【感想・ネタバレ】本屋さんで待ちあわせのレビュー

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作家さんがどんな本に興味を持っているのかがわかり面白かった。

四章の『読みずにわかる東海道四谷怪談』が個人的には1番だった。

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2022年01月22日

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さすが三浦しをんさん!と拍手してしまうほどに、私に刺さるものでした。本が大好きな三浦さん、色々な本が紹介されています。
キュリー夫人の話は少し笑ってしまいました。

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2022年01月22日

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三浦しをんさんの書評。
やっぱり、作家さんてめちゃめちゃ本読むんですね。しかも幅広く。
読みたい本がめちゃめちゃ増えました。
恋愛小説の書評(BLを含む)から伺える、しをんちゃんの腐女子感・ヲタク感・拗らせ感、が死ぬ程面白いです。^_^;

どんどん拗らせてください!
それをネタにどんどん創作活動に励んでください!

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2017年11月06日

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書評集だけど、いつものしをん節でお堅い感じはなく、ふむふむわははと読み進めます。
最近本や読書に関する本を立て続けに読んでいますが面白いですね。自分と読書傾向が多少違っても面白い。紹介された本はほぼ未読の本でした。

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2022年08月12日

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ネタバレ

一言で言えば、
「ブックガイド」
三浦さん自身も、そう紹介されています。

目次では70冊ちょっとしか挙がってないが触れられている本は100冊以上。

文学、歴史、社会問題、芸能、風俗・・。

様々なジャンルが散りばめられている。

僕が直感的に読みたいなと思った本は、
・『BESTっす!』ゲッツ板
・『潤一』井上荒野
・『なほになほなほ 私の履歴書』竹本住太夫
・『圏外へ』吉田篤弘

フォロワーさんは、三浦さんの、
「お友だちからお願いします」
を話題にされていて、こちらの方も読んでみたいなと感じました。

三浦さんは、
本に埋もれるような、本を中心とした、食事どきでさえ本と向き合う人生。

そんな情熱・執着を持ち続けているうちに書いて楽しませる側にも回ったんだ、と感じた。

まだ読んでいないが、
『舟を編む』

気に入って何回も映画を観た作品なので、
いつか彼女の原作を読んでみたい。

きっと素晴らしい作品なのだろうと思う。

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2022年02月23日

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三浦しをんの書評集。
取り上げられたどの本もおもしろそうで読んでみたくなります。
ジャンルも小説からノンフィクション、マンガなど多岐に渡っているので、普段手に取らない分野にも触れられて興味深いです。
何かおもしろい本ないかなーと思ったら、まずこの本を読むといいかも。

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2021年09月06日

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『一日の大半を本や漫画を読んで過ごしております。こんにちは。』

という三浦しをんさん。なんだかちょっと羨ましくなるその生活ですが、そこに至るご苦労は数々のエッセイで拝見しております。恐れいります。さて、三浦さんというとエッセイ!です。もう、やいのやいのと、ハイになる気持ちを抑えられないその世界は一度ハマると抜け出せなくなるドッボーンな世界です。でも、ややや、この作品は、ちょちょっと違うようです。テンションまっくすー!でいこうかと思いましたが、これは三浦さんが読んでこられた数多の本の『書評集』です。まあご本人がおっしゃるには『ちゃんとした評論ではなく、「好きだー!」「おもしろいっ」という咆哮になっちゃっているので、お気軽に』ということですが、まんまエッセイではないので、今日の私はテンション控え目で参りたいと思います。狂った さてさてを楽しみにしていらした皆さんには許してチョンマゲでごじゃるが、それ以上に面白かったでごじゃるので、早速進めてまいりましょう!

ということで、この作品は、全部で135作品以上の本、本、本!を、色んな角度から取り上げた書評集です。「キュリアス・マインド(ジョン・ブロックマン)」、「江戸の下半身事情(永井義男)」、「双調 平家物語(橋本治)」、「魚偏漢字の話(加納喜光)」などなど、国内も国外も、過去も現代も、そしてジャンルの垣根などなく極めて多彩です。ちなみに、私が読んだことがあるのは『八日目の蝉(角田光代)』、一冊しかなかったぁ orz orz orz という残念!無念な事実。それにしても凄いなあ。この本の山。では、ちょっと見てみましょう。

