【感想・ネタバレ】バガージマヌパナス わが島のはなしのレビュー

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2022年08月26日


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Posted by ブクログ 2017年10月18日

おおらかで、シンプルで、ミニマム。
そしてゆるーいスピード感。
大げさだけど、そういう人生観(?)がとても好き。

20年以上振りの再読になるけど、その時に感じた面白さ(単純な爽快さって感じかな)とは違って、いろんな意味で考えさせられたり深みを感じられたような気がして、いっそう好きな作品になった。

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Posted by ブクログ 2010年10月01日

先に「カジマヤー」を読んでしまったのだが、それに比べると「直球勝負!」って感じで、また違った好感がもてた。う~ん、この作家の女性、怠惰な怠け者の魅力に溢れている。珍しいパターンだなあ。

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Posted by ブクログ 2024年01月12日

なんて魅力的なんやろう。冒頭から惹き込まれる豊穣でおおらかで豪快でええかげんな世界。ガジュマルの樹の下で遊び友達のオージャーガンマーばあさんと日々ユンタク三昧の綾乃は怠け者で身勝手で美人で三線の名手で霊感が強く彼女の才能に目をつけた神様の度重なる脅迫と嫌がらせの中、拝む意味を知る。オージャーガンマー...続きを読むばあさんをマネジャーとし、ここに、現ユタチャンピオンである既得権益者カニメガとのユタ市場を賭けた壮絶なバトルが始まる?《この島は怠け者を愛してくれる》p.7

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Posted by ブクログ 2021年09月26日

自分の気持ちを隠すことなく、人目を気にせず、おおらかな生き方が、とてもみずみずしく、沖縄の海の色を思い出した。

物質的に豊かじゃなくても…なんて言葉よく聞くけど、お金で買えないものってこれだなあと。

こんなに愛し愛されてるなんて、とても幸せだと、読後は温かい気持ちになる。

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Posted by ブクログ 2017年09月21日

能天気なほど明るい本が読みたくて、この沖縄の物語を選んだが、能天気も程がある(笑)大らかに生きてるにしても突き抜け過ぎな二人の物語。前半は方言が理解不能で飛ばし読み、後半は何かと胸に刺さる言動もあり感動。人生辛い事はある、でも被害観念に囚われず、素敵なものに素直に感動して大らかに生きる。「島人の宝」...続きを読むの曲も通じるメッセージを感じる。手元に置いてまたいつか読もう。この方の本を読むと沖縄(琉球)はつくづく日本と一部と呼ぶのに違和感を覚えるなぁ。伝統をひたすら守り受け継ぐ一つの素敵な国。

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Posted by ブクログ 2015年10月03日

沖縄の島でゆるーく遊び暮らしている19歳の娘 綾乃。ある日夢の中に神様が現れ、ユタ(巫女)になれと命じられる。

島の雰囲気、暮らし、伝統、その気温までも感じられる。
少女がユタになる成長物語というよりは、沖縄の島の雰囲気を味わう本だと思う。

それにしても、オージャーガンマーが可愛らしい。
忍耐を...続きを読む忍耐とも思わず、ゆっくり受け止め、執着することなく、いつでも楽しく暮らす。なんてすごいんだ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年08月20日

お気楽なわが道をいく不良娘が神様の啓示を受け、ユタになる話。
前半の彼女と神様のやりとりなどわらえるところあり、後半、ユタになる決心をしてからは拝むということの大切さは心が切なくなるものがありました。

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Posted by ブクログ 2012年01月09日

働きもせず島でぼんやりオバァと過ごす綾乃。きれいなせいか周囲の人からも注目はされているよう。
ある日夢に出てきた神様が
「ユタになれ」
という。
最初は、全然話も聞いていなかったのに幼い頃に亡くなった友人の姿を見たらそれもいいかもと安易に飛びつく。
結果、それらしいユタに成長してくのだから不思議なも...続きを読むんだ。
素質のある人が選ばれているということか。

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Posted by ブクログ 2013年07月07日

沖縄出身の作者が紡ぐ、ユタになることを運命付けられた少女を巡るファンタジー。ウチナーグチを多用して空気感を演出。全体的にややライトな中で亀甲墓の下りなんかは作品における御獄のような存在。沖縄特有の深遠なものを感じるわ。

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Posted by ブクログ 2012年07月16日

那覇空港の書店で『石垣島出身』として紹介されており、機内の暇つぶしに購入。ふだんは手につけないジャンルだが、旅先の気分も手伝ってなかなか面白く読めた。メインのテーマではないが、島が日本(ヤマト)的価値観に侵されていくことへの主人公の抵抗感には、とても共感できるものがあった。

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Posted by ブクログ 2012年02月25日

色が浮かぶ。人が浮かぶ。島のお話。最後の顛末が始めからわかりきったもの以外の事件が起こらなかったのが残念。もっと裏切られたかった。

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