【感想・ネタバレ】放射線のひみつ : 正しく理解し、この時代を生き延びるための30の解説のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2016年02月08日

なんとなく怖い存在でしかないイメージをすこし具体化できる本である。安易な内容なので小学生から大人まで楽しめられる。

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Posted by ブクログ 2012年04月08日

人体への影響を考える場合、100mSvが一つの目安。100mSvの方線を受けた場合、がんで死亡するリスクは最大に見積もって0・5%,程度。

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Posted by ブクログ 2012年01月06日

とてもよい本。僕を含む「ベクレル」と「シーベルト」の違いも分からない人は全員読んだ方がいい。専門用語の基礎がわかりやすく書かれていて、今後とも辞書として使えます。がんの放射線治療のコンセプトについて知ることができたのも棚ぼた。

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Posted by ブクログ 2011年12月25日

放射線が人体に与える影響について
極めて分かりやすく書いてある良書。

放射能パニックになっている人は必読。

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Posted by ブクログ 2011年08月22日

さっと読めて、分かりやすかった。
全く知識がないと過剰に心配して、何を信じていいのか分からなくなる。
ほんと正しく怖がることが大切だ。

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Posted by ブクログ 2011年07月03日

初心者向けにわかりやすく書かれている入門書です。値段も安いので、高校生や中学生に読んでいただきたいと思います。

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Posted by ブクログ 2011年06月19日

放射線に関する基礎知識が分かりやすく説明されている。
年間100ミリシーベルト以下の被曝では明らかながんの発生確率の増加は見受けられない。
がんになるリスクだけ考えるなら運動不足や野菜不足の方がよっぽど危ない。
我々は自然界から年間2.4ミリシーベルトの放射線を受けている。
妊娠前の女性の被曝の影響...続きを読むが胎児に及ぶことはない。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年06月09日

放射線についての本。「放射線」、「放射能」、「放射性物質」、「シーベルト」、「ベクレル」など基本用語を説明し、図解もあって分かりやすい。今、原発がどれほど人体に影響があるのか結構理解することができたと思う。

こういった本で専門的な知識を知り、原発関連の情報をちゃんと理解することで、情報に惑わされな...続きを読むいで行動することが大事だと思う。

良書だと思います。

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Posted by ブクログ 2022年01月28日

数字と化学、理系そのものが苦手な自分にもわかりやすい言葉で放射線とはなにか、を説明している。同じ地球上であっても、地域による自然被曝が違うこと、甲状腺がんの基礎知識にへ〜とうなることが多かった。

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Posted by ブクログ 2021年03月28日

科学的な説明を極力省き、身近なものによる例示を多用して説明がなされています。

ニュースや記事で目にする放射線に関する用語や概念、単位について多く取り上げており、そのリスクについて明確な根拠をもって基準が設定されている旨が示されています。今回の原発事故に対するリスク、それに対する対応についての誤解が...続きを読む解け、理解が深まりました。

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Posted by ブクログ 2015年04月12日

放射線について、正しく教える一冊

でも、巷にはいろいろな情報があふれ、何が正しいのか正直わからない。
正しく怖がることが必要なのはわかりつつ、「正しい」ことがなんなのか、引き続き学んで行きたい。

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Posted by ブクログ 2011年10月13日

平易な文章で放射線について解説した本。

覆水盆に返らずといいます。
「正しく知ること」が重要でしょう。
その意味では算数さえできれば理解できる本書は国民必読とさえ言えるのかもしれません。

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Posted by ブクログ 2011年09月17日

寄藤文平の絵+今話題の放射能(線)という組み合わせだったので読んでみた。
放射能について知らない人たちに少しでも理解してもらおうという姿勢が伝わってくるもので、なかなか良い読み物だと思う。
危険厨安全厨と煽りあうネットの世界で情報を得るよりこちらを読むのが良いのかも…。

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Posted by ブクログ 2011年08月22日

化学的素養に乏しいというか貧しいというか、100%文系の人にも、よくわかる国語で書かれています。
筆致は常に冷静。医学や物理学をかじった人にはもの足りないでしょうが、放射能と放射線が同じようなものに思える人にぴったり。つまり私向けの本でした。

