【感想・ネタバレ】「あまり人とかかわりたくない」人のための心理学のレビュー

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Posted by ブクログ

気休め本ではなく、非常に建設的なアドバイスが多かった。
自信を高め、傷つけられても揺るがない自分を確保すること。
理解されたいなら、相手をまず理解しようとすること。
変わりたいなら、少しだけがんばること。

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2011年02月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

きっかけ:対人恐怖、他人が怖い、他人に(自分と比べてしまって落ち込むので)興味を持てない…ということで、対人関係から逃げたくなることが多々あるため。
もちろん、人間は人と人とのかかわりの中で生きているので、それを完全に排除して生きるのは不可能だということは理解しているので、「それでもつらい」という葛藤が強いため悩んでいた。

知りたいこと
1)どうして人を嫌いになってしまうのか
(人を嫌いになってしまう仕組み)
2)人と関わることへの「不安」「苦痛」を緩和できるのか。
3)今の自分から変わっていくには何をしていけばいいのか

読後1)~3)は
1)「好き・嫌い」の感情には「利害」が関係している
職場で「うまくいっている人」を嫌いになる心理として、その人がうまくいっていることで、自分が取り残されると不安になる、という「害」を感じてしまうことにより、その人を嫌いになってしまう。

その他、面白い実験も多々とりあげられている。

2)P197反省するのをやめる
反省するのは悪いことではないが、自己評価の低い人は、反省をするたびに自分を攻め、連鎖反応を起こして際限なくマイナス方向に向かってしまうことがある。(中略)過剰に自分を責めるのは問題である。「事実」をしっかり見据え、どうしようもなかった部分は「怒ったことは仕方がない」と考えるようにすること

3)
p114「わかってくれない。それでもいいから自分のことを打ち明けろ」(中略)そうすれば、「理解される・されない」に関わらず、相手からの好感度は増す。「相手に反応してもらおう」という期待ばかり高いから、人間関係がおかしくなっていく。


P198「どうせ私なんか」を「きっと私だって」に言いかえる
(中略)「ああなりたい」と思ったときは、自分自身を成長させる好機なのである。それを「どうせ私なんか」という言葉でストップさせてはならない

評価について:
人と関わることや、親しくなることへの不安が緩和され、楽しく人間関係を築けるようになったら★5へ
著者の言葉は、対人関係で悩む人に対し、その気持ちやしんどさを受け止め、かつ、心理学的側面から励まし、背中を押してくれるものになっていると思った。
今後も、無理のない形で他人に関心を持ち、話を聞いたり声をかけたりして行動していきたい。壁にぶつかったら、読み返してみたいと思う。

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2020年08月05日

Posted by ブクログ


・話すトレーニングをして、直す

・他人に期待しすぎる

・『幸せなカップルになるために』(ダイヤモンド社)

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2019年05月06日

Posted by ブクログ

タイトルがタイトルだけに「人間はありのままでいいんだよ。」「無理して人づきあいしなくていいんだよ。」てきなありのままの自分を肯定する本と思って読んだが、内容は意外に厳しく、自分の考え方に近いものがあったので面白かった。自分は誰にも認めてもらえないという事に対しても、「周囲に甘えすぎ」という意見は正しいと思う。また最近の風潮とは逆に頑張らなくていいんだよ。という風潮に多分筆者は疑問を感じていると思う点が共感。自分の今まで出会った人の中であまり人と関わらない様にしてきた人は、とにかく家族に依存している気がする。母親であったり、兄弟であったり。多分、それはとても居心地がいいんだろうし、家族というコミュニティはその人を無条件に受け入れてくれる。その過保護さゆえに社会につながりたいという気持ちが希薄になり、更に人間関係が矮小化していっている気がする。自分は「私は性格悪いから」とか、開き直ってそれを美徳としてしゃべるような人はどうかと思う。悪いと思うなら治せよと思うのだが…。若干、話はずれ増したが、この本を読んでの感想です。

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2010年09月02日

Posted by ブクログ

 あまり人と関わりたくない、けれどホントに関わらなくていいのか?もしくは心のどこかで関わりたいと思っている人にむけて書かれた本。日本人の心理や社会状況をきちんと捉えていて、さらりと読める。
 心理学としての深さを求める人にとってはちょっと物足りないかも。

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2010年06月12日

Posted by ブクログ

111104byOSKtvたけし:叱られたい20-30代女性                      央阿    
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最初から「成果」を確認できる、自分にとって実現可能なことからはじめていく。 そうしたプロセスを経て成長していけば、いずれ「今できそうにないこと」だって射的距離に入ってくるだろう。

自己卑下をストップさせる三つの習慣 !、
1、反省するのをやめる      自己評価の低い人は、反省をするたびに自分を責め、連鎖反応 を 起こしてマイナス方向に向かってしまうことがある。
2、「どうせ私なんか」を「きっと私にだって」に言い換える
3、「すみません」を「ありがとう」に言い換える。 人に何かをしてもらったときにすみませんと謝罪してしまうのが、自己評価の低い人の特徴である。

「公的自己認識」とは「人から自分がどう見られているか」に対する意識である。 公的自己認識が高くなると、他人の目を気にして緊張してしまうタイプになっていく。逆に「私的自己意識」が高いと、我関せずで、自己チューになる。
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第1章
人と話すのが、どうしても苦手!―「内気な人」はビジネス社会でやっていけないのか?
第2章
人付き合いが面倒くさい―ムリして人間関係を広げることに意味があるのか?
第3章
リアルで話すより、ネットのほうが話しやすい―相手の顔が見えないほうが、本当にホンネを言いやすいのか?
第4章
本当の自分を、誰もわかってくれない!―どうすれば人に理解され、愛される人になれるのか?
第5章
ノリの軽いヤツなんて好きになれません―なぜ「皆から認められる人」に嫌悪感を持ってしまうのか?
第6章
世間から見たら、私って「引きこもり」!―どうして「外出すること」が面倒になってしまうのか?
第7章
それでも人の目が気になってしまう―「あまり人とかかわりたくない心理」は克服できるか?
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「人付き合いが面倒くさい」
「本当の自分を誰もわかってくれない」
「ノリの軽いヤツなんて好きになれない」
「何をしゃべればいいのかわからず、会話が続かない」……。
そんな思いを抱く、人間関係の煩わしさから解放されたい人のための、読むココロの処方箋。

この世の中で生きるということは、「人とのかかわり合い」の連続です。
人とかかわることは、たいていは「苦痛」や「苦労」や「労力」とも隣り合わせになっています。
人間の心理は非常によくできていて、理由づけさえできれば、
楽なほう楽なほうに自分を向かわせます。新しい人間関係をつくり維持・強化するといった
面倒なことを敬遠する生き方も、「自分らしい生き方」があるという
都合のよい言い訳によって正当化されます。

本書では、対人心理学の立場から、なぜ「人とかかわりたくない」という感情を抱くのかを
分析しつつ、いまの自分を変えるとすると、まず何をしたらよいのかを解説します。

友人はほしいけど、深い人づきあいはめんどくさい…人間関係がイヤになったときの読む処方箋。

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2011年11月05日

購入済み

ありのままの自分でいいとか、わずらわしい人間関係なんて無理にしなくていいとか。
そういう考えをある程度は認めるようなことを言いつつ、その実、
それでいいわけねえだろうが甘えんなZ世代ひきこもり自称引っ込み思案ども。
と、延々と大学教授のおじさんから説教くらい続ける本です。
人によっては世界を広げるきっかけになるが、人によっては精神を抉られて非常に
不快な気持ちになるだろう。

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2024年04月21日

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