【感想・ネタバレ】会社を辞めるのは、「あと1年待ちなさい」!続職のススメのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

1.続職という選択肢
・1年後の今日、結論を出す!
・会社を辞めるのは目的ではなく手段
・「自分がどうなりたいか?」という自分軸を持ち、「やりたくないこと」を紙に書きだす

2.現在の立場を再認識(会社員の間にできること)
・「have to」ではなく「want to」で行動したほうが身につくものが多い
・営業や宣伝の人が、郵便の封入れやのりづけ作業が事務員より速い→雑用に時間を取られていたら、必要な仕事ができないという意識を持っているから、自然と身につけようとする
・会社にいる間に、他人にはない強みを身に着け、それをうまくアピールすることで人から必要とされる=自分ブランドの確立

3.1年後に向かって続ける実行力(時間の重要性)
・英語で日常会話を習得するには5年かかる。ビジネスで英語を使うだけなら半年で何とかなる。
例:急成長した受験勉強
・カレンダーに記録
・周りに宣言

4.お金と時間の使い方の改善
・残業より前業(朝を活用)

5.仕事の「仕組み」を作る
・「何ができたか」より「何をやったか」
営業職なら、契約数や売上金額よりも、訪問数や交換した名刺の数を意識してこちらを高めるように働く→やがて結果に結びつく
・スキルは並行してではなく順番に身に着ける

6.足りないスキルを身につける
・時には会話力より文章力
・未経験の仕事に積極的にチャレンジ
←学校で学んだことより現場で実践の方が重視される
・社内人脈

7.秘められた可能性を引き出す
・ゼロから身につけられるスキルは1年で2つが基本
やみくもに手を付けたらどれも実現しないまま終わる
・健康
・本を買う

<参考文献>
・ドラッカー『マネジメント』
・『さあ才能に目覚めよう』
・カーネギー『人を動かす』
・『夢をかなえるゾウ』
・ジェームズアレン『原因と結果の法則』
・千田琢哉『伸びる30代は20代の頃より叱られる』
・大前研一+柳井正『この国を出よ』
・『28歳からのリアル』
・中島孝志『20代に必ずやっておくべきこと』
・松下幸之助『道をひらく』

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2016年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

行動科学マネジメントの専門家で、「続ける技術」でおなじみの石田淳さんの本。

僕は近いうちに次のステージに進むつもりなので、最近はそれまでをどのように過ごすかを考えています。そんな自分の状況にぴったりだなと思って購入しました。

著者は、「転職」と「起業」に続く第3の選択肢として「続職」を提案しています。「続職」とは、「1年後に身の振り方を決断する」と決め、1年後の理想の自分を目指して今の仕事に最大限に打ち込むことだそうです。


本書の内容は、

会社を辞めるということを安易に考え、それを目的としていないか、現状から逃げてるだけではないのか?
いきなり転職や起業をするのはリスクが高い。
それを認識しているか?
そのための準備をしているか?
結論を出すのを1年待とう。
その間に何をすべきかを考えよう。
1年後にどんな決断をしても大丈夫な自分になろう。

と進み、ここからは著者お得意の「続ける技術」を用いた自己啓発的なものとなっています。
「続ける技術』の説明の箇所は、以前の著書で読んだのでスキップしました。


本書を読んで、辞める時点で自分がどうなっていたいのかをイメージし、準備をしておくことの重要さをあらためて確認できました。
特に、会社員としてできることをやっておくということ、社内人脈を構築することやリソースを活用することについては、まだまだ戦略的に実行できていないので早急に考えたいと思います。思えば、この前弊社を退職した人が辞める前に「最近時間がある時には社内の資料を読むようにしている」と言っていたな。

会社を辞めようと考えている人にはオススメの一冊です。
そうでない人には「続ける技術」をオススメします。

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2011年04月09日

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