煽情的に的にならず、被曝と被爆の違いから説き起こしてく...続きを読むれる親切な本。喩えが分かりやすいのも◎。
なにしろ落ちついて、現状の危険性(と安全性)を考え、正しく恐れたいものです。

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Posted by ブクログ 2011年06月17日

放射線についての基本的な知識と概念について中学生位でも判り易く説明した本。

あの事件から日本人はヤケに放射線について詳しくなった。
でも、その詳しくなった知識の中には嘘や勘違いも多分に含まれているハズです。

本書は、放射線治療の専門家である著者が「正しく基本的な」放射線の知識を纏めて大抵の人に理...続きを読む解できるようにマトめた内容です。

確かに嘘や勘違いの修正には役立ちましたが、本書の内容は「基本的」でもあるので、基本的にニュースやインターネットで大抵の人は知っているような内容が殆どです。

そう言った意味では、新しい知識を期待するのでは無くて「おさらい」程度のつもりで読むのが良いかもしれません。
2-3時間あれば読み終わります(値段も安いです)。

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Posted by ブクログ 2011年06月16日

放射線の影響について、イメージ図や例え話をふんだんに使って説明されています。書かれたのが5月10日現在なので、かなり最近の事情まで触れられています。

この本がもっと多くの人に読まれれば、放射線を正しく怖がり、
将来に向けてじっくりと考える人が増えるのではないかと思いました。
叩くのも大事ですが、何...続きを読むも進まないし、なんだか満足した気になっちゃいますしね。

あとがきを読んでいて、
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日本人男性の6割近くが、生涯に一つ以上のがんになります。しかし、私はがんになった患者さんは「格上の人間」だと思っています。今や、がんの半分以上は完治しますから、「不治の病」ではありません。しかし、いまだに「死の病」といったイメージが定着したままです。ゼロリスク社会の中で、がん患者さんだけは、「自分の死」という最大のリスクを意識せざるを得ません。
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という部分に考えさせられました。
(ここだけ引用すると、真逆の考えを持たれるかもしれませんね)

1冊1000円以下ですし、1時間程度で読めるため万人におすすめしたい良い本でした。
自分も、これくらい分かりやすく科学コミュニケーションをとっていきたい。

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Posted by ブクログ 2017年08月03日

福島第一原発事故の直後に書かれた放射線入門書。著者は、放射線医学が専門の東大教授。
放射線に対して過剰に反応するのではなく、「正しく怖れる」ことが大切だと主張している。
放射線の人体への影響という点では、この本に書かれている方向性で大体よいのではないかと思う。放射線だけにとらわれず、他の事象も含めた...続きを読む「リスク」という観点で考えることが重要だと感じた。
ちょっと説明がざっくりしすぎている気はした。

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Posted by ブクログ 2011年12月20日

 超カンタンな本。園長先生にもぜひ読んでもらいたいくらい。ミリとマイクロの違いとか,単位の話からやさしく丁寧に。放射線医としての経験上,長期間かけて低線量率被曝を受けても,体の修復機能が勝るという意見。
 結論としては,「多くの専門家が100ミリシーベルト以下であれば、発がんリスクは上がらないのでは...続きを読むないかと考えています。」p.100 かな。前提知識のない人にも,わかりやすく,この結論に至る過程がたどれるように記述してあると感じた。
 ただ,ところどころ,妙な記述も散見。例えば,放射線防護を花粉症対策のアナロジーで説明するp.70「マスクをし、窓を閉め、エアコンを止める(戸外との空気の流れを減らす)ことには、ある程度効果があるでしょう。」
 広島・長崎の被爆者データの説明で,「長崎では爆心地から100メートル地点での初期放射線量は約300グレイでしたが、原爆投下24時間後には0.01グレイまで減少したとされています。」p.96 って,初期放射線量はともかく,「0.01グレイ」って単位がおかしいよな…。
 p.125には「放射線の人体への影響を考える場合、すでにお話ししたように、積算値で年間100ミリシーベルトを基準にします。」ってあるけど,「積算値で年間100ミリシーベルト」ってどういうことだ??
 まあ細かいことはともかく,なかなかよくできた本でした。