まずは、エッセイの体裁の中に本の紹介が登場するタイプ。〈読むと猛然と腹が減る〉というエッセイの一節からは、三浦さんの普段の日常生活が窺えます。『一人で食事するときは、たいていなにかを読みながら食べる』という三浦さん。なるほどぉ。確かに一人で食事してる時って、視線のやり場に困りますよね。カウンターに座って店員さんと目があっても罰の悪い思いをするだけだし、料理をじっと見つめていてもアブナイ人だし。なので『食事と読書はセット』という三浦さん。『片手でページをめくりやすいことを基準に、外食のメニューを選ぶ』ということで、『フォークとナイフを使う洋食』も『茶碗やらお碗を持ち替える和食』も避けるので『酒のつまみと酒ばかり』になったという結果論。う〜ん、それでいいのかぁ?という気もしますがご本人が良いならそれでいいのでしょう。また、本の内容も『登場人物がつらすぎる目に遭ってたりすると、「呑気に食べててすみません」という気分になっていけない』。なるほど。『性描写が濃厚すぎると、食事そっちのけで読みふけってしまう』。な、なるほど。だから『悲しすぎず、生々しすぎぬものが、食事時には向くようだ』というなるほどなお話。そして、そんな食事向きな一冊ということで選ばれたのが「ロッパの悲食記 (古川緑波)」という1959年に出版された随筆。『おいしいご飯をブラックホールのごとく無尽蔵に吸いつくす強靭な胃袋』、『いくら食べても腹が減ってしまう生き物の哀しみと不毛に、無謀にして悲愴な戦いを挑んでいるかのよう』というその内容に感心する三浦さん。そしてそんな本を読んだ読後は『食事時でもないのに猛然と腹が減り、コンビニのたらこスパゲッティ499kcalを食べた、嗚呼』という、これまたなオチの結果論。『罪つくりなロッパ氏であった』とまとめます。60年も前の本に食欲がそそられるって、どんな本なんだろ、ちょっと興味がわきました。

そして他は、さてさてのレビューでは珍しくダイジェストでまいりましょう。いや、それだけどれもこれもご紹介したくなる面白い本ばかりなんですよ。なので、6つの本を駆け足します。

・『著者は「六千人の女性とセックスした」』という記述に『セックスを通して人間関係の機微をひたすら追求しようとするところが素晴らしい』、そして『身近にいる大切なひとと、心と体をより深く楽しく通じあわせるために、ぜひ参考にしたい』という「エリートセックス (加藤鷹)」。
・『不倫に破れた「あたし」が、源氏物語を執筆中の紫式部のもとへタイムスリップする物語』では、『平安時代の美男美女が、どう考えても美男美女じゃない』、『おかめの大群!』だと感じる一方で『「美人」の基準は変わっても、男と女、ひととひととのあいだの溝は、千年前から変わらない』という「小袖日記 (柴田よしき)」。
・聞き捨てならない『左きき短命説』というものが登場し、その理由が『左ききが戦争時の戦闘場面で命を落としやすい』。それは『武器は多数派である「右きき仕様」になっている』からという「左対右 きき手大研究 (八田武志)』。
・三浦さんイチオシの『ボーイズラブ』繋がりで、『イギリスのゲイ(同性愛者)は、活発な消費活動を行っている』、『ゲイ・マネーはなんと、いまや年間十八兆円を超える』、なので日本に沢山呼べば大きな経済効果が期待できると三浦さんが主張する「ゲイ・マネーが英国経済を支える!? (入江敦彦)」
・『著者の「人生の選択」はトイレでおしっこするときに、音消しの水を流さないと決めた』という一節に『私も常に大いなる欺瞞と矛盾を覚え、どうすべきか悩んでいた』が、『笑いとともに決めました。「音消ししない」、と』という「猫座の女の生活と意見 (浅生ハルミ)」。
・『小学生のころ、ウン○を食べる話を読んで感銘を受けた』、『谷崎先生のウン○の描写はねっちりしている』という「少将滋幹の母 (谷崎潤一郎)」。などなど。

また、一章を丸ごと超読み応えのある解説でまとめた『読まずにわかる「東海道四谷怪談」』。これには普段その背景を深く考えたことのなかった『四谷怪談』がこんなに奥深い世界だったのか、ととても驚きました。すごいなぁ、この考察。三浦さんって何者なんだろう。

