【感想・ネタバレ】哲学の冒険のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

哲学をほとんど知らない自分でも理解しやすい内容だった。以下は読書メモ。

エピクロス
・哲学を学ぶのに年齢は関係ない。
・なぜ哲学を学ぶのか。それは、未来を恐れないため。人間が美しく生きるため。

三木清
・人間は環境によって考え方が決まる。
・未来の自分は現在の自分の延長線上。

小さなことを気にしない。
自分の哲学に勇気を持て。
人はずっと成長する生き物。学びを放棄してはいけない。

実存主義
→ただ存在するだけでは人間の自由は生まれない。なぜなら、いろいろなものに縛られているから。したがって、抵抗し続けていくことにより自由を獲得していこうという考え。

科学的社会主義→マルクス・エンゲルス
→人々の悲しみまでも考慮しなかった。

存在論的社会主義→初期社会主義者


・自由であることが幸せ 縛られながら生きていくことは不幸

・自由とは→現代を超えようという精神力。偶然性と必然性のすきまを埋める

・生きることの意味→何かを作り出していくこと。労働をもっとクリエイティブなものにしなければならない。

0
2022年04月14日

Posted by ブクログ

『哲学』と『冒険』の二つの言葉が一緒になっていることに少し興味を持ち購入。父親と少年の会話が凄く分かりやすく、引き込まれる様に一気に読み終わる。

0
2022年03月05日

Posted by ブクログ

分野、趣味、関心事、主義主張に関係なく、皆さんに一度は読んでいただきたい本です。

皆さんの当たり前が、近代に飲まれているかもしれない。

私達の行為を凄く「みじめ」に感じてしまうかもしれない。

私達はどう生きるべきか?

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

分かりやすく物語風に書かれた作品。哲学に関する本としては取っ掛かりやすく親しみやすい作品だった。
哲学史をたどりながら自分の哲学を拡げていく話なので一方的な持論展開でなく、自身の整理にもなる。個人的には、自分の大好きな漫画『進撃の巨人』に通ずるところが沢山あり非常に面白かった。
とりあえず、哲学は美しく生きるためのものらしい。哲学とは何なのか、自分とは何なのか、自由とは何なのか、私はこのままで良いのだろうか?と日々考えてしまう自分に嫌気がさすこともあったが、美しく生きるために必要だったんだと背中を押してくれた気がする。

0
2024年04月16日

Posted by ブクログ

中学生にも読みうるように、という条件のもとで、哲学史に題材を取りながら著者が自らの問題意識を語った哲学への案内。
自分の手で働いて生きる者のための哲学、と著者は自ら謳っている。
生きることの意味を明らかにすることは、働くことの意味を明らかにすることに他ならない。働くことの意味が決定的に損なわれた近代において、それを回復させるために何が必要か、という内山哲学の原点が、きわめて平明な言葉で綴られている。

0
2023年10月19日

Posted by ブクログ

人間の生きる意味は人間の歴史に参加すること
すなわち何かを生み出すこと
本来の労働とは何かを生み出すことそのものだった
産業革命以降人間の労働は歯車になった
その中で生きる意味を見失っている

哲学とは今の人生と理想の人生のギャップを
埋めるための精神的活動
理想を描くのが難しい社会になっている
体的に理想を探すことこそが自由ということ

0
2019年01月20日

Posted by ブクログ

毎日中学生新聞の中学生のための哲学の連載の文庫化

というだけあって、読みやすかった。

おすすめだ。


目次
第一章 哲学の中へ
一 未来への迷い
二 美しく生きるために哲学をーエピクロス
三 人は誰でも、いま生きているように未来をつくっていくー三木 清
四 哲学は自分自身の勇気を信頼するところから始まるーへーゲル
五 世界の成り行きに驚嘆する能力から新しい文化は生まれるーウェーバー
六 人はつねに過渡期の人間として生きているー梅本克己
七 不完全な人間が哲学をつくりだすー親鸞
八 哲学はこれからも不完全な学問でありつづけるーディドロ

第二章 現代哲学の発見
一 あらゆるものは動き続けているーヘラクレイトス
二 歴史の発達は、一面では人間を退化させたールソー
三 私は考える、それ故に私は在るーデカルト
四 ある時代には、その歴史段階特有の精神的態度があるーウェーバー
五 現代の戦争や悲惨は、私有財産からつくられるールソー
六 近代産業の中には、人間に対する侮辱が生まれているーアダムスミス
七 死に至る病とは絶望のことであるーキェルケゴール
八 我々の共同社会をー近代革命の担い手たち
九 人間は実現可能なことのみを考えるーマルクス

第三章 未来への冒険
一 人間たちの幸せと不幸
二 自由の研究
三 生きることの意味を探して

人名注
日本にもたらされた主要哲学とその歴史
あとがき

0
2012年04月13日

Posted by ブクログ

ふと思い立って、教養文庫コラボのフェア冊子を読んだ。ここ数年、入手はすれども通読せず状態で、何となく取っつきがたいイメージってだけで敬遠していたんだけど、ちゃんと読んでみると、なんとまあ、結構魅力的な作品が多いこと。そんなに難解な感じでもなく、それならってことでピックアップしたものをなるたけゲット。実際読んでみた感触も、モノによっては新書の方がハードルが高いくらいかも。前置きが長くなったけど、要は難なく通読可能だった、ということ。で、本作。哲学の変遷をたどりつつ、自身の哲学論も順次開陳されるという、なかなかの読み応え。哲学史を学ぶというより、その活かし方を習得するための一冊かな。

0
2024年04月04日

Posted by ブクログ

色々な時代の色々な哲学者を割とあっさり目に紹介する本

道しるべとしての役割をうまく果たすと思う。

0
2012年01月17日

「学術・語学」ランキング