感情タグBEST3
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前作での最大の謎を残したまま、話は盛り上がりを見せます。大体の謎はこの巻で解けたのではないでしょうか。今回は有力なイギリス人の友人の助けを得て、さらに壮大なスケールで話が展開されています。読む手が止まらなくて困る…(笑)やはりテーマ自体は少々難解ですが、詳しい解説があるうえに所々で真相に近づく謎解きがあるのでスカッとします。早く下巻が読みたい…
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映画を先に視聴。
トムハンクス演じるロバートラングドン教授とソフィヌブーの掛け合いと謎解きが本格的に深みへと進む。
ラングドンがキリスト教の宗教観を丁寧に解説しながら進むので読みやすい。
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中巻は聖杯伝説についての講義をサー・リー・ティーヴィングから受けた後、国外逃亡の過程で終了。物議を醸したと言われるこの聖杯伝説の解説が非常に面白い。よくここまで一つの物語に纏め上げたと感服する。リーのキャラクターが良い味を出している。ラングドン教授でなくてもいいので、宗教象徴学の講義を是非受けてみたい。
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中巻は、ラングドン教授がルーブル美術館から抜け出して銀行→友人の歴史学者に助けを求めるまでの話。
キリスト教の歴史についてほとんど無知だったから、本書を読んで多少知識がついた。
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展開が早くて面白さが加速!てか宗教とかよくわからないけど、とびきり人間的よね。生まれたら生きて死ぬだけというわけにはいかないのが人間。
知らんけど。
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従来自分が学んだ宗教や歴史が根本から覆ると同時に、歴史に一貫性が生まれたと感じる名著です。
本格的な謎解きと歴史が紐解かれる状況は中巻での最大の魅力と言えます。
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中巻。
ラングドンとソフィーが駅から逃亡したと見せかけてタクシーに乗ったところから、ティービング・執事・シラスとともに飛行機でイギリスに逃亡するところまで。
今回もストーリーの中でたくさんの学びがあった。名画「最後の晩餐」に隠された色々や、イエスとマグダラのマリアの真実や、ウォルトディズニーが作った映画が暗喩しているもの、秘密結社の儀式について…等。
無事にラングドン達が逃げ切れるのか、真実を明らかに出来るのか気になる。
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(上・中・下共通の感想)
世界的ベストセラーになってから約20年が経過してようやく手にした本作。読み終えてみて、ベストセラーとなったのはなるほどと今更ながら納得した。
キリスト教において権威付けされたイエスの「虚像」に対して実像はどうであったのかという問いを投げかけることが、本作の重要なテーマとなっている。作中に多く現れるシンボルや聖書からの引用などは、キリスト教世界の読者の方が馴染みが深く理解し易いだろうと思われる反面、キリスト教に対し宗教的な思い入れのない日本人の多くにとっては、イエスの虚像の否定ともとれる本作の問いはむしろ客観的に受け入れ易いかもしれない。
下巻のかなり早い段階で事件の黒幕の正体は分かってしまったが、聖杯の正体に関するラストの展開は予想外で、思いもよらず心温まる結末に感動させられた。
ソニエールは1つの暗号に複数の意味を持たせる名人だったとのこと。物語の前半に出てくる暗号は比較的単純で物足りなかったが、結末につながる最後の謎の四行詩の意味は、作中で示唆されているもの以外にも想像を広げる余地があり面白い。含みを持たせたまま最後まで書かないところが、読後の余韻を引き立ててくれているとも思う。
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人生初のサスペンスな小説。知り合いが勧めてくれ借りたものだったのですが。こういう小説は特に毛嫌いしていましたが、実に面白い!
街の情景までもがすごく想像できて、一気に3冊読みました!
