月の小屋

月の小屋

550円 (税込)

2pt

3.8

38歳になった彼女は、断固として12月24日からお正月休みをとることに決めた。
不思議な摂食障害を描く表題作ほか。

<もくじ>
母の夢、オセチアの夢
石鹸
逡巡、あるいは骨の記憶について
詰めもの
そうじする人
小屋

<著者紹介>
15年の海外生活を経て、現在津田塾大学勤務。
主な著者『オノババ化する女たち』『昔の女性はできていた』『きものとからだ』他

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月の小屋 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年05月20日

    忙しいとか、忙しくない、とかそういうことは別にして、時間というのは空くときには空く、つまり、空けようと思うときにはいつでも空くのだ。「どうしても時間が空けられないのですが」と断る、というのは、結局のところ、「時間を空ける気がない」ということなのだ。あたりまえだけれども。






    もしも、もしも...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年02月17日

    「母の夢、オセチアの夢」「石鹸」「逡巡、あるいは骨の記憶について」「詰めもの」「そうじする人」「小屋」
    特に「そうじする人」がよかった。

    0

    Posted by ブクログ 2011年09月03日

    短編集で、全部「からだ」とかかわっているような話。舞台も日本にとどまらない感じで、大きい枠で人間とか身体について考えさせられる。整理整頓ができないので、そうじする人の出てくる短編がおもしろかった。

    0

    Posted by ブクログ 2011年06月08日

    ノンフィクションと思って読んでいたらフィクション
    だった。女性ならではの身体と心にまつわる短編集。
    女性の身体の神秘を改めて感じる。
    最後の月経小屋の話がとても良かった。

    0

    Posted by ブクログ 2019年01月16日

    国際協力に励んでいた彼女が仕事ができなくなった理由
    「母の夢、オセチアの夢」
    子どもを連れてだめな夫のいるラテンアメリカから逃げてきた
    「石鹸」
    おりいって、昔の生徒から妊娠の相談を受ける
    「逡巡、あるいは骨の記憶について」
    クリスマスからお正月にかけて有給をとって段取りよく料理する
    「詰めもの」
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    0

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