【感想・ネタバレ】旅に出よう 世界にはいろんな生き方があふれてるのレビュー

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Posted by ブクログ

伝える仕事っていいなあ。著者の試行錯誤しながらも力強く真摯に世界を歩く様に、背中を押される。旅に出たくてしょうがなくなる!

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2012年05月24日

Posted by ブクログ

中高生向けの本らしく、読みやすい。内容もスッと入ってくる。すごく旅に出たくなる。

今の自分が、世界レベルで見るとすごく幸せなほうだって頭では理解してるけど、今の当たり前が当たり前すぎて、あまり実感がない。
けどこの本を読んで、それを再認識した。

離れた場所に家族がいて、帰る場所があって、食料が手に入って。
それがいかに幸福なことか。

これまで出会った人々、今も連絡を取ってる人、連絡を取らなくなった人、行方が不明な人、そしてこれから出会う人々。
そういったことを感じさせてくれる。

何気なく借りた本だけど、読むことができてよかった。


そして高度な生活レベルにどっぷり浸かってる自分は今、携帯電話を無くしていてとても不便です。

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2010年12月31日

Posted by ブクログ

無数のつながりをつくり続け、無限の網の目出てきているこの世界。この世界の新しい点を見つけるのが旅なのかも知れない。

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2022年05月13日

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自ら旅暮らしを選んだ近藤さんご夫妻と「帰る場所」から遠く離れた人々との出会いが感慨深い。
イランとスイスの章が特に印象に残った。

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2012年06月11日

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5年余りにわたって夫婦で世界を旅した著者が出会った各地の人々の生き様が心に残る。世界は、広く深い。異なるものに触れて幅を広げたい。

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2010年07月24日

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昨年末に知りとても興味を持った近藤雄生さんの本。私にとって2作品目。この本は、中高生ぐらいを対象に書かれているが、作者夫婦がどのような旅をしてきたか、またどんな人と出会ったかがよくわかっておもしろい。この作者の本は、もっと読んでいきたいと思う。

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2023年02月15日

Posted by ブクログ

子ども向けに書かれてる本(岩波ジュニア文庫)だけあって、子どもに語り掛けるような優しい口調(文調?)の本でした。
作者は5年間、ライターの仕事をしながら、奥さんと世界を旅して回ったそうです。

”世界各国でいろんな人がさまざまな生き方をしているのを知ると、日本で私たちが考えている「普通の生き方」というのが、じつは全く標準的でもなんでもないことに気づかされると思います。そしてみなさんには枠組みにとらわれない自由な発想で、自分自身の生き方を作っていってもらえたらと願っています。”

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2021年08月31日

Posted by ブクログ

世界を各国の文化に触れる旅がしてみたい。自由気ままにのんびりと。今の生活に不満はないけれど、一度やってみたいことである。

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2020年05月12日

Posted by ブクログ

「世界にはいろんな生き方があふれている」
私が近頃実感することだったので、本当にその通りだな…と。
世間の大多数の人、みんなの意見、「こうした方がいい」「ふつうはこうだよ」という言葉。
でも、その私たちが「当たり前」だと思っている「ふつう」って?実は一歩世界に飛び出してみると、私たちが「当たり前」と思っていた世界って、むしろ非常識だったりする。
私たちはみな、世間の常識に振り回されたり、後ろ指さされたりすることもあるけれど。でも、一度きりの人生。いろんな生き方があって当然だ。
旅をすることは、そういった私たちの「当たり前」を崩して、世界を広くしてくれる。

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2014年08月17日

Posted by ブクログ

最近の若者たちは 海外に行くということが
あまりなくなってきているという。
インターネットで ある程度の情報がわかり
ヴァーチャルな旅行で 満足してしまうそうだ。

実際旅行をしてみると
インターネットでは 得られない さまざまなことに出会う。
旅行をしてみるならば、
これくらいのスケールで 旅行するのも楽しいだろう。

近藤雄生はいう
『世界にはいろんな生き方があふれている』
と確かにそうだ。

近藤雄生は 旅先で いろんなヒトの生き方から
何かを学び取ろうとする。
西オーストラリアの バーバンクでは
イルカのボランティアをしている
ジンバブエから来た白人から
自分の国に 安心して住むことができることの
意味を問う。

また 自分で小さな国を作ってしまったヒトを通じて
国とは何かを考える。

インドネシアの海に面した村では
生きているものを得ることによってしか生きられない
現実を突きつけられる。

『象牙を持った水牛のような大きなクジラよ
一緒に村に帰ろう。
我らに食を与えてくれ、村に食べ物を与えてくれ』
(「クジラと生きる」)

