毛を育毛。大嫌いな恐怖映画「エクソシスト」に感動。警察の陰謀に違いない免許証のショボい写真。フィンランドのファームでアウェイの焚き火。両親との中国旅行で「小津る」。モノを処分しまくるなまはげ式整理術。地味犬「とび」と散歩するささやかな幸せ……。大殺界の三年間に書きためた、どうにも笑えて味わい深いエッセイ集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

小林聡美のエッセイ。
人柄の良さが感じられ、また一人突っ込み(?)も多く、メチャクチャ面白かった。通勤電車の中で読みながら、思わず笑ってしまった。

フィンランドに行きたくなった。

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2021年11月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2004年から3年間の小林聡美のエッセイ集。力の抜け方が絶妙。
もともと女優としてかなり好きな方なのだが、文章を読むのは初めて。
読んでみると、三谷幸喜の文章より肩肘が張ってなくて読みやすい。
このふたりは2011年に離婚していて、2014年には三谷の方に初めてのお子さんが生まれている。
そういう背景を知った上で読むとなんとも切ない部分もあるのだが、それはまぁ仕方ない。
間違いなく言えるとすれば、この文章を書く小林聡美はステキだし、魅力的だということである。
三谷のエッセイも好きで読んでいるのだが、そこでは小林からネタにしないでということを言われたということが書いてあった。
それが離婚の理由、というわけでもないのだろうが、日常生活で起こった面白いエピソードを書くエッセイというものは、自分の生活を切り売りしているような面もある。とか言いながら、小林もたまにオットのことも書いてるがな、と思う。どっちもどっちである。

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2015年02月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

例によって例のごとく、部屋の狭さとの関係もあり、単行本を手放してしまったので、文庫版を待ち改めて購入。

単行本を読んだ時は「落ち着いてしまって、前より勢いにかけるかなあ…?」なんて思いましたが、今回はそれが逆によかったり。
読む年齢が違うと、同じ本でも感想が違う、というのは本当ですね。それがたとえエッセイでも。

ワタシも最近園芸に興味を持ち始めているので、小林さんの園芸魂は共感できたなぁ。
これも、年をとったということかしらね…。

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2012年05月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

舞台や映画で活躍されている小林聡美さんのエッセイ集。

幅広いお仕事をされているだけあって一般人からみると旅することも多く、羨ましいような生活なのだが、感覚的にいうと普通の主婦に近いので作者をとても身近に感じる。

TVや映画に映るときに照明さんが光をぴっかぴかにあてて美しく撮ってくれるのに「お手間をとらせて申し訳ない」という感覚、家の中に増え続けるものを冷静に見てなんとかせねばと思う感覚、滝川クリステルのショートヘアを真似て髪をきるが、クリステル自身は実はセミロングで、それをひっつめてショートに見せているのだと知り愕然とするところ、また、生活自体がお手本になるターシャ・テューダーのDVDを見てその気になり突然園芸に目覚めるあたり、飾り気のない人柄なのだろう、クスッと笑えるように書いてある。

同時代を生きている作者(たぶん年齢が近いはず)たくさんの共感をもった。国内外をいっぱい旅して、どこにも行けない(行かない?)私の代わりにその体験をもっと共有させてください。

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2015年10月06日

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