【感想・ネタバレ】らせんのレビュー

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Posted by ブクログ

リンクシリーズ二作目。リングの物語から直結している今作は序盤から中盤にかけて,小難しい医学的な話が続くので疲れてしまった。だがある女が現れてからの展開は鳥肌が立つほどに怖く,そしてオチも前半の長々とあった医学的な話があったからこそのラストで素晴らしかった。

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2024年04月24日

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おもしろ!!!
「リング」を読んだ上でのこれ、マジで怖い。
現実世界ともリンクしてるというか、貞子の恐ろしさたるや…

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2024年03月12日

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ネタバレ

リングから続けて読破。映画視聴済み。
途中専門用語や暗号の件に心折れかけたけど、なんだかんだ最後まで楽しめた。
リングウイルスの写真など、リアリティがあってとてもよかった。
映画とはだいぶ違う。
途中から出てきた女はどう考えても貞子ってわかるでしょ!
竜司のキャラが余計にわかんなくなった。


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2024年03月10日

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リングの伏線回収と新たな主人公、そして最後のエピローグまでの謎。面白かった。続く「ループ」にも期待。

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2024年01月21日

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リングは序章に過ぎない……

どえりゃあ面白かったです。
もう語彙力なんて元々ないのに、よりどこかに飛んでいってしまいましたよ……

リングで満足したらダメなやつ!
こりゃこれも必須科目にするべきだね(?)
ちょっと何言ってるか分からないくらい面白かったです。

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2023年07月12日

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ネタバレ

暗号を見つけて解いていく過程ワクワクだった
最初は竜司の解剖からウイルスを見つけるというのは竜司に対してひどい扱いだなと思ったのだけど、それを本人が望んでのことならOKになっちゃってすごい小説だなとなった
貞子さん遺伝的には男性という設定もリングではそんなにこだわる必要なさそうなのになぜ?と思ってたがこうなるのかー!ってびっくり

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2022年08月14日

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ネタバレ

前作に引き続き没頭してしまいました。
映画は2作とも未視聴だったのですが、想像していたホラー小説とは全く違うことに驚きました。

本作は単に幽霊や超常現象に遭遇する怖さを描いたものではありません。人智を超えた意思によって日常を侵食され、人類の新たな種を目の当たりにする過程が描かれており、旧種が淘汰される恐怖、つまり生き物としての本能的な部分で恐ろしさを感じることができます。

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2022年02月24日

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これ面白いわ。

なんていうか小説の世界なのか現実の世界なのかわからんなってきた、、

もう貞子に支配されているのかもしれない笑

って言うぐらいリアルでこれはホラーではなくほんとうにSF小説だわ。

人類の進化を見届けている感じ。

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2021年12月29日

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高山竜司の死体を解剖したところ、死因は心臓の血管にできた肉腫による心筋梗塞だと判明する。さらに肉腫からは天然痘ウイルスに似たウイルスが検出され、感染源は謎のビデオテープであることを突き止める。高山竜司がDNAに残した暗号の意味、山村貞子の真の目的とは。

リングシリーズの2作目。話はウイルスや進化論といったSF方向へと展開されていきます。ストーリーは科学的な部分とホラー要素が巧妙に組まれていて、他の小説では味わえない独特な面白さがありました。本書の結末から、今後の壮大な話の展開を期待させられました。

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2021年04月30日

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『リング』の続編。あのように完結した物語の続編は蛇足になることも多いが、これは驚くほど素晴らしい。SF、推理、ホラーという路線は維持しながら、DNAなどの科学知識を取り入れ、前作以上にスケールの大きな、しかしきれいにまとまった作品になっている。前作を読んだなら間違いなく読むべき傑作。次作もとても楽しみだ。

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2021年04月11日

Posted by ブクログ

本屋であらすじを読むまで「らせん」が「リング」の続編とは思わなかった。別のホラー小説だと思っていた・・

前作が意地と体力で突き進んでいる感じがあるけど今回頭脳戦ですねー
暗号とか塩基配列とか全然分からない
安藤さんと宮下さん凄い

顕微鏡写真のページからジワジワと自分がリングウイルスのキャリアになってる気分になってた・・
呪いとウィルスが手を組むと手のつけようがない

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2021年12月30日

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これもなかなかのぶっ飛び具合でしたねぇ…社畜死ね!!

