【感想・ネタバレ】パソコン探偵の名推理のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 内田康夫氏の連作短編集。初版は1984年だが年と版を重ね、2008年に完全版が出版された。
 当時のSFの世界じゃあ人間以上の計算力を見せるコンピュータというのは珍しくは無かったろうが、ミステリの世界で事件の謎を解くパソコンが登場するというのは、当時はとても珍しかったことだろう。しかもゼニガタはくだらない冗談や世辞も言えるのだ。
 今読んでも台詞の掛け合いが笑えるし、どのキャラも個性的。初版当時と違って、今は二人に一人は一台以上のパソコンを所有している時代なのだから、是非このシリーズを映像化して欲しい。

0
2012年03月07日

Posted by ブクログ

ある探偵事務所を舞台にした短編集。
技術を結集して作られたパソコン「ゼニガタ」。
パソコンが事件を推理するという設定が面白い。
謎は深くなく,ユーモアに富んでおり,気軽に楽しむことができる。
例えば,自分の振ったクラブで,自分の頭を殴って死んだ男の話,
「ナイスショットは永遠に」など面白い話が多かった。

0
2009年10月04日

「小説」ランキング