【感想・ネタバレ】ドキュメント 遺伝子工学 巨大産業を生んだ天才たちの戦いのレビュー

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Posted by ブクログ

ヒトインシュリンを大腸菌を使って増殖して量産を行うまでの研究者の競争を描いたもの。初めての遺伝子工学を活用したバイオテクのロージーベンチャーのジェネンティック社の成功のストーリーでもある。 タイトルにもある通りドキュメント形式で時系列に沿って書かれている。ドラマのスクリプトを読んでいるようでもある。

そう言えば、高校の生物の教師が大学での専攻が大腸菌による遺伝子増殖だったらしく「大腸菌はすごい」と言っていたのを思い出した。きっと大学に残って研究したかったんじゃないのかな。

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2016年01月17日

Posted by ブクログ

遺伝子工学が出来る瞬間から、ヒトインシュリンの開発の壮絶な戦い。
科学の本というより、ドラマとして読むとおもしろい。
科学者の論文は、論理で展開し、感情が現れないので、科学者の想いが伝わらないと。まさに、その想い、人間性が伝わってくる。

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2013年06月28日

Posted by ブクログ

バクテリアに膵臓に存在するランゲルハンス島(膵島)のβ細胞から分泌されるペプチドホルモンの一種であるヒトインスリンの遺伝子を入れて生産させるまでの激烈な競争を描いた遺伝子工学の黎明期でのバイオテクノロジー会社勃興の祖となったジェネンテック社の成功物語。科学的な発見を直ぐビジネスに結びつけて、会社を株式公開に持ち込むところなど、実に米国らしいスピード感が凄い。

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2015年12月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1970年代に起こった遺伝子工学の商業化について綴った本。企業でいうとその主役はサンフランシスコのジェネンテックで、ヒトインスリンの生産に賭けた研究者達の熱い競争について纏められている。

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2013年06月07日

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