ヽ(・ω・)/ズコー

前作からどう繋げてくるのかな…? と戦々恐々とした気持ちで読みましたけれども、お話の方向性が…いやはや…前作はそれこそホラー…といった感じでしたけれども、今作はなんだか科学的な書物でも読んでいるみたいな気分になりましたとも…

作者の鈴木光司氏は論理的にこの物語を書き上げた、とインタビューなどでもおっしゃっているようなんですけれども、なるほど…確かに論理的に構成された見事な小説であると思いました! 社畜死ね!!

ヽ(・ω・)/ズコー

終盤の展開はなんだか…いやはや…ここまで来ると笑えてもきますけれども、とりま! 次作の「ループ」が楽しみですね…物語はさらなる明後日の方向へと行ってしまうのか…期待します!

ヽ(・ω・)/ズコー

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2023年12月30日

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ネタバレ

リングが記者の書いたの日記が小説になり、さらに映画化されてウイルスが拡散していくという描写が現実とリンクしていて面白かった。現在はもはや貞子は、パチンコになったり政見放送や始球式に出たりなど一種のギャグキャラと化している。この小説を読むとそれこそが貞子の目的であることがわかる。当時この小説読んだ人はまさかこの貞子という不気味なキャラクターが、未来このように扱かわれてるとは思ってないだろう。
続編のループでもそうだが、鈴木光司先生の先見の明は凄まじいと感じた。

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2023年09月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作のリングは映画等で概ねの内容を知っていたものの、その続編となる今作は全くの初見で読んだ。
リングが意味がわからない事を恐怖とする正統派なホラー小説だとすれば、今作のらせんはホラーを科学的に解明していくようなドキドキ感があった。
理解不能な恐怖ではなく、どこまでもリアルで書かれている事が理解できるからこその恐怖というホラーではあまり見ない怖さがあって良かった。
次作のループは完結編となるらしいので、貞子の野望がどうなるのか、人類はその野望に打ち勝つことができるのか、とても楽しみに読みたい

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2023年09月03日

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復活した貞子の、奔放かつ、しおらしく、知的な振る舞いに戸惑う。映像でモンスターとして描かれる貞子とはまた違うパーソナリティで面白い。
こうなってくると、貞子の意思なのか天然痘ウィルスが引き起こした絶滅回避システムか、分からなくなるな。

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2023年08月28日

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………これは…

『リング』だけで読むのやめていたら勿体無いやつ…(;´Д`)




『リング』は序章にすぎません。

内容は、より化学的になっていきます。

怖いかと聞かれると、全然怖くありません。

と言うか、面白いので、夢中になって読みました。先が気になる(*´艸`)

ホラーというより、サイエンス・フィクションの方が近いと思う。
こういう展開、大好き♡

でも基本は貞子なので、ホラーですよね。
恐怖というより、真相に鳥肌が立ちました。

『リング』しか読んでいない人、かわいそう…。
今すぐ読みましょう笑

監察医の安藤は、学生時代の友人である高山竜司の解剖をすることに。
彼の遺体からはみ出た新聞に書かれた数字。
その数字を、安藤は暗号と解釈し、解読する。
そこから、また恐怖の連鎖がはじまる…。

正直、この作品は好みが割れるかもしれないなぁとも思います。
想像を絶する展開に思わず笑いが出てしまった場面も。
怪奇現象にも化学的な裏付けをされてしまいます笑
1991年当時に読んでいれば数倍怖かったに違いない。

『リング』の出版後、3年かけて完成させた作品だそうです。
内容が非常に濃いので、納得。

天才高山からの暗号やウイルス関連の真相が判明していくと面白くて目が離せなくなります。

そしてラストは……( ≖ᴗ≖​)

映画『らせん』も、観ました。
昔すぎたので、内容をすっかり忘れていました(^_^;)

映画……まぁまぁですね。
うん。
中谷美紀が美しかったです。(〃´-`〃)


続けて『ループ』読みます!!(ノ*°▽°)ノ


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2023年07月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

パンツの匂いを嗅ぎ取ることに必然性はあるのか!?笑

ホラー部分丹念に描かれていたので、じっとり怖かったです。
エレベーターとかね…二人になるの嫌…。

ストーリー展開は、主人公の漫画的な直感が結構頻繁に出てきて、それが考察に繋がるところがちょっと強引さを感じなくもなかったけど、医学的な要素が前作よりさらに強まって面白かったです。

