【感想・ネタバレ】本屋さんで待ちあわせのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

一言で言えば、
「ブックガイド」
三浦さん自身も、そう紹介されています。

目次では70冊ちょっとしか挙がってないが触れられている本は100冊以上。

文学、歴史、社会問題、芸能、風俗・・。

様々なジャンルが散りばめられている。

僕が直感的に読みたいなと思った本は、
・『BESTっす!』ゲッツ板
・『潤一』井上荒野
・『なほになほなほ 私の履歴書』竹本住太夫
・『圏外へ』吉田篤弘

フォロワーさんは、三浦さんの、
「お友だちからお願いします」
を話題にされていて、こちらの方も読んでみたいなと感じました。

三浦さんは、
本に埋もれるような、本を中心とした、食事どきでさえ本と向き合う人生。

そんな情熱・執着を持ち続けているうちに書いて楽しませる側にも回ったんだ、と感じた。

まだ読んでいないが、
『舟を編む』

気に入って何回も映画を観た作品なので、
いつか彼女の原作を読んでみたい。

きっと素晴らしい作品なのだろうと思う。

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2022年02月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読売新聞の読書委員会で「色物担当」のしをんさんらしい書評集。
さすが色物好きとあって今まで足を踏み入れたことのないジャンルの本が多々あり、お陰で世界が広がった。
本を暖房代わりにしたり、通い婚の復活を夢見たり、教科書に載っていた中島敦の『山月記』に笑い転げたり、漫画やBL物についてアツく語ったり、と書評だけでなく本に纏わるしをんさんの日常もまた面白い。

特に共感したのは、子供の頃に本を読んでいると誉められたのに、大人になって本ばかり読んでいると煙たがれるエピソード。
私もしをんさんと同じで不思議な現象だと思っていたし、しをんさんとの共通点が見つかってなんだか嬉しい。

しをんさん曰く
「本は、人間の記憶であり、記録であり、ここではないどこかへ通じる道である」
「本は、求めるものの呼びかけに必ず応えてくれる」
たっぷり笑わせくれるのに最後は必ず素敵な言葉できっちり締めるしをんさんにまたお逢いしたい。
待ちあわせ場所はもちろん本屋さんで決まりでしょう。

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2018年07月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

恩田さんの力の入ったおすすめ本満載の一冊。
正直、私は読まないだろうなあな、難しそうな本も
多々あったのだが、それを紹介する恩田さんの語り口が
あまりにもおもしろく、
それだけで十分たのしめた。

一番、あ、私もそこ気になった、とゆーのが
キュリー夫人が寒さを椅子の重さでのりきったというエピソード。私はまんが人物伝、かなんかで小学生くらいの時に読んだのだと思うのだけど、
その時は素直でおバカな子供だったので、なるほど、
重いもんはあったかいんだーっと納得していた。

あ、あと好きな作家の吉田篤弘さんの本を紹介してくれてたのがなんかうれしかった。

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2017年07月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初三浦しをん氏。書評は書いた作家さんを
知るいい手段であり、今回もそうでした。

「キュリー夫人伝」を読み、自分の体に椅子を
載せて寝ていたキュリー夫人に驚いていたのに、
いざ自分がベッドに積んでいた本の山に埋もれたら
「すごくあったかい!」と納得する。

人名が覚えにくいから、
ロシア文学を最後まで読めたためしがない。

ウン〇を食べた話がどの話だったか思い出せずに
あれなのか、これなのか、とがんばって
思い出そうとしたり。

芥川は龍ちゃん、太宰は治(「よくあることさ。
気にするなよ、治。」と(脳内で)そっと肩を抱く)、
呼び、文学に対して気軽な気持ちで接することを
教えてくれる。

この本の弱点は、三浦氏の文章が良すぎて
紹介されている本へのイメージが薄れてしまう
ことかな。

最終章は紹介される本がBLばかりで
一番熱がこもっていた気がします。
BL賛歌でした。

「夏の花・心願の国」原民喜を読みたくなりました。
夏にお勧めだそうです。

以前に読んだ記憶がなかったけれど再読です。
前回(2018年)は心に響かなかったようで…
この2年で私になにがあったのか。

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2020年10月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

出てくるたくさんの本。ほとんど知らないお話でした。なので、三浦さんが感じたことを読んでも、なかなか共感できずあまり心も動かず・・・でした。でもこんな機会に出会う本は、自分が本屋さんに出かけてもきっと見落とす本なんだと思いました。気になったものだけでも手に取ってみたいと思いました。

この本に出てくる本の中でも気になったもの
キュリー夫人伝
漢字は日本語である
世にも奇妙な職業案内
水の家族
絶対貧困

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2018年08月22日

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