感情タグBEST3
Posted by ブクログ
忙しいとか、忙しくない、とかそういうことは別にして、時間というのは空くときには空く、つまり、空けようと思うときにはいつでも空くのだ。「どうしても時間が空けられないのですが」と断る、というのは、結局のところ、「時間を空ける気がない」ということなのだ。あたりまえだけれども。
*
もしも、もしも中絶や流産をすることがあったら、絶対にまたこの本を読もう。
糖尿病の人が使う八十キロカロリー一点表
実話?
先生がきいたお話、という感じ
なんかよかった
Posted by ブクログ
短編集で、全部「からだ」とかかわっているような話。舞台も日本にとどまらない感じで、大きい枠で人間とか身体について考えさせられる。整理整頓ができないので、そうじする人の出てくる短編がおもしろかった。
Posted by ブクログ
ノンフィクションと思って読んでいたらフィクション
だった。女性ならではの身体と心にまつわる短編集。
女性の身体の神秘を改めて感じる。
最後の月経小屋の話がとても良かった。
Posted by ブクログ
国際協力に励んでいた彼女が仕事ができなくなった理由
「母の夢、オセチアの夢」
子どもを連れてだめな夫のいるラテンアメリカから逃げてきた
「石鹸」
おりいって、昔の生徒から妊娠の相談を受ける
「逡巡、あるいは骨の記憶について」
クリスマスからお正月にかけて有給をとって段取りよく料理する
「詰めもの」
紙の掃除を専門とする家政婦の整頓の秘訣
「そうじする人」
昔の月経小屋で産婆以上のことをしていたおばあさん
「小屋」
イラストレーション:瀬藤優
ブックデザイン:鈴木成一デザイン室
ノンフィクションなのかフィクションなのか曖昧な短編集。
最後にフィクションだと断り書きがあったけれど
聞き書きの文体のせいかいかにもありそうな気がしてしまう。
「そうじする人」が思うそうじの秘訣にはびっくりしました。
私のそうじの仕方ではきっと不十分だろうなあ。