あと、よかったのはラストシーンですね!
海に始まり、海に終わる。人類の終焉に手を貸し、人類を裏切った主人公が手に入れた何者にも変え難い宝物。
爽やかさすら感じる終わり方は、自分好みでした!
自分の願いのために他の全てを投げ打つ系のストーリーはとても好きなんです〜。
僕も、息子がいるので、主人公の辛さ、無念さ、そして喜びがよくわかりました。

エンタメは前作の方が強いけど、情感に訴えるという意味では今回の方が好きです。

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2023年02月15日

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そう来たかあ〜〜
1作目のリングから全く違う視点で話が進んでいきます。
呪いをウイルスとして見ていく展開がなかなかに斬新で良かった。
DNAの解読に関してはさっぱり意味がわからなかったけど、貞子の呪いについて深い所まで分かった気がする笑
特に写真と目の前の女が一致した時は普通にゾワッとしたし、鈴木光司は描写表現が上手いな〜と思いました。

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2022年11月16日

Posted by ブクログ

らせん映画でみてたはずが完全に忘れててこんな流れなんやと思った!
貞子大量発生の意味理解した

何となく頭にはあった
3部作完結のラストは見たいような見たくないような感じでお腹はいっぱいです!
とにかくらせんよかった

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2022年08月21日

Posted by ブクログ

映画リングをうろ覚えでの状態で小説リングを読み、その流れで小説らせんを読む。
リングの映画と小説のギャップにも驚いたが、今作はさらに驚き。
個人的にものすごい怖いオバケ、なおかつ生前は絶世の美女? 美男? と表現されていた貞子。
なんと受肉する。
飲むし食う。
勝手にミステリアスで儚げな美人を想像していたので、なんかショックである。

冗談はさておき、面白かった。
世の中は大変なことになりますよ、的な匂わせで終わったが、主人公はハッピーエンド。
子を持つ親にとって、これ以上の救いはないと思う。

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2022年08月19日

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いやー。あのTheホラーの定番かのように思っていた「リング」が「らせん」でまさかの方向に展開していく。当時きっと誰も予想できない続編だったのだろうな。
完全フィクションとしてホラーを楽しんでいたはずが、なんだかこれに近い事柄が現実にあっても不思議じゃないな…と、ものすごい設定なのに思わされるあたりがヒットしている所以なのだなぁ。面白い!というより感心に至った。

そういえば映画シリーズのどれかで、貞子が虫みたいにうじゃうじゃと大量発生して、もはやホラーでもなく爆笑してしまったことを思い出した。なるほど、あれも案外原作の設定にちゃんと乗っかってたのか?と思ったが見直すほどではないのでやめとこっと。

あとがきの医者がみた『らせん』が良かった。まさに医学SFホラーだった。

次作「ループ」が完結編らしい。リングウィルスに感染した読者としてはとりあえず手にとろうか。(ちょっと悩む)けっこうお腹いっぱいではある。

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2022年08月16日

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ネタバレ

序盤で前作の主人公である浅川の奥さんと子供が亡くなったことを知りショック、、、
ついでに義父母も、、、
よくある"呪い"ではなく、ウイルスと絡めているのが面白かった。
自分がセックスした相手が貞子だったって知ったときは、相当驚いただろうなあ。
ビデオから本、そして映画に媒体を変え増殖していくウイルス、恐ろしすぎる

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2022年08月09日

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前作のストーリーに衝撃を受けたが、今回も面白かった!
最終的な黒幕に驚いた。3作目はどうなるのだろうか。

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2022年04月16日

Posted by ブクログ

高山竜司の司法解剖を担当した医師の安藤満男は、隆司の冠動脈に正体不明の肉腫を発見します。その後、竜司の肉腫から、天然痘ウィルスと人間の遺伝子をもった、新種のウィルスが見つかります。

安藤は、竜司の親友だった浅川和行の家族が死に、浅川本人も意識をうしなっていることを知ります。さらに、隆司の教え子だった高野舞から、浅川が竜司の死後に部屋を訪れ、ヴィデオ・テープについて竜司から何か聞いていなかったかと問いただしていたことも明らかになります。ウィルスとヴィデオ・テープの関連を調べていくうちに、安藤は、このウィルスが人間の意識を介して広まっていくことを認めざるをえなくなります。

一方、竜司の死後、行方不明になっていた高野舞の死体が発見されたという報せが、安藤にもたらされます。ところが、舞は死の直前に何かを産み落としていた形跡があるというのです。その頃から、安藤の身のまわりに、美しくも得体の知れない女が現われるようになります。

ありきたりなホラー小説だった『リング』を、生命科学SFの土俵に移し替えた手腕は見事だと思いました。後半、物語の荒唐無稽さに少しついていけないようにも感じましたが、事件の核心へとせまっていく安藤の心理を緊張感を湛えた筆致でえがく前半の展開は、夢中で読み進めてしまいました。

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2021年01月30日

Posted by ブクログ

 読み終えて一通り完結したなと。続編のループはエピローグの続きなのだろうか?