ビルマに侵攻した 日本の軍人が戦争を終わっても そのまま
現地のヒトと同じような生活をしている姿を見ながら
日本人とは何かを考える。

昆明の 路上で 二胡を引いている 老人が
ヒトを殺して逃げている息子を求めていることから
国を超えて 親とは何かを考えさせる。

腕一本で 武道家として 生きる日本人から
本当に闘うこととは何かをかんがえる。

スイスで 亡命している 18歳のチベット人の
スイスの豊かさと チベットでの不自由でありながら
自分の故郷を思い、スイスで
ウソをついて生きている悲しさをつく。

人々は 何を思って 生きているのか
旅をしながら それにぶつかり
自分の問題として考えていく姿は 今の若者たちにも
つたえたい 旅の姿の醍醐味である。
よくねられた 楽しい旅行記で
説教がましくないところがいい。  

近藤雄生の言葉の中で
『最近の日本では、とにかく少しでも危険なものは
なくしていこうという傾向を感じるけれど、
実際にするべきなのは、危険なものを
すべて取り除くことではなく 危険があることを認識して
それをどうやって避けていくかを
自ら学んでいくことのはずなのです。』

たしかに 日本では 守られすぎている。
コミュニケーションができないという言葉の壁もない。
危険 を恐れていては 人生を楽しむことは
できないのだろうね。

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2013年04月05日

Posted by ブクログ

世界中のほとんどが親切!!って本当に思えた。危険なこともあるけど、先入観を持たず、いろんなことを体験してみたい。帰る故郷があるって最高なこと!!

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2011年10月16日

Posted by ブクログ

旅の本は必ず自分の知らない世界を教えてくれる。

この一冊も例外ではありませんでした!

自分はまだ世界各地を旅したことはないけれど、いつも旅の本には感化されます♪

ありのままであることしか出来ない旅をまたしたいなと思える一冊です(^^)

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2011年08月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『遊牧夫婦』と同様、移動と定住を繰り返し、夫婦で5年半旅をしたことが書かれている。この本のターゲットは中学生くらいらしく、子どもにもわかり易く書かれており、これからの未来を担う次世代へのメッセージとして書かれているようだ。著者が旅先で出会いや取材から話を広げて、世界のさまざまな問題に触れている。若年層がこういった問題を考えるきっかけになるんだろうと思う。またそれとは別の文脈で、旅には色んな出会いがあり、発見があり、とてもおもしろいよ。視野を広げるために旅をするのは良いよ。というメッセージも込められているようだ。
子ども向けの本ではあるけど、大人が読んでも十分読み応えがあり、楽しめる内容になっている。

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2020年01月04日

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世界を旅していろんな生き方があることを知る。これは良書。自分で国を作ってしまったハットリバー公国のおじいちゃんが素敵すぎる!

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2010年08月18日

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20代の後半から30代の前半の5年以上、筆者は奥様と2人で、世界中を旅する。本書は、その旅の中で出会った印象深い人たちや出来事などを紹介した旅行記。
岩波ジュニア新書の一冊なので、想定している読者は中学生とか、せいぜい高校生なのだろう。「世界にはいろんな生き方があふれている」という副題の通り、色んな国の色んな人の色んな人生が紹介されている。それは、日本にいたのでは知り得ないものであり、また、旅をし、実際にその人に出会ったから書ける類のものである。中学生や高校生の頃にこの本を読んでいたら、相当に刺激を受けただろうし、いつか世界中を旅したいと思っただろう。
私自身は、ものすごく多いということではないと思うが、世界中の35カ国くらいを旅行、あるいは、仕事で訪れている。ただ中学生や高校生の頃に読んでいれば、もっと積極的に旅をしていたのではないかと思う。ちょっと読むのが遅かった。

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2020年10月17日

Posted by ブクログ

旅が進むにつれて著者の心境や洞察力が深まっていくさまが非常に興味深い一冊。ヤマザキマリさんの旅ほどの劇烈さはないので、彼女の本を読んだ後では少しもの足らない感触もある。しかし、旅の中の日常あるいは日常の中の旅、という境地に達して終わる流れは悪くないと思う。

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2019年05月10日

Posted by ブクログ

「遊牧夫婦」で書かれた数年間に及ぶ旅の模様が、ジュニア向けに語られている(こちらの出版の方が先だったらしいが)。当然かもしれないが、オトナには「遊牧夫婦」の方が面白い。旅を共にする妻モトコさんとの山あり谷ありのお話とかはここにはないものね。

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2013年07月08日

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