【感想・ネタバレ】英語達人塾 極めるための独習法指南のレビュー

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ネタバレ

とても有意義で面白かったし、いろいろなコトに対して溜飲が下がる思いもした。基本的にハウツー本は嫌いではないのだけれど、最近はホント、ロクなものがない。本書でも指摘されているように、「志の低い」「素人の我流を説いているだけ」の本が余りにも多いのだ。優れた教師と同様、優れた指南書もやはり、尊び熱愛の対象となるものであることを実感させられた。今から文房具屋に行って、単語帳と構文練習用のノートをさがそう、っと (^ー^)ノ

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2014年08月10日

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今あるもので、英語力はつけられるんだなと思った。
昔からの自分なりの勉強方法ってダメなのかな?って思ってたけど、勇気づけられた!

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2011年03月03日

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英語はどのように学ぶべきか、そして一つの語学を習得することがどれだけ大変かを説いている。基本努力の姿勢は賛同。母国語の大切さも説いている。

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2009年10月04日

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東京大学大学院教授である著者の、英語勉強法の解説書。英語を達人レベルに高めるための心構え、考え方、具体的に取り組む課題などが細かく書かれてます。
「英語が外国語である以上、日々のたゆまぬ反復練習なくして習得はありえない」「日本人にとっての英語はピアノやバレエのように何年も基礎的な訓練を積んではじめて習得できる技術」等々、英語学習のモチベーションキープの一助になる言葉が多く、勉強がマンネリ化した時に読み返すとやる気をもらえます!
ただ具体的課題がハイレベル。高校程度の英文法書の丸暗記、英書を1日平均30ページ読むetc。どちらかといえば英語中上級者向けの本です。

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2021年02月21日

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「カマラ・ハリスの英語は素晴らしい」
そう語るのを聞いてもピンとこない。

どんな単語を使い、どんな修辞を使っているのか
味わうためには、「文法を気にせず、ブロークンでもいいから英語をしゃべれ」では立ち行かない。

英語で小説を味わえるようになるために、この本で示すような勉強法にチャレンジしてみようと思う

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2020年11月15日

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2003年に書かれた本なので、古さも少し感じるが、紹介されている勉強方法は普遍的なものだと思う。
音読
素読
文法解析
辞書の活用
暗唱
多読
丸暗記
作文
をコツコツと続けるのが大事。

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2016年08月21日

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いわゆる「基礎基本」が大事だということですね。英語習得に近道はない。松本道弘先生も書いておられたが、英語「道」ということなのでしょう。

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2012年06月26日

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本気の人向けの英語独習方法。リスニングに関しては、今ではインターネットやiPhoneを活用してもっと学習しやすくなっていると思いました。齋藤先生自身も、ときには「何でこんなに一生懸命英語を勉強しているんだとう」と疑問に思うことがあるという一文が印象に残りました。

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2011年04月24日

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ネタバレ

[ 内容 ]
英語力は会話力にあらず。
文法無視で、「ペラペラ」しゃべる癖がついてしまうと、そこで学習が頭打ちになる。
何ごとも、基本をおろそかにした我流では伸びない。
本書は、日本が誇る英語達人も実践し、効果が実証されている学習法を、実例を交えて紹介するものである。

[ 目次 ]
入塾心得
音読-新渡戸稲造に学ぶ
素読-長崎通詞に学ぶ
文法解析-斎藤秀三郎に学ぶ
辞書活用法-岩崎民平に学ぶ
暗唱-幣原喜重郎と岩崎民平に学ぶ
多読-新渡戸稲造と斎藤秀三郎に学ぶ
丸暗記-西脇順三郎に学ぶ
作文-岡倉天心と西脇順三郎に学ぶ
視聴覚教材活用法〔ほか〕

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年03月30日

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「日本人が目指すべき英語のレベル」が,ハッキリと記されている.こういう示し方をしている学習本は珍しい.ある意味,目から鱗.推されている学習法は妥当.例文など,読み応えあり.

