【感想・ネタバレ】光射す海のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年08月17日

読んだ後に何か心に残る本というのは久しぶりだ。
日頃小さいことで悩んだり躓いたりすることがあるが、人生はそんなもんじゃない。
それこそ「一歩踏み出すごとに、あやふやな確立に支配された世界に乗り出すようなもの」だ。
読んだ後は「前向きになろう、何事にも正面からぶつかっていこう」という気になった。
こん...続きを読むな想いが覚めなければいいなと思った。
また、読みやすさにおいても評価したい。とにかく無駄なシーンとかが一切なく、どのページを読んでいても飽きることなく楽しめた。ジャンルはヒューマンミステリーなのだが、さゆりの謎の行動、徐々に明かされていく真実、真相を知った時のショック、決してスピーディーな展開というわけではないが、最後まで本当に楽しめた。
欲を言えば、最後がプツンと終わってしまっている感じがしているのがちょっともったいない気がした。
もうちょっとそれぞれの「その後」が知りたいなと思った。

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Posted by ブクログ 2012年05月15日

鈴木光司らしいです。ひとことでいえば。描写の生々しさや、狂気さはさすが。大作、とまでいかないけどずっしりさも軽さもあり集中して読んだ。

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Posted by ブクログ 2021年09月23日

学生の時、読んだかなぁ。内容はうろ覚えですが、当時めっちゃくちゃ面白かった気がします。圧倒的な孤独とは?みたいな。

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Posted by ブクログ 2017年06月12日

鈴木光司といえばリング。ホラーを期待して読んだが、やや恋愛、記憶喪失、闘病など人間模様が描かれた文学チックな内容。そこのみにて光輝くを観て何故か思い出した。

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Posted by ブクログ 2014年10月19日

遺伝子に怯えるという小説は少なくはないが、さゆりの恋人の洋一がマグロ漁船で経験したことを絡ませて人間味溢れた物語になっている。

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Posted by ブクログ 2011年01月03日

登場人物が皆何かを抱えていて、生々しい。
その生々しさの中に、底知れぬ闇があり、射してほしい光がある。
それが人間の業であり、願いであり、弱さであり、強さだと感じた。
引き込まれる展開と奥深い心理描写が、海のように広がる小説。

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Posted by ブクログ 2010年11月26日

タイトル、帯買いした本。
まったくノーマークだったけど、『リング』の作者なんだね。映画は見たけど読んだことはなかった。
精神科医とその患者たちを中心に巡る物語。ヒューマンドラマといった感じか。残念ながら涙腺をノックされることはなかった。

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