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再読。話全体から見て、聖杯の真実に迫る謎解き部分。衝撃の真実部分が面白すぎて、オプスデイの目的や動きの部分を忘れそうになったけど(笑)教会の根幹を揺るがす聖杯の真実とシオン修道会、事件の真相をここから一気に回収していく下巻も楽しみ。
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下巻。楽しみにしていました。
内容が深いだけあって、いにしえの世界を想像するに足りるものでした。
私の思い描いたラストではありませんでしたが、何となく人類がどんなあゆみを送っていったのか、わかるものでした。
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中巻ではやや学術的な謎かけ的展開が印象的です。
歴史とは強者が作りゆくもの、イエス・キリストとマグダラのマリアの婚姻関係、聖杯を探し出そうとしたのがテンプル騎士団の真の存在意義、本来のキリスト教の事実をあかそうとするシオン修道会、等々。
・・・
世界史を二周するとか、キリスト教史をかじっておくと、確実に本作面白くなります。請け合います。
逆に、世界史が苦手な方は一旦本作を読んで、その後世界史(古代ローマ史、キリスト教の誕生、各騎士団の歴史)を振り返ると定着が早いと思います。
・・・
因みに私は、本作三巻セットの中で、この中巻が一番好きです。
好みであるキリスト教蘊蓄がちりばめられ、最も知的ドライブが感じられるからです。
上巻と下巻はサスペンス色が中巻より強いと思います。そして下巻は、ちょっと読めてくるんですよね、結末が。まあ私の読みは外れましたが(読めてないじゃん)。
ということで本作、引き続きお勧めです。
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急にぶっ飛んだ解釈になっていますが、内容は面白いです。
事実に基づくという記述がありますが、これが誤解を生みますね。実際の芸術作品や文書などを参考にして、作者によって作られたフィクションなんですが、さすがにこれを事実に基づく、と言ってしまったら反感を買うのは当たり前だよな、と思いました。
話題性を作るために「事実に基づく」と書いて、あえて誤解させるような演出をしているんだと思いますが、こういうやり方は解せない。その点で★マイナス1です。
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1.おすすめする人
→宗教に興味がある、絵画が好き、ドラマが好き
2.感想
→上巻よりも、より核心に迫る内容で、
登場人物の追われている様や、
謎解きが臨場感満載で書かれている。
リズムに乗るのに時間がかかるが、
読み慣れるとめちゃくちゃ面白い!
推理しながら絵画の本来の意味に触れるなんて
贅沢すぎる、、、!
Posted by ブクログ
ルーブル美術館長ソニエールの死の直前のメッセージを抱えて、暗号解読の指名者宗教象徴学者ラングドンと館長の孫娘は、解明の為逃亡する。
ラングドンの友人で聖杯探究者で宗教学者のティピングの城(!)へ逃げ込む。
銀行の貸金庫での緊張感。
ティピングの聖杯への確執。
ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」構図への解説。
小説といえど、魅力的で魅惑的な 謎解きの数々。
太宰治の「駆け込み訴え」から見る「最後の晩餐」とは、全く違う風景。
人生で一度だけ、ルーブルへ行ったことがある。
ダヴィンチ・コードにもでてくる観光最短コース。
それでも視界に入ってくる大作の数々に しっかり感動した。そして「モナリザ」の 他の作品にない警備に違和感があった。思ったより小さく、板に描かれている。素晴らしいことは、感じれるけど、よほどの秘密を抱えているんじゃないのかしらと思えるほどだった。
きっと、何かあるよね。
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ラングトンの知人でイギリス人の宗教学者であるリー・ティービングが登場。
大胆であっけらかんとして、それでいて聖杯の探求に生涯を捧げている――そんな彼の登場で、一気に話が面白くなってまいりました!あまりに彼が好きになりすぎて、思わず生死の行方を調べてしまったほどです。笑
リーとラングトンによる「聖杯」の講釈が、この作品最大の見所といってもいいのでは。特に〈最後の晩餐〉については、今作が流行っていた当時、テレビなどでも解説を見た記憶があります。
私はキリスト教徒ではないのですんなりとこのストーリーを受け入れられますが、そうでない読者の反応はいかに……想像するだけで背筋が寒くなります。
キー・ストーンを手にしたソフィーとラングトン、そしてティービンク。
このまま冒険を続けてほしいところですが、きっと痛ましい犠牲が伴うのだろうと想像すると胸が痛みます。でも結末が気になるのでいざ下巻……!
