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Posted by ブクログ
<内容紹介>
『最初から、俺は身代わりだったのか? 俺は』
国文学者で大学教授だった父の葬儀の夜、医大生の大和は美しい印象的な男と出逢う。
彼は名乗ることなく、気になる言葉を残していった。
「息子さんですか、よく似てらっしゃいますね」と。
数日後、父の遺品を引き取りに行った大学で大和は思いがけず彼と再会を果たすのだが・・・
月明かりの下、ひそやかに恋が始る・・・
+―――+
Posted by ブクログ
最初から、俺は身代わりだったのか? 俺は──
父の葬儀の夜、大学生の大和は印象的な男と出逢う。彼は名乗ることなく、気になる言葉を残していった。「息子さんですか、よく似てらっしゃいますね」と。月明かりの下、ひそやかに恋が始まる……
😥???
表題作と別のお話2つ入ってます。
が…表題作が、、、解りづらい。。。
結局受けは…最初からパパじゃなくて息子が好き?だったの??いや、いやいや…パパが好きだったけど…???💦
万葉集…そっち系サッパリなんだよー💧
2作目は分かり易く良かったです◎
父親の代わりに好きになられたのかな?
亡くなった父親の原稿をとりに来て、
ハグして、キスをしてし。息子がドンドンと
助手の事を好きになる。
思いは募るばかり。
苦しいなあ。
姿の違う
先生と同じ声の男
同じ遺伝子を持った
先生のコピー
その声で
もっと
俺を呼んでくれ
「君によりにし」
大和は国文学者の父が亡くなり、遺品整理のため研究室に向かう。そこで葬儀の場に現れた美しい男性 小野寺と再会。
父の著作物をまとめるため、助手だった小野寺が大和のもとに通うようになり、少しずつ小野寺が気になっていくが・・・
木下先生の作品は、余白や余韻がだいご味だと思うので、もう少しページがあったらよかったのになと思った作品でした。
「スロウバラード」
高校時代、友人の新太からの告白を受け入れる形で体を繋げる中になった優矢は、その関係に耐えられずに別れたが、10年後友人の結婚式で再会する。
間を開けて、相手のことを想ったり想わなかったりした期間を経ての再会は盛り上がります。
Posted by ブクログ
あらすじを読んで購入。
こういう感じの話はとても好みな筈。
木下さんの著作は二度目です。
亡くなった父に想いを寄せていた人を主人公が好きになった話ですが、大和くんは一目惚れでいいんですよね?
その後、変な人、取っ付き辛いと続いていたのに、いきなり関係持ったりする所が少々早急過ぎて勿体ないような。
小野寺さんもいつから大和くんを好きになったのか分からず、題材が好きなだけに惜しい!
あと、この「梓弓」の歌、誤字な上に解釈間違ってませんか?
これだと、小野寺さんは今でも先生が好きって亊になってしまいますが。
それとも大和くんの心情?う、うーん??
もう一作は、元恋人(?)と再会する話。
内容的にはこちらの方が好みでした。
ただ、このラストだとまとまったのかよく分からなくて、あともう一歩欲しかったなあと。
また同じ事繰り返しそうな二人ですよね。見ていて、危なっかしいです。
どちらも好みなだけに、色々惜しい作品でした。
Posted by ブクログ
やっぱり、この人の描く世界観が好きです。
切ない系というかふんわり系というか・・・絵と同じくらい優しい話が紡がれていて、読んでる自分が優しくなってるような気がします(そりゃ錯覚だw)
ギラギラした話も嫌いじゃないんですが(むしろ好物だとは思うwwwww)
Posted by ブクログ
父親と同じ声の息子に欲情する小野寺はびっちの気あり(笑)。無自覚だからねぇ(笑)。木下さんの思いがけない人に思いがけずキスされて、瞬間的に欲望が生まれる場面が…たまらなく好き…❤
Posted by ブクログ
「君によりにし」
小野寺さんとお父さんの関係とか。
小野寺さんの大和に対する気持ちとか。
2回分では語りつくせてないのでは。
もう少し深いところまで描いて欲しかった感じです。
「スロウバラード」
KISS BLUEと同じ設定ですね。
友達同士のせつない関係。
お前が幸せならいいって言ってましたね。
ディアプラス連載の
ドントクライベイビィの室井さんも
元彼の幸せを祈ってしまうんだ
って言ってました。
ほんとうに好きになったらその人の幸せを
祈らずにはいられない。
木下さんの物語に出てくるひとはみんないい人ですね。
Posted by ブクログ
表題作は難しいですね。
色気はあって良いんだけど、気持ちがわかりにくかったように思います。
どちらかと言うと、もういっこの「スロウバラード」の方が好きかな・・・
Posted by ブクログ
静かなBL。
突然、大学教授の父親を亡くした大学生の大和。
そこに現れたのが、とても印象的な男・小野寺と出会う。
小野寺は、とても印象的な男で、大和には忘れがたい男になった。
彼は、父の遺稿をまとめて出版するのを手伝ってくれる、というとこで、自宅に出入りを始める。
そこで交流をするうちに、彼は父親に密かに想いを寄せていたようで……
たまらなくなって一線を越えてしまった大和だったけれど、そのまま小野寺は行方不明になってしまう。
という話でした。
テーマとしては、不器用な交流……ですかね。
基本敵にはとても静かな話で、絵の繊細さも重なって押し付けがましい印象はまったくないです。
穏やかな月の夜に始まった恋がどうやって成就するのか、しっとり読む本でした。