【感想・ネタバレ】百人一首の作者たちのレビュー

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Posted by ブクログ

歌人たちを、政治的には敗北した天皇、没落した古代の名門氏族、本流から外れた藤原氏の公達、
宮廷に仕えた機知に富む女房、独自の風流を確立した僧侶などに分類した上で、
個々の人間関係や史実・逸話を通して、歌の背後にあるその生き生きとした姿を描いていく。

冒頭が名文であることは認めつつ、仮名序の六歌仙評価や和歌の歴史の記述は、
真名序に比べて錯誤があり杜撰なことの指摘や、
『天皇は終始マツル人であって、マツラレル神ではなかった』『君臣の間を流れる豊かな人間的親近感』
といった平安貴族の歴史観や天皇観を解いていく部分なども興味深い。

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2011年02月08日

Posted by ブクログ

学のない私には難しすぎる。私にはエッセイ風な百人一首の本があっているのだと感じた。
でも、興味を持った歌や作者について詳しく知ろうと、そこだけをピンポイントで抜粋して読むと知識が広がりなかなか面白い。

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2015年12月27日

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