ということで、三浦さんの読書の量と幅、そして絶妙な書評の書きっぷりにただただ圧倒されるこの作品。135冊以上の文学作品や漫画について、その読み込みの深さにも圧倒されるこの作品。『子どものころは、「よく本を読んでえらいわね」』と褒められたのが、『本を読むのもいいけど、あんた結婚どうすんの?』に変わってしまって、でも『いま読書中だから、その話はまた今度な』とさらりとかわす三浦さん。『本を読めば人格が磨かれ、知識が深まり、情緒が豊かになるかというと、そうでもないことは我が身で実証済み』という三浦さんは、『読書は、限りある生を、より楽しく深くまっとうするための、ひとつの手段にすぎない』とまとめます。『本は、人間の記憶であり、記録であり、ここではないどこかへ通じる道である』という本、そして読書の世界。日々、レビューを書いていて、その本のどういった部分をどうレビューに反映させていくかに悩むことも多いですが、三浦さんの書評を読んで、自身の感情に突き刺さったもの、自分の心に正直に、下手に飾らず自分らしく展開する。結局は、それが読んでくださる皆さんにも心通じる唯一の方法なのかなと思いました。

私がレビューを書く中で一番心掛けていることは、『読みたい』に登録してくださる方が一人でも多く出るような内容にすること。それこそが、私に感動を与えてくれたその作品に私ができる唯一の恩返しだと思うからです。この作品からは、そんなレビュー作成へのヒントをたくさんいただきました。三浦さん、ありがとうございます。

他のエッセイ集に見られる振り切れた世界はありませんでしたが、三浦さんならではの鋭い、もしくは奇抜な切り口からバッサバッサと切った書評がたっぷり詰まった充実の一冊。やっぱり三浦しをんさんはいいなぁ、しみじみと感じた、そんな作品でした。

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2020年07月14日

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色んな書評本を読んだけど、三浦さんの書評は独特ながらも読みやすく面白かった。

まずは選択されてた本の幅がかなり広く、古典はもちろん、マンガ、小説、そしてヤクザものにエロ系などお硬いものから取っ付きやすいものまであった。

そして三浦さん自身もはじめにで書かれているが、他人の作品を悪く言う資格はなく批判はしないという姿勢は私も共感するところであってその視線で読んだので尚更、取り上げられている本が魅力的に見えた。

書評の内容も独特で一見、書評とは全く関係のない日記みたいな出だしなんだけど、それが本と関係してくるという書き方も新鮮だった。

本の登場人物や内容への著者なりのツッコミも気軽に読めた要因の一つかなと。

著者イチオシの四谷怪談、読んでみようかなー。

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2020年06月07日

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三浦しをんさんがさまざまな媒体に寄稿した書評群を一冊にまとめた書評集。
多読な三浦さんの書評ということで楽しみにしていたが、想像以上のボリューム感!扱う本のジャンルもさまざま、ついでに掲載媒体によって三浦さんの語り口もさまざまで、とにかく長く濃く楽しめる一冊。

個人的には、三浦さんの御本をいろいろと読んでいるくらいなので、現代小説を読むことが多いわけだが、三浦さんが紹介されるのは、古典(それも源氏物語とかの、マジな古典)関係やヤクザ本(!?)など、多岐多彩。紹介されなければ存在すら存じ上げなかったかも・・・という本に出会えるのがやはり書評の醍醐味。三浦さんの紹介はいわずもがな、読んでみたいな~!と感じさせる魅力に溢れています。

巻末に『おわりに』、とあとがきがついているわけだが、ここでまたさいきん読んだオススメ本の書評がたっぷり投下されるという衝撃的構成。
さらにあとがきのなかでもBL本のくだりに入った途端にテンションが2オクターブくらいあがり、冊中MAXの軽快な語り口が到来するという・・・そんなところも三浦さんらしい、楽しさが詰まった一冊でした。

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2019年03月21日

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三浦しをんの書評。
軽妙な語り口でさらさら読める
巻末のBL本紹介は情熱に溢れていて笑った
未開拓の作家やジャンルに挑戦したくなる、これからの読書生活を充実させていく助けになる良い本だった!

