【感想・ネタバレ】発達障害かもしれない~見た目は普通の、ちょっと変わった子~のレビュー

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Posted by ブクログ 2015年07月17日

自閉症スペクトラム自体が障害なんじゃなくて、正しい認知が進んでいない社会が何よりも当事者達にとって障害になってるんだってことへの理解が進みました。

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Posted by ブクログ 2015年02月11日

自閉症スペクトラムについて知りたくて読書。

本書は賛否両論ありそうだが、勉強させてもらった。

21世紀に日本からエジソンやアインシュタインが生まれるかは学校や社会環境にかかっている。

現状、日本だと高確率で学校でいじめにあい社会不適合者の烙印を押される。結果、自信喪失して、能力は社会で発揮でき...続きを読むなくなる。

親はもちろん、教師なども自閉症スペクトラムについての知識を共有していくことが大切。本書から10年。日本の発達障害を取り巻く環境はどう変わったのだろうか。

周りの理解と協力が必須で、適切な訓練が、社会への適合率を大幅に変える。そのためにも早期発見と。、早期治療(訓練)が何よりも大切と著者は説く。

ただ、同時に「あの人は、アスペルガー症候群だ」などの決めつけやレッテル貼りも危険と思った。

理解して接するためには、接する側にも高いレベルの心の余裕や寛容さが求められる。しかし、今に日本には、そんな余裕があるのだろうか。

文中に自閉症スペクトラムが発生する割合として、1,000人中2人から6人とある。これは、中国でも同じと考えられるが、中国での自閉症スペクトラムについての取り組みなども調べたくなる。

不思議と中国の都市部ではハンディキャップを持った人を他国と比べあまり見かけない。まあ、自閉症スペクトラムの人は、見た目では分からないが、ADHDのまま大人になったような人はよよく見かける。

自閉症スペクトラムの人が結婚して子どもができた場合、その子どもは自閉症スペクトラムである率が有意に高いこと、(p214)

衝撃の一文。

現時点では、アスペルガー症候群も自閉症も医学的に遺伝するとは確認されていないが、統計的に見えると現実的には遺伝しているということなんだろう。

再読予定の本。

読書時間:約1時間5分

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年09月11日

私はいわゆる当事者側です。
ADHDに関してはどうもそうではなさそうですが
別方面のほうはまったくもって該当です。

ただし、いわゆる発達障害でありがちな
言葉通りに受け取るのと
気持ちを読み取れないだけは該当しません。

恐らくこれは該当はしていたのかもしれませんが
個人の範疇でなんとかしたいと
...続きを読む思ったからそうでなくなったのかもしれません。
(子供時代は気持ちを汲み取れないは該当しています)

私が言われるのならばいいけれども
本当他人にあのひどい言葉を言うのだけは
本当勘弁してほしいんですよね。

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Posted by ブクログ 2015年02月14日

発達障害、アスペルガー症候群などは、近年本当によく聞くようになった。
今までなんとなく知っている気になっていたけれど、読んで勉強になったことも多かった。

こういう病名が知られてくると、「もしかして自分も…?」と思ってしまうけれど、この病気の人の生きづらさは、そんな甘っちょろいものではないということ...続きを読むがまず、わかった。

発達障害とLDなどの違いも、よくとは言い難いがわかった。

それに、ADHDや発達障害の薬物治療もできるということも初めて知った。
この本は十年前に出たもの。
だから今はもっと進んでいるのかもしれない。

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Posted by ブクログ 2011年09月28日

9月の通勤読書Ⅴ

「アスペルガー症候群」(岡田尊氏)の次に読んだのでスーっと頭に入ってきた。発達障害とあるがほとんどが自閉症スペクトラムについての記載である。自閉症:LD、ADHD=9:1くらいの比率だ。

本文中にでてくる、「症状」「治療」という言葉が適切かどうかはわからないが、発達障害であまり...続きを読む目にし耳にしない言葉がでてきてすこし驚いた。

自閉症スペクトラムの五感の過敏についてが興味深かった。もっと知りたい、物足りないと思ってしまった。他にあたるしかないのかな…。
あとは、「何度も繰り返すが…」が何度も繰り返され頭がグルグル。それだけ要点をおさえたい。大切だよというメッセージが強く伝わってくる。