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全ての感想は全て読み終わってから。
謎が深まっていくばかりだが、新たな協力者も得て展開がわかりやすくなった。そして色々興味深く、改めてダ・ヴィンチの作品を観てみるなどするとより面白い。
個人的に聖杯を扱ったゲームをしているので、照らし合わせながら理解していくのもまた面白い。
しかし、本当に全く覚えてい。上しか当時読まなかったのだろうか。
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五月に同居してた義父が亡くなったんですが
本人が決めたお寺で葬儀という事で段取りしまして。
「宗教は何ですか?」と聞かれて困りました。
旦那様…浄土真宗だったような?
わたくし…たぶん浄土真宗?
西?東?わからない…ちょっと調べますΣ(゚д゚lll)
何が違うの?なんて罰当たりな笑
すいません感想でしたね( ̄ー ̄)
まずは…キリスト教じゃなくてよかった( ̄▽ ̄)笑
真実と虚構が混然となり、全てが真実であるような錯覚に落ち入ります。
そんな世界に引き摺り込まれるってやっぱり凄い作品ではないのだろうか…
ここに来てまだキリスト教への理解は⁇ですが笑
下巻に突入です!
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キリスト教の隠された真実、イエス・キリストとマグダラのマリアについて、ダヴィンチの『最後の晩餐』に隠された謎。。などなど明かされていく内容は驚きと共に大変興味深いものだったし、次々変わる展開に目が離せず読むのが止まりません。
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2021.4.5
面白い〜〜〜!!
キリスト教については大して詳しくないけど、
今現在の教義と新説、どちらももっと深く知りたくなる。
リーの家で話してるとこが一番わくわくするな
Posted by ブクログ
いよいよ都市伝説感が増してきて面白い。
『最後の晩餐』にダ・ヴィンチの残した謎が盛りだくさんだと話すシーンがとても好きだ。
イエスと対になるように描かれた、女性とも見える人物ーマグダラのマリア?
研究者の間ではヨハネとして書かれたと見るのが定説のようだが、個人的にはマグダラのマリア説を推していきたい。
その方がロマンがある。
2人の間に作られた空間が聖杯を表しているとか。
マグダラのマリアがイエスの子を宿していたとか。
もしかしたら、ヨハネが実はマグダラのマリア(もしくはそれに相当する女性)だったとか。
想像を二重にも三重にも膨らませられるシーンだと思う。
この辺りからソフィーが聖杯との関わりを強めていくあたり、マグダラのマリアの血縁関係が薄ら感じられる。
果たして結末やいかに。
下巻も楽しみである。
Posted by ブクログ
おもしろい。
どんどん読んでしまう。
ソニエールが伝えようとしたことに
たどり着けるのか・・・・・・結末や如何に。
下巻を読むのがテシタノミモト。
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物語に動きが出始めてきて最終章に突入!って感じだった笑
最後の晩餐の絵画について詳しくはなかったからイエスの隣にいるのはマリアだということに特に驚きはなかった。もっと教養つけなければ、、、
Posted by ブクログ
今回は美術作品の説明が多くて全然理解出来てないけど面白かった。
後半に謎解きがどんどん進んでいって下巻もたのしみ。
ただやっぱり3割くらい理解出来てない笑
Posted by ブクログ
いろいろな謎が解け始めてだんだん点と線が繋がりつつある中盤戦。
相変わらずキリスト教に馴染みのない自分にはいまいち感情移入しづらい部分もあるけれど、話はテンポ良くて読みやすい。
とりあえず終盤戦に進みます。
Posted by ブクログ
キリスト教についての新説が出ながらも、それを否定する役割の無さが残念。絵画の解釈は読んでて面白いものの、従来の解釈が固定化された理由なども入っていると、更に深みが増す気がする。