【感想・ネタバレ】新装版 ハゲタカ2(上)のレビュー

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ネタバレ

感想
2000年代の初頭、会社は創業者のものだという経営者の時代についていけない放蕩経営の様子がよく分かる。経済の変遷も学べて面白い!

民間会社は潰れるに任せるのではなく、変に国が介入してくる日本の社会で鷲津が抗う様子が分かる。

日の丸親方、銀行は国が助けてくれる。そういう日本の文化が経済をダメにしている。ある意味それが続いているので今の日本経済もダメなのかもしれない。

あらすじ
ハゲタカ鷲津が帰ってきた。前回の銀行のスキャンダルから1年、鷲津は海外で放浪生活を送っていたが、帰国することに。鷲津がいない間に、アランが事故死を遂げ、新たに社長になったポールによって、ミカドホテルへの投資は打ち切られ、料亭などの不動産も処分されそうになっていた。

鷲津はポールの行ったことを全て元に戻すように指示し、自分はアランのやりかけた鈴紡のMBOに乗り出す。

鈴紡の建て直しはUTB銀行系、独立系アイアン・オックスファンド、ホライゾン系と3つに分かれる。鷲津はマスコミと世論を味方につけ、鈴紡の役員も味方にして9割方、ホライゾンはMBOするところに漕ぎ着けるが、政府のルネッサンス機構によってどんでん返しを喰らう!下巻へ。

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2024年02月18日

Posted by ブクログ

1年振りに海外放浪から帰国した鷲津は、部下のアランの不可解な死を知らされる。
鷲津はアランが追いかけていた鈴紡を買収の標的に定めた。
一方、鈴紡は元銀行員 芝野を招聘し再生を図る。
その裏に芝野の元上司UTB銀行頭取 飯島の思惑が潜む。


いやぁ、内容が濃い!
ミカドホテルの売却の話から、後半はほぼ鈴紡買収の話へ。

飯島の存在の大きさが、ここへ来て大変不気味。

後半に期待大!
難しいけど面白い本だなぁ。

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2018年07月15日

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ネタバレ

たまらず一気に読んだ。
ドラマとは違う展開。アランが…。
こちらはだいぶ内容がドラマに反映されてる。

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2015年06月03日

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やはり面白い。
飯島が何故か生き残っているし、あの終わり方も含みをもたせる感じだし。

このまま終わる訳ないし、下巻で大逆襲か?

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2024年03月15日

Posted by ブクログ

ストーリーと共に知らない単語を学ぶことが出来ます。
ただ、有能で魅力的な鷲津のここまでモテる描写が必要なのかと感じました。

「生きよ堕ちよ、その正当な手順の外に、」

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2023年09月17日

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会社は誰のものか、ということを考えさせられるのと同時に大企業の論理、右肩上がりの時と低成長期のリーダーの在り方、振る舞い方、それを観察し、そのリーダーに付いていくか否かを判断しようとする取り巻き達の表情まで見えそうである。
誰にどのように会社を売るのか。下巻も楽しみたい。

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2022年08月20日

Posted by ブクログ

ハゲタカシリーズ第2弾。
上巻は鈴紡と月華の統合をめぐって繰り広げられる戦い。
相変わらずストーリーには躍動感があり、鷲津の葛藤や芝野の家庭環境なども語られ、読み応えあり。

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2018年02月02日

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ハゲタカシリーズ第二弾。

まさかアラン社長が死ぬとは・・・。
シリーズ第一弾でも出て来た飯島とか
芝野とかもまた出て来て戦う。

早く下巻が読みたい。

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2016年03月25日

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ハゲタカファンドのトップである買収者・鷲津シリーズの第二弾。
今回は、仕事上のパートナーを失い、日本の産業を支えてきた繊維会社を買収する話。

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2015年03月07日

Posted by ブクログ

骨太な経済小説。ハゲタカと忌み嫌われる外資系ファンドだが、日本企業の古い体制の方こそ間違いではないかと感じる。
うまく行くかに思えた、鷲津の買収劇も頓挫。

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2014年12月16日

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第一弾から数年後の話。
第一弾の主要人物、アランの死からストーリーが始まる。
相変わらず読みやすいストーリーだが、
第一弾と比べ鷲津の悩む心理描写が細かく描かれ、
人間味がかかれている。
下巻も楽しみ。

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2022年03月31日

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9月-6。3.5点。
ハゲタカ第二弾。一年放浪していた鷲津、後任社長のアランが謎の自殺。取りかかっていたのは鈴紡という繊維・化粧品会社の案件。
モデルとなる会社がわかりやすいため、ストーリーがすっと入る。
相変わらずの丁々発止が面白く、スピード有り。下巻も楽しみ。

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2020年09月08日

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「いつか日本を買収するー」。1年の海外放浪を経て、帰国した鷲津政彦が、まず標的に定めたのは、繊維業界の老舗「鈴紡」。一方、鈴紡は元銀行員の芝野健夫を招聘し買収防衛を図る。その裏に、かつての芝野の上司で、UTB銀行頭取、飯島の思惑があった。激烈な買収戦争で最後に笑うのは。

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2018年06月17日

Posted by ブクログ

企業の購入と売却を生業とするハゲタカファンドの話。2-上の鈴紡(モデルはカネボウ)は、繊維企業でありながら化粧品事業のみで稼いでいた。
ハゲタカは化粧品事業の買取りを進めるが、政府の機構によって同社は完全買収され、惜敗する。

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2015年02月14日

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