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Posted by ブクログ 2010年04月17日

比較的初心者、入門書向け。自閉症、高機能自閉症、AS、LD、ADHDなどを、実際の事例なども引用しつつ分かりやすく書かれています。
既に発達障害に関しての勉強をしている方にとっては物足りないかもしれませんが、まだよく知らないので勉強したいという方には非常にお勧めです。

特に、発達障害児(者)と接す...続きを読むる機会の多い、またはその可能性のある方(主に教師の方など)に読んで頂きたい1冊です。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

今までにも何度も授業で発達障害のことを聞いてきましたが、正直知識の整理ができていない部分があって、アスペルガーもLD,ADHDもごちゃまぜに覚えてたところがあったのですが、これを読んで大分整理がつきました。
同時に発達障害の勉強がもっとしたくなって、今さらだけど養護免許取れるようにしたら良かったとか...続きを読む思った。
発達障害って、見た目には分かりにくい分、身体障害を抱えているのとは違う苦労がある。障害が理解されないというのは、彼らが社会生活を送っていくことをより困難なものにします。
でも、誰しも不愉快なことをされたり、言ったりしてくる人と喜んで付き合いたいなんて思わないですよね。
なので、一般の人々が自閉症スペクトラムにある人々を敬遠してしまう気持も十分理解できると思うんです。
ただ、知っておかなければいけないのは、彼らは悪意があってそうしているわけではないということ。
彼らはただ、自分の言動によって周囲の人が不愉快な思いをするかもしれない、ということを理解することができないだけなんです。
それは決して性格や親の育て方の問題ではなく、彼らのもつ疾患によるものだということを理解する必要があるんです。

周囲の無理解によって彼らが苦しまなくても済むように、一般の方にも発達障害について知ってもらいたい。
そして、私たち医療者はもちろん、教育に携わる学校の先生方にも、自閉症の子供たちへの対応の仕方をしっかり知っていてもらいたい、いや知っておくべきだと思います。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

自閉スペクトラムに興味があったのでかりました。すでにいくらかの知識はありましたが、この本はさらに分かりやすい説明をしてくれました。
しかし、未だに自閉とひきこもりを混同する人がいる現実におどろく。(名前が悪いのかもしれないけど…)お互いのためにもっと正しい理解が広まって欲しい。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

このような本がもっと読まれてしかるべきだと思う。簡単に読めるので、是非ご一読を。自閉症は器質の問題なのだから、親御さんが悪いわけでも、ましてや本人が悪いわけでもないと何度も主張されている。そもそも彼らは違う世界を見ているかもしれないのだ。その世界を分かち合えるような世間になればいいのに。……それに、...続きを読む正直他人事とは思えないんだよなぁ…。

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Posted by ブクログ 2011年04月10日

[ 内容 ]
わがまま、自分勝手、友達付き合いができないといわれるのは、なぜ?
高機能自閉症、アスペルガー症候群を知る、そして気づく。

[ 目次 ]
第1章 軽度発達障害とはなにか
第2章 自閉症、高機能自閉症の基礎知識
第3章 アスペルガー症候群の基礎知識
第4章 高機能自閉症、アスペルガー症候...続きを読む群の症状
第5章 LD、ADHDと軽度発達障害
第6章 軽度発達障害の実際のケース
第7章 軽度発達障害を治す

[ POP ]


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[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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Posted by ブクログ 2010年09月10日

よくまとまっている.この分野での言葉の定義そのものが曖昧なせいで概念がわかりづらくなっていることもわかった.

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Posted by ブクログ 2010年02月22日

入門書として、比較的読みやすい本だと思います。

そんなことよりも、「発達障害かもしれない」のは誰なのか、この本を手に取った人の立場(本人、親、配偶者、友人、あるいは保育・教育の関係者・・・)に思いを寄せてみたくなる、そんな題名が印象的な本。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

まだ読んでない。
うちの子はただのわがまま自己中、変わった子なのか、微妙なラインのような気がしてならないので、知るために購入。

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