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「この赤い方が、ゾクダム・一号機、通称、赤い稲妻だ」黒古葉博士が指さした先には全長12メートルの巨大ロボットが! 遊園地の地下にあるZOKUDAMに配属されたロミ・品川とケン・十河の任務は、このロボットに乗り込み戦士として怪獣と戦うことらしいのだが……。この様子を密かに窺う男女の姿が。対抗組織TAIGONの揖斐純弥と永良野乃の二人だった。
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Posted by ブクログ
Zシリーズの第二弾。 ロボット対戦ものを、ある意味リアルに描いた物語。 このシリーズは一貫して、意味/無意味を考えさせられる。 あり得ない世界を現実に持ち込んだあり得ない世界。 非常にクダラナイ物語の中に、妙にシリアスなメッセージが込められていたり、滑稽であったり、皮肉であったりするところが魅力...続きを読む。 「世の中に存在するどんなものでも、明日で終わりなんてものはないよ。」 「目的が個人的なものから社会的なものに近づくほど、最適の道筋へ自動的に導かれるように設定される。それがテクノロジィというものだ。」 「人間(の形)は戦いに向かないってことですよ」 こういう言葉が、クダラナイ文脈の中でサラリと飛び出してくるところはさすがだ。 また、キャラクタの魅力はさすがに森作品!
再読。「Zシリーズ」第二弾。今作は前作と違って悪と正義が入れ替わっている感じ。でもそこらへんはあんまり関係なく、ただ巨大ロボットを話の中心にしてそれをどう動かすかが主題となっていく。そうして最後の結末は…。まぁ今回も含蓄ありそうな話をしているようなしていないような。
常に予想の斜め上を行くロボットSF。 ある意味でリアルな世界。ロボットの移動もバラしてトラックで運んで組み立てる方が効率的というリアルさ。 そして政治的に戦いの時期と場所も決まる。 何ともいえない軽快さと適当さがある小説。
まぁ要するに○ンダムですよ、ええ。 前作と登場人物は一緒ですが、いろいろ設定が違うみたいです。 ロミ・品川さんこんなに素敵なのになぁ。
全力でふざけながら、一生懸命適当に書いたような作品。 著者が森氏でなければ途中で読むのを止めたかも知れませんが、何となくの期待感で最後まで読んでしまった。 人気と実力があれば何をやっても許されるという良い例ですね。
ZOKUから続くZシリーズ2作目。 1作目の内容はほとんど忘れた(笑) キャラは魅力的だけど、ストーリーが予想の斜め上行ってて、いろいろと突っ込みたくなる内容だった。
ZOKUの続き(作中作のオチとかね)か思ってたら違った Zシリーズと言いつつ、共通点は人物名を多少の性格のみ ま、これはこれで楽しめる ロボットもののちょっとリアル路線なところがウケる つくづく、バイキンマンってすごいんだなぁと思う(笑)
最初展開が読めなくてきょとんとしたけど関連性はないってことね。ロボット大戦への道?だるだる。ちょっと読むの辛かったです。ブログが面白かった。
ガンダムな舞台設定(見たことないけど)に躍動的なキャラクター。文章なのに色鮮やかでアニメーションみたいでした。 ずっと前に読んだから忘れたけど、正義論は遠ざけられ、はっきり趣味、という感じがからっとしていい。
2010/09/09 これくらい実がない小説もいいと思う。純粋に言葉のやり取りを楽しむことができました。
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