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Posted by ブクログ 2011年11月21日

東京大学医学部附属病院放射線科准教授の中川恵一さんの本。放射線についてわかりやすく説明するということを第一目的に書かれた本。たしかにかりやすいです。ネットなどで結構調べていたので知ってた情報も多かったのですが復習にもなりました。
中川さんの主張はあまりこわがりすぎないという方向性のようで、それが10...続きを読む0mmSV以下でのがん発症率の説明やタバコや野菜嫌いな人との比較に現れていると思います。あまり不安になりたくない人には受け入れたい情報かもしれませんが、リスクをとにかく減らしたいという人にとっては受け入れがたい説明でしょう。
ネットで中川さんの評判を見ていると、案の定、御用学者のレッテルが貼られていました。この本は5月頃に刊行されたもので、原発事故は現在進行形でその後の情報もブログでフォローしていくと書かれていたのですが、7月以後更新が止まっています。ネット上での批判が原因かどうかはわかりませんが。東大病院放射線治療チームは震災初期に冷静に有効な情報を発信していたと思われるだけに残念です。
私は震災以前、原発に対して特に意識していなかったので(反省しています)まずはいろいろな立場の人の意見を聞きたいので、自由な意見交換ができなくなるような空気にはなって欲しくないなと思います。

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Posted by ブクログ 2011年11月10日

福島から避難している子供たちと出会い、福島について放射線について知りたくて読んだ。
わかりやすく書かれている。
でもやっぱり難しい。
正しく怖がらなきゃいけない。

放射線積算推定量を見て、成人についての発癌リスクは、野菜不足や塩分の取りすぎより低く、極端に恐れる必要はない場所もあるのは興味深い。
...続きを読むストレス、たばこ、運動不足や肥満の方が発癌リスクが高いこともある。

でも子供は守りたいね。

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Posted by ブクログ 2011年09月30日

放射能と放射線と放射性物質の違いがわからない人におすすめ。
つまり私。

放射線について基本的な知識がわかりやすい文章で平易に書かれています。
「よくわかってないけどなんか恐い」という人はぜひ。
つまり私。

ラストにかけての「大丈夫!これくらいだったら平気だよ!」という畳み掛けが若干気にはなりまし...続きを読むたが、良い入門書です。
「正しく怖がる」ことが、本当に大事ですね。

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Posted by ブクログ 2011年09月29日

福島第1原発の事故の影響は、単に科学・技術の問題じゃなく、政治・経済・倫理・道徳、そして感情論が入り乱れいるので、どちらかの立場に明示的に与するだけでもリスクを伴いますね。
この本は、まず5/10にあとがきが書かれているということで、そのあとの状況はフォローできてないということが前提。そのうえで、「...続きを読む放射線は危険だが、現時点で極度に忌避する必要はない」という立場。
放射線・放射能に関する基本的な知識が整理されていて、親原発・反原発に関係なく、一通りの復習になる。

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Posted by ブクログ 2013年11月24日

・「放射能、放射性物質、放射線の違い」、「シーベルトとベクレルの違い」など、基本的な疑問を平易に解説。
・放射線の影響は花粉をイメージすると分かり易い。
・年間積算量が100ミリシーベルト以下ならまず問題ないらしい。ただし、前提条件が色々あって、それぞれ結論が微妙に異なるし、結論をはっきり断言する事...続きを読むを避ける部分も多いので、余計に混乱する気もする。科学って面倒くさい。
  ・100ミリシーベルト以下なら絶対安全とは断言しない
  ・100ミリシーベルトが何年もずっと続くのはダメ。
  ・平常時の基準、1ミリシーベルトが望ましい。あくまで、原発事故などの緊急時(=短期間)には、100ミリまでOKという話。
  ・全身被ばくと局所被ばくは、ヤバさが異なる。

・確定的影響…250ミリシーベルトを超える放射線を「一度に浴びる」と白血球の減少など人体に影響が出る。
・確率的影響…「発がん」の可能性。100ミリシーベルトを超えると増す。ただし、100ミリ以下なら、確率がゼロになる訳ではない。

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