【感想・ネタバレ】キューバでアミーゴ!のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

帯タイトルは、
「今、この瞬間を、
 心から楽しんでる?

 ハイテンションな人々に囲まれて、
 予測不可能なラテンワールド全開!」

がっつり読書をする気力も元気もない今の私は、
たかのさんの天真爛漫さに助けられました。

一度テレビで拝見したたかのさんは、
表情のほとんどが笑顔で
一緒に過ごしている人が
たかのさんを好きになってしまうのが
わかる気がします。

「なんだろう、この国の、
 全体的にすこぶる人間くさい感じは!」

キューバの人たちは
明るく楽しいだけではなくて
何とも言えない事情を抱えていて。
持つものと持たざるもの。

「どんな苦難の時代もユーモアを忘れず、
 明るくたくましく人生をサバイブしてきた
 彼らの生き様を見ていると、
 こちらまで至福な心持ちになった。
 生きてきた軌跡が正直に顔に出ている人たちの、
 圧倒的な存在感に、
 最後は泣けて泣けて仕方がなかった。」

類は友を呼ぶという言葉が本当にあるのなら
たかのさんの周りには
きっとパッションとパワーのあふれた人ばかりなんだろうなあ。

私はきっと旅には向いてない。
家が恋しくて帰りたくなるくせに、
何かから逃げたくて旅に出たいと思うから。
それはたぶん逃避で。

たかのさんはきっと旅に出るべき人なんだろう。
何かを吸収して掴んで帰って来れる人。

「毎月、毎年、出し惜しみせず楽しむの。
 人生は、自分の楽しみのために存在しているのよ!」

「どんな人も内側にパッションを持っている。
 あとはただ、それを燃やせばいいだけさ!」


基本が口語体に近い文調なので好みはあると思いますが
気持ちを軽く読めますし、
自分の目と足で感じてきた世界を
おすそ分けしていただけるなんで
私から見ればなんとも贅沢でありがたいんです。

0
2014年02月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2週間のキューバの旅
社会主義の国だけあって、これまでとは違い政治や歴史に関する記述が多め。
勉強になります。
特にアフリカから連れてこられた黒人奴隷の子孫と植民地化時代に渡ってきたスペイン人の子孫が共存していることや、人種差別がほとんどないなど、キューバについてほとんど自分は知らないんだなあと思い知らされました。
アレクシスの非常に上手い「たかり」の部分には読んでるこちらも切ない気持ちに。
でも最後は友情だ!と確信できたようでよかったです。

2012/09/18-22

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2012年09月22日

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