感情タグBEST3
Posted by ブクログ
徹底して主人公の恋愛のみにフォーカス。イメージ的に、周りの恋愛模様もそれなりに描かれがちだと思うけど、本作については、ひたすら主人公に終始していた印象。でもそれが潔くて〇。それぞれの目線から見た、亡き女性への感情も丁寧に描出されていて好もしい。素敵な漫画でした。
心が洗われた
色々細かな説明がなくても、美しい風景や踊りの所作で、読みながらぐいぐい引き込まれた。
もうすっかり、おわらのファンにもなってしまったw
日本の伝統文化が消えて行く中、こんな土地で育つことができるのって豊かだな…と、ちょっと羨ましくさえある。
ラスト、わざと2人の姿を描かなかったのだろうけど、それがとてもステキな余韻になって残りました。
鈴の音が本当に聞こえてる気がするw
素晴らしい
青の花器の森でファンになりこちらも一気読みしてしまいました。本当に人の心情や心の機微を表現するのが上手い作者さんだと思います。綺麗にまとまってよかった!光いい男!!最初の方は慣れなかった方言も読み進めるにつれ心地よくかっこよく感じるようになりました。だら!!最高か!!個人的には光のおじいちゃんの色気が堪らずもっと出番見たかったしなんか目覚めそうでした(笑)
鷲掴みされて、一気読み
様々な事情でうまく生きられなかったり、疎外感を味わったり、人生色々ですが、何かに打ち込めることがあったり、一生懸命に尽くしたりすると、ちょっとした衝突や軋轢も乗り越えていけたり、逆に絆が深まったりするものですね。
「おわら」を通じて、蛍子や光はもちろん、繭子も円も、その周りの人たちも大きな輪=和になってゆく様は、読んでいて心が温かくなり、浄化されていく気がしました。
これから何度も読み返して、鷲掴みされ、一気読みしてしまって、読み急いで気付かなかった箇所を見つけ、感慨に耽りたいと思います。
感動!!
クライマックスの風の盆の幻想的な雰囲気と、独特の世界観に魅了されました。
小玉ユキ先生の作品にはいつも、美しい景色と優しい時間が流れています。
少しヘタレな所もあるけれど、男気があってずっと蛍子を支えた光がカッコ良かった‼
最後は蛍子と光の結婚式当日、円おじさんが式場に向かうところで終わりましたが、2人の花嫁・花婿姿も見たかったです。
あとがき(?)に描かれている男の子&女の子は、蛍子と光の子供たち?
女の子の髪が若干モジャモジャだったので、もしかしたら・・・と思ってしまいました( ´艸`)
今年はコロナの影響で残念ながら中止になってしまった風の盆ですが、私もいつか体感してみたいです。
Posted by ブクログ
一気に読んでしまって、
最後の巻を閉じてなお、
まるでまだ夢の中みたいやった。
こんな作品久しぶり。
こんなふうになれる作品に出会いたくて読むのがやめられない。
幸せやった。
Posted by ブクログ
泣いた、そしてめちゃくちゃキュンキュンした!
きれいで、大満足なラストでした。
こういう伝統芸能に触れてこなかった私にとって、とても羨ましい世界でした。
Posted by ブクログ
おわら風の盆。踊って、歌って、奏でる3昼夜。
様々な出会いがあり、新しい恋が始まり、死者も蘇る。
素敵なクライマックスでした。
キュンもあったし、せつなさもあった。
おわらの伝統は円・繭子の代から、光・螢子へと引き継がれ、そしてその子供たちへと伝わっていくのでしょうね。
Posted by ブクログ
今までは坂道のアポロンの方が好きだなって感想だったんですが、最終巻は最初から最後まで引き込まれて、泣いた。富山、おわらの漫画ならではの恋愛シーンもたくさんあって、富山出身の友人もとても面白かったと高評価だった。
Posted by ブクログ
この漫画で富山の伝統「おわら」に興味を持ち動画を見る。美しい…。笠で顔が見えないのもなんとも言えず良い風情。
地方と言われる唄い手さんの声、胡弓と三味線の音、踊り子さんの手つきの美しさ…
風の盆、見に行って空気も一緒に感じたいなぁ。。
蛍子と光、良かったねぇ。ドキドキしちゃった。
Posted by ブクログ
小玉ユキ先生の
知的で上品で、硬派で独特な設定が多い物語が
どれも優しくて、世界観に浸れるので好きです。
(結構好き嫌いが分かれそうな話と絵柄ですが。)
おわら、という伝統文化に触れながら、
それを取り巻く恋愛模様がとても素敵。
Posted by ブクログ
面白かった。近所の古本屋で全巻セットで激安の上にさらに半額投げ売りされていたので、なんとなく買うてきた。小玉ユキ漫画、そういえば、最近オオカミの面白いのがはじまったし、アポロンも好きだったので、ハズレはなかろうと思ったが。これが外れどころか古本で買ったのが申し訳なくなるほどの大当たりだった。新刊全巻セットで買っても損しない面白さ。一気読みからの2巡した。
富山の八尾、”おわら風の盆”を通して描かれる人間模様と、若いロマンス。なんせ、画がいいのと、ストーリーが非常に優しい。なんかややこしいのかと思いきや、ええ人ばっかりでええ話ばっかりで、よかった、ほんまよかったと、漫画に向かって言いたくなるほど。もともとの盆踊りの意義を考えさせられる。
よかったよかった。
富山に行きたくなるねぇ