【感想・ネタバレ】踏んでもいい女のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルに惹かれて。
カバー絵や裏表紙の説明書きを見た感じでは今時の「踏まれやすい女あるある話」かと思いましたが、そうではなくて戦時中のある魅力的な女性を描いた物語でした。

貴子の発言や思想には現代にも通じるものを感じ、うなずける部分が多々ありました。
しかし、そんな独自の思想を持っていた彼女も戦火の下には無力で、たくさんの人と同じように惨い亡くなり方をしてしまった……。

色々な意味で期待を裏切られた作品でした。

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2016年10月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初、タイトルの意味を踏んでも→いい女(踏まれても尚)と勘違いしました。。。
踏まれてもいいと思われている、みじめな女、という意味でしたが、主役はどちらかというと「貴子」という風変わりな美人に重点が置かれているような気がしました。
時代背景が現代でなく、戦時中がメインで、とろいと言われていた真砂代が貴子と出会って意識に変化が。絵ばかりかいて人に家事をさせて、贅沢ばかりが目につき、自分勝手に見えて高飛車な貴子に反感を持ちつつも最後は好きになっている。
現代を生きる私からすると、真砂代のほうが最初からあまり好感を持てない気がした。
対照的な二人を描いているので、どうなっていくのか先は気になりながら無事に最後まで読み終わりました。

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2014年05月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

内容(「BOOK」データベースより)
真砂代は一九歳になったが、見栄えのしない容姿であることは自分でも分かっていた。近所のおばさんの仲介で見合いをしたけれど、相手の男性はほとんど話もしないうちに席を立ってしまう。みんな自分のことを傷つけても踏んづけても構わないと思っているのだ。見合いをした男性には、ずっと思い続けている貴子という年上の女性がいるらしい。その貴子と偶然知り合った真砂代は、日中限定で家事を手伝うようになる。働いている様子もないのに豊かな暮らしを続け、絵ばかり描いている貴子とは何者なのか。時空を超え真砂代が辿り着いた真相に、あなたは必ず驚愕する!

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2013年10月10日

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