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2010年09月11日

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この本は上級者向けに書かれたものです。改めて見ると「極めるための」になっています。上級者が極めるために読む本です。

 ぼくは,中学生に英語を教えているし,中学生向けの英文法の学習書も書きました。中学英語だけをやっているうちに高校レベル以上の英語を忘れてしまいました。それで,またやり直しです。

 それで,その初級者向けの同じ著者による

これが正しい! 英語学習法 (ちくまプリマー新書 51) [新書]

 を注文しました。

 いずれにしても,安易な学習法ではなく,文法,多読など,こつこつと勉強するやり方を提唱する斎藤 兆史氏に共感しています。

 いくつか引用します。

 
英語の発音をよくするためのもっとも効果的な独習法は英文の音読である。(p16)



 ぼくは音読はいままであまり重視してきませんでした。重視しなければと思っているところです。


 どんなに時代が変わろうが,基礎的なことを何度も何度も繰り返して体のなかに練り込むという学習の基本は変わらない。その学習法の語学版が素読であり,暗唱なのである。(p34)



 素読,暗唱に関しても軽視していました。最近,般若心経を覚えました。また,百人一首を覚えています。いま30首覚えました。
 読んで覚えるってとても大切なことだと改めて感じています。
 本棚に眠っていた,岩田一男著「英語・一日一言」を引っ張り出してきました。百人一首をすべて覚えたらこれに挑戦してみよう。



高度な英語力を身につけょうと思ったら、最低でも伝統的な学校英文法をきちんと勉強しておく必要がある。(p42)



 ぼくも,これまで英文法を重視してきました。いま文法をおろそかにする人が多くなり,学校教育も文法軽視になってきているので,斎藤 兆史氏にがんばって英文法を重視する流れになって欲しい。



最近の英語教育では、学習者が文法を身につける前から文章の大意を理解する読み方を推奨する傾向にあるが、これは本末転倒もはなはだしい。文法を正確に読み解く訓練をしているうちに、しだいに文法が気にならなくなって文意がさっと頭に入るようになる。これが正しい学習の順序である。
(p49)



 多読についてはmixiでも意見交換を行いました。多読は必要ですが,やはり文法を身につける必要があると思います。


英語達人たちは、修業時代のどこかで例外なく大量の英書を読んでいる。逆に言えば、英書の多読は英語の達人になるための必須条件だと言ってもいい。達人レベルを目指さないまでも、英書の多読なくして高度な英語力の養成はあり得ない。(p88)


 同感です。一時期アガサクリスティをたくさん読みました。よかったです。「英語・一日一言」のあとは,また挑戦してみたいです。

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2009年10月04日

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昔の英語の達人と比べながら、
今は無視されつつある英語勉強を紹介していく本。
現在は暗記という事がなおざりにされているが、
この本の中で推奨されている勉強方法は基本的には暗記。
著者自らが言っている通り、英語に限らず外国語学習は
日々の地味な努力の上に成り立っている。
方法としては、英語のリズムを捉えていない場合は
名文と言われるものの暗記から始まる。
知らない単語は発音記号と意味だけならず、
用法や例文と共にノートに書き写し、オリジナルの単語帳を作って
覚えることが要求される。
リスニングやスピーキングは、聞き流しやシャドーイングなどをやりながら
時間を見つけて一人でも英語を話す訓練をすること。
基本的に正確な英文を要求するので、
記述文法ではなくて学校文法の文法書を通読することが推薦されている。
英語の力をつけるのに、最も必要と著者が述べるのは多読。
精読は英文の質にこだわり、多読はとにかくたくさん読むこと。
推薦できる文献リストも載っている。