 リングが売れてなけりゃ、
「帰ってきた山村さん」として続編は漫画で。なんておちゃらけたタイトルもありだったかな。

 竜司ってそんな人だったって疑問が湧いたが、まだ何か裏があるのかね。生きた兵器と化すので戦争にも利用可能だと思う。何を望む?ということは明確にされなかった感もあった。
 発端のリング、再生のらせん、ループでは何が待つのか。
 読んでて、宇宙生命体が地球を乗っ取るといった映画を連想させられる。人が人に風邪を移すように、密かに、気づいた時には手遅れだとね。
 誰が悪いって?人だよ、だから人を死滅させるんだ。
誰がそれをとめる?もしかしたら、ウィルスかもな。

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2021年01月15日

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ネタバレ

リングシリーズの2作目。思い描いていたラストとは異なる。そして一般的に知られているリングや貞子とも異なる。

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2024年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作リングの方が好みだが、想像の斜め上をいく展開で楽しく読めた。

前作主人公・浅川とその家族があっさり死んだのと、竜司は舞のことが大事じゃなかったのか…これらが心情的に引っかかったかな。竜司的にはそれはそれ、これはこれなのかもしれない。知的好奇心最優先な人間なんだろう。

リングでは姿を見せずとも怨霊的怖さでジワリと存在感を示した貞子だが、今作はまさかのご本人登場(肉体的意味で)、意思疎通さえ出来てしまい、なんじゃこりゃと面白さが勝ってしまう。現代においてネタキャラにまで昇華した貞子のイメージが強過ぎるのだろう。映画観てはいないのだけど…

壮大な引きで終わったので、次作がどうなっているのか気になるなあ。

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2023年12月20日

Posted by ブクログ

まあおもしろかった。最高傑作リングの続編だから読んだ訳ですが貞子ウイルス誕生までのロジックの積み重ねは見事だと思った。行きすぎたフィクションであるが故に貞子が増えるのは恐怖よりおもしろさが勝ってしまうのよw

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2022年10月24日

Posted by ブクログ

鈴木光司による「リング」シリーズ、第2作。完全な続きものなので、前作『リング』は必読。

不可解な死を遂げた高山竜司。司法解剖を担当することとなった友人で監察医の安藤は、彼の遺体から正体不明の肉腫を見つける。そして何かを伝えようとするかのように遺体からはみ出てきた、新聞紙に記された暗号のような数字。真相を解明するために調査を進める安藤は、高山と新聞記者の浅川が追っていたビデオテープを巡る怪死事件と、遺体から共通して発見される謎のウイルスに行き当たる。そこで安藤は、人知を超えた"進化"を目撃するのであった―――。

"当事者"の視点で描かれた前作と違い、本作は"第三者"の視点で描かれているため、前作と比べて切迫感はなく、じっくりと謎を解き明かしていく内容となっている。恐怖が迫ってくる緊張感があった前作の方が、個人的には好みだったかな。

まあそれは些細な問題であって、それよりも問題なのは今作で描かれる"ウイルス"の能力。あまりに何でも出来てしまうのは、物語の面白さ的には欠点。「貞子の"生きたい"という強い願望」→「強い増殖/繁殖能力」と一本筋は通っているのだが、それを叶えるための能力が強すぎて、「何でもあり」感を強く感じてしまった。ラスト、竜司に関する展開も・・・うーん。。。

「リング」シリーズは映画しか当たったことがなかったのだが、原作はこんなにもバイオホラーだったとはな。さて、次作『ループ』はどのような展開となるのか。

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2022年10月22日

Posted by ブクログ

どんどん突拍子もない展開になっていくのでホラー度は低め
竜司はあの娘のことを大切に思ってたんじゃないの??てのが謎

ストーリーとは直接関係ないかもだけど、おじさんて若くて見目のよい女性をほんとに性的対象としてしか見てないんだなーと思わされる
関心を持ったとしてもその人の人間性にまでは興味ないんだねって

前作でも浅川が自分たち夫婦の仲は良いと思ってるようだったけど全然そうは思えなくてびっくりしたんだったそういえば

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2022年08月17日

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