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Posted by ブクログ
「いきものの殻」「筆写」「遺墨」「延命の負債」「空白の意匠」「背広服の変死者」「駅路」の7編の短編が収録。いくつかの短編は、他の短編集にも収録されていたはず。
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男達の哀愁に満ちた7編の短編集。
定年退職後の心理小説、老人の性について描いた小説、運命の皮肉を描いた小説、サラリーマンの悲話、自殺志願者の心理を描いた小説など男達の様々な境遇を松本清張自ら経験した事柄を臨場感たっぷりに描いている。
身につまされる小説でした。
1960年前後に書かれた作品群なので多少時代性を感じる内容ですが古さは感じません。
松本清張さんは多岐に渡る作品を大量に書かれ読者を飽きさせませんね。
Posted by ブクログ
「男たちの」タイトルにあるが、サラリーマンの晩節を集めた短編集。著者の経験も含まれているためか、描写が細かく感情移入してしまう。自分ももう少しサラリーマンを続けていくことになるが、身につまされる短編がつまっている。
Posted by ブクログ
初めて読む松本清張。
短編集は物語の浅さなどがありあまり好きではないがこの一冊は別。
特に駅路は秀逸。
最後の一捻りでまた引き込まれる。
想像していたより面白かったので、次回は是非長編を読みたいものだ。