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2009年10月04日

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ネタバレ

  『一生モノの英語力を身につけるたったひとつの学習法』で紹介されていて、5章の辞書の使い方が参考になるとのことだったのでそこまで読んだ。これ以降はハイレベルすぎて初学者の自分には役に立たない。
 本書を読んでやろうと決めたこと。
⑴手持ちの英文法書『一生モノの英文法COMPLEAT』をあと2回通読する。
⑵辞書を引くときは、わからない語は必ず辞書を引く、発音記号の確認、意味などの基本情報をノートに写す、1度ノートに書いた語もつぎに辞書を引いた時は再度ノートに書く、ノートが溜まったら読み返す——以上の作業をめんどくさがらずにやる。これによって辞書をボロボロにする。
⑶手持ちの単語帳・熟語帳を3周する。その際、発音記号を確認し音声教材を用いて発音の練習も兼ねる。もちろん例文の音読筆写を10回はする。
⑷リーディング教材としては、大学の教科書の『コミュニケーションのための大学英語入門』が音声と和訳が載っていてちょうどいいので、あと2周する。
 つぎは前掲書で紹介されていた『英語達人列伝』を読む。

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2024年03月04日

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『英語達人列伝―あっぱれ、日本人の英語』(中公新書)で英語の達人たちについてのエピソードを紹介した著者が、彼らの英語学習の方法をヒントにして、読者が高いレヴェルの英語力を身に着けるための方法を説いた指南書です。

「まえがき」には、「最終目標とする英語の習得段階は、日本人の最高レベルに設定してある」と書かれており、「ペラペラ」信仰に惑わされることなく、ほんとうの英語を身につけることが重視されています。

独自の「英語道」を提唱している松本道弘の著書ほどではありませんが、精神論に偏っているところもないとはいえません。個人的には、こうした語り口にインスパイアされるタイプということもあり、おもしろく読みましたが、読者をえらぶ本ではあるように思います。

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2018年10月01日

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前著「英語達人列伝」がおもしろかったので,英語の達人になるための実践編となる本書を読んだ.目指されているレベルは非常に高く「文化的な議論や研究発表の場でも役立つ高度な英語力」である.そのための方法は,昔からやられている勉強法を徹底的にやるというもの.この徹底的というのがまさに徹底的で,確かにこれだけのことを何年にもわたってやれば達人になれるかもしれない.なかなかみんなが実行できるわけではないけれど.英語の達人への道がいかに厳しいかを知らしめてくれる本である.

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2013年01月12日

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▼本書は『英語達人伝』でお馴染、斎藤兆史氏による英語・独習法の指南書である。まず、手にとって気が付くのは、本書が左開きであるという点(つまり、新書では珍しい横書きである)。英文が扱われているため、その方が読みやすいは読みやすい。しかし、豊富な情報量がコンパクトにまとまられているので、読み通すには根気が必要だろう。
▼内容としては、英文の「素読」が、特にその独習法の中心に推されている。意味が分からなくとも(名)英文を口に出して読んでみる――「暗唱」なんて非・生産的、と、長らく毛嫌ってきた自分ではあったが、シャドーイングのできなささを実感した今なら、その有用性も身にしみる。確かに、多読も含め“英語らしさ”は、多く触れることでしか身につかないのだと思う。
▼もっとも、「本気で使えば辞書はすり減る」とか、「覚えた単語帳は破って捨てる」とか、地道な作業がいつかは花開くのだ、と思えた半面、発音記号なんて見たところで(十分には)分からないし、実際にしゃべって、ネイティヴに直してもらった方が効率がいいんじゃないか、と感じた場面があったのも事実である。
▼そういった意味では、今やっている英語独習法が正しいのか――と真剣に悩んでいる人には本書を勧めるが、とりあえず「英語頑張ろう」くらいの気持ちの人には、もっととっつきやすい本を勧めたい。ただし、「日本語がまともにできないのに(日本人が)英語を習得できるようになるはずがない」という、筆者の言葉は、現代日本人への訓戒であるようにも思えてならない。

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2012年02月04日

Posted by ブクログ

この手の本にはどうしても「決め付け」が多くなるので、そこらへんは読み飛ばしつつ、役に立ちそうな辺りを拾い読み。
まあ語学は学習に掛けた時間次第だよね、ってたしかに思います。

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2009年10月07日

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