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Posted by ブクログ
Zシリーズの第二弾。
ロボット対戦ものを、ある意味リアルに描いた物語。
このシリーズは一貫して、意味/無意味を考えさせられる。
あり得ない世界を現実に持ち込んだあり得ない世界。
非常にクダラナイ物語の中に、妙にシリアスなメッセージが込められていたり、滑稽であったり、皮肉であったりするところが魅力。
「世の中に存在するどんなものでも、明日で終わりなんてものはないよ。」
「目的が個人的なものから社会的なものに近づくほど、最適の道筋へ自動的に導かれるように設定される。それがテクノロジィというものだ。」
「人間(の形)は戦いに向かないってことですよ」
こういう言葉が、クダラナイ文脈の中でサラリと飛び出してくるところはさすがだ。
また、キャラクタの魅力はさすがに森作品!
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BOOKOFFでようやく見つけた一冊。
文庫版なかなか置いてなかったんだよねー。
著者の「スカイ・クロラ」シリーズは書きたかった作品として広く有名だけれども、このZシリーズも絶対森先生書きたかった、というか書いていて楽しかったはずだ!と読んでるこちらに思わせるくらい笑えて牧歌的で、残りのZOKURANGERでシリーズが終わってしまうのが残念でならない。
森先生はほんと天才だな。
スカイ・クロラとこれのギャップがすごいよ。
Posted by ブクログ
再読。「Zシリーズ」第二弾。今作は前作と違って悪と正義が入れ替わっている感じ。でもそこらへんはあんまり関係なく、ただ巨大ロボットを話の中心にしてそれをどう動かすかが主題となっていく。そうして最後の結末は…。まぁ今回も含蓄ありそうな話をしているようなしていないような。
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常に予想の斜め上を行くロボットSF。
ある意味でリアルな世界。ロボットの移動もバラしてトラックで運んで組み立てる方が効率的というリアルさ。
そして政治的に戦いの時期と場所も決まる。
何ともいえない軽快さと適当さがある小説。
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Zシリーズ、第二作。簡単にいうと、○ンダムの操縦訓練から出撃までの物語。最後の決戦は描かれず、ちょっと消化不良な感じ・・^^; でも、まあ楽しめました!
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全力でふざけながら、一生懸命適当に書いたような作品。
著者が森氏でなければ途中で読むのを止めたかも知れませんが、何となくの期待感で最後まで読んでしまった。
人気と実力があれば何をやっても許されるという良い例ですね。
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ZOKUから続くZシリーズ2作目。
1作目の内容はほとんど忘れた(笑)
キャラは魅力的だけど、ストーリーが予想の斜め上行ってて、いろいろと突っ込みたくなる内容だった。
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ZOKUの続き(作中作のオチとかね)か思ってたら違った
Zシリーズと言いつつ、共通点は人物名を多少の性格のみ
ま、これはこれで楽しめる
ロボットもののちょっとリアル路線なところがウケる
つくづく、バイキンマンってすごいんだなぁと思う(笑)
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意味が分からないwwwなんだこれwwwって笑いながら読んだ。
妙齢の女性の葛藤だったり、意味不明な●ンダムだったり、待ち構えた一戦が省略されていたり、翻訳機を使ったとりせつに気持ち悪い上司に…主人公のロミさんは本当大変だ…
なんて思いながら友人に話したら「なあ、よおわからんキモいヒステリーおばさん出てきたやろ?」と言われた。
おばさん?
「女の子じゃなくておばさん?」
「せやで」
「ロミさんのこと?」
「そうそう!あのおばさんめっちゃキショいよなあ!てか変やない?ヒステリー凄いやん!」
「?」
どうやらZOKUの方ではそう書かれているみたいですね。まだZOKUを読んで無いので読まないと…
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ガンダムな舞台設定(見たことないけど)に躍動的なキャラクター。文章なのに色鮮やかでアニメーションみたいでした。
ずっと前に読んだから忘れたけど、正義論は遠ざけられ、はっきり趣味、という感じがからっとしていい。
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この人の作品は2作目ですが、ストーリー云々を考えても仕方ないようですね。
独特の雰囲気というか、表現力を楽しむというタイプの作家のようですね。
テンポ良く読めましたが、意味が分かりませんでした。
前作を後から読んだのですが、これってシリーズですけど、続き物じゃないんですね。
登場人物と下らない事に真剣に取り組むコンセプトだけが共通で、ストーリーは全然違うものだったんですね。
前作から比べると、テンポがある分、面白かったと思います。
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相変わらず、くだらない面白さです(笑)ロミ・品川と野乃ちゃんが好きです。あと博士二人。でも、ZOKUの方が面白かったかな・・・。まあ、ガ○ダムがいかに二次元の産物かがよく分かったwww
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『人生においても、企業経営においても、全てにおいて言えること。最も重要なのは引き際である。』
Zシリーズの第二作目。シリーズといっても、前作の存在そのもの、それだけを利用している感じ。前作との関係上、ユーモアのカテゴリに分類したけど、本書は、ほぼエッセイなんじゃないかって思った。主張したいことのために、好き放題、物語を展開し、好き放題、収束させる。突き詰めれば、どんな小説だってそうなんだろうけど、ここまで徹底的にできるのはこの人くらいだろう。また、引き際を誤ってしまいそう。
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SFっていうか、
ファンタジーって言うか、
肩の力抜く本です。
ロボットバトル(もちろん載るタイプ)が現代日本で
実現するなら、多分こうかも。
って、茶化したお話です。
Posted by ブクログ
◆あらすじ◆
「この赤い方が、ゾクダム・一号機、通称、赤い稲妻だ」黒古葉博士が指さした先には全長十二メートルの巨大ロボットが!
遊園地の地価にあるZOKUDAMに配属されたロミ・品川とケン・十河の任務は、このロボットに乗り込み戦士として怪獣と戦うことらしいのだが……。
この様子を密かに窺う男女の姿が。
対抗組織TAIGONの揖斐純弥と永良野乃の二人だった。
Posted by ブクログ
「Zシリーズ」第2弾。
まず設定に軽くビックリしました。
話の雰囲気はシリーズを通して同じ感じでコメディテイストですな。
ただ、ラストは無理矢理キレイに終わらせようとした感あり。そこがちょっと残念。