【感想・ネタバレ】ふたりのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

解離性同一性障害
まさかね、と思いながら読み進めたが、実際にいるんだ、実際に。
本人も周りも気が付いていないだけで、ストレス障害や人格障害を抱えて、なんとかごまかして社会の中で適応している人たちが。

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2013年08月11日

Posted by ブクログ

解離性障害で二つの人格…千絵とモスを持つ18歳の少女。服飾の専門学校、あやしい美容販売員を経て統合するまで。テーマはいいけど宗教団体だったというオチが。。

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2013年07月20日

Posted by ブクログ

自由奔放なモス、何事にも自信をもてない千絵、辛い過去を忘れることから生まれたフランクなどの多重人格をもつ患者と、その病気を治そうとする精神科医由加利との間の闘病記的な重い主題を扱った作品。

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2013年06月10日

Posted by ブクログ

若い女性の中に存在するいくつもの人格、多重性人格障害をめぐるストーリー。

最初、読み始めた時は、高校を卒業し地方から東京の服飾デザイン学校へ入学した二人の少女の話かと思った。一人は引っ込み思案で、何をするにもおどおどと他人の目を気にする小林千絵。

そしてもう一人は、大胆で独特の芸術的色彩感覚と行動的なファッション感覚を持つモス。ところが、次第にこの二人は一人の人格の中に存在する同じ人物の相反するキャラクターであることが分かり愕然とする。

こうした二人(?)のやり取りと、やがていくつかの複合的な事件で服飾デザイン学校を飛び出した千絵のその後の行方をめぐってドラマが展開していく、、、そして、結末は思いもせぬ方向へ。なかなかしっかりととした小説の骨格で読ませる内容。

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2013年04月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人格統合がわりに上手くいくのが少し違和感あるが、子供のころのトラウマの真実など予想外のこともあり、面白かった。だけどこの精神科医もはっきり言って病気ですね。でも、現実社会で果たして健康な人はどれほどいるのかと思う時、病気の人達で支え合うのもありだと思った。

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2013年04月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

臆病でマイナス思考、殻に閉じこもりがちな千絵。明朗で超ポジティブ、才気煥発な人気者のモス。ふたりは、実は一人だった。幼少期に心に大きな傷を受け、それから逃れるために、いくつかの人格が現れる。
この作品では個々人格の記憶が曖昧というか、記憶違いをしていて、記憶が二転三転としている。これまで、目にしたことのある多重人格を扱う作品では、その個々の記憶は明確だったと思うが、本当のところはどういうものなのだろう?
女医もまた精神を病んでいるが、やはり幼い頃の経験をひきずっているのである。
この二人は、経済的に裕福で、今では、周りの人も友好的で、自身の精神的な成長もあり、いい方向へ向かっていったが、同じようなつらい体験をした人の場合の多くは、経済的に追いつかず、そこから抜け出せずにいるように思う。

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2013年04月07日

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