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2019年03月09日

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ネタバレ

読売新聞の読書委員会で「色物担当」のしをんさんらしい書評集。
さすが色物好きとあって今まで足を踏み入れたことのないジャンルの本が多々あり、お陰で世界が広がった。
本を暖房代わりにしたり、通い婚の復活を夢見たり、教科書に載っていた中島敦の『山月記』に笑い転げたり、漫画やBL物についてアツく語ったり、と書評だけでなく本に纏わるしをんさんの日常もまた面白い。

特に共感したのは、子供の頃に本を読んでいると誉められたのに、大人になって本ばかり読んでいると煙たがれるエピソード。
私もしをんさんと同じで不思議な現象だと思っていたし、しをんさんとの共通点が見つかってなんだか嬉しい。

しをんさん曰く
「本は、人間の記憶であり、記録であり、ここではないどこかへ通じる道である」
「本は、求めるものの呼びかけに必ず応えてくれる」
たっぷり笑わせくれるのに最後は必ず素敵な言葉できっちり締めるしをんさんにまたお逢いしたい。
待ちあわせ場所はもちろん本屋さんで決まりでしょう。

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2018年07月01日

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ネタバレ

恩田さんの力の入ったおすすめ本満載の一冊。
正直、私は読まないだろうなあな、難しそうな本も
多々あったのだが、それを紹介する恩田さんの語り口が
あまりにもおもしろく、
それだけで十分たのしめた。

一番、あ、私もそこ気になった、とゆーのが
キュリー夫人が寒さを椅子の重さでのりきったというエピソード。私はまんが人物伝、かなんかで小学生くらいの時に読んだのだと思うのだけど、
その時は素直でおバカな子供だったので、なるほど、
重いもんはあったかいんだーっと納得していた。

あ、あと好きな作家の吉田篤弘さんの本を紹介してくれてたのがなんかうれしかった。

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2017年07月17日

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三浦氏の書物に対する愛情をそのまま一冊にした書評集。
あらゆるジャンルの作品に対して興味を持ち、受け入れ、解釈する懐の深さに関心する。
いつものエッセイで見せるオタク度合いもラスト以外は極力封印し、予想以上にマトモな書評でした。
本好きといえど自分はほぼ小説一辺倒なので、まだまだ三浦氏の域には遠く及ばず、読書の楽しみは無限に残されていると感じました。

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2016年06月05日

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よくしてくれるおっちゃんの話につきあっているような感覚になる一冊だった。

最初は「ああ、はいはい。本当に本が好きなんですねー」って相槌をうつくらいの気持ちで読んでいましたが、最後は「なんてことしてくれたんだ!ただでさえ積読があるのに、読みたい本が増えちゃったじゃないか!」とうれしい悲鳴をあげることになりました。

本のカタログになる本です。

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2023年07月04日

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自分があまりにも本を読んでこなかったのだと驚愕した。読んだことある本が一冊もない!タイトル知ってる本ですら一冊のみ・・。
物書きの人の書評だから読んでいて惹き込まれる。

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2023年01月10日

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思わず読んでみたくなる本がいくつかあった。
本への愛が余す事なく書かれていて、笑える書き方がいくつもあった。
癖のある表現がたくさんあった。
いつか読んでみたい

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2021年11月09日

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以前から気になっていた本。夏休みを前に借りた。
しをんさんの書評集。本への想いがつまっている一冊だった。何冊か読んでみたい本があった。チャレンジしよう。

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2021年10月04日

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ネタバレ

初三浦しをん氏。書評は書いた作家さんを
知るいい手段であり、今回もそうでした。

「キュリー夫人伝」を読み、自分の体に椅子を
載せて寝ていたキュリー夫人に驚いていたのに、
いざ自分がベッドに積んでいた本の山に埋もれたら
「すごくあったかい!」と納得する。

人名が覚えにくいから、
ロシア文学を最後まで読めたためしがない。

ウン〇を食べた話がどの話だったか思い出せずに
あれなのか、これなのか、とがんばって
思い出そうとしたり。

芥川は龍ちゃん、太宰は治(「よくあることさ。
気にするなよ、治。」と(脳内で)そっと肩を抱く)、
呼び、文学に対して気軽な気持ちで接することを
教えてくれる。

この本の弱点は、三浦氏の文章が良すぎて
紹介されている本へのイメージが薄れてしまう
ことかな。

最終章は紹介される本がBLばかりで
一番熱がこもっていた気がします。
BL賛歌でした。

「夏の花・心願の国」原民喜を読みたくなりました。
夏にお勧めだそうです。

以前に読んだ記憶がなかったけれど再読です。
前回(2018年)は心に響かなかったようで…
この2年で私になにがあったのか。

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2020年10月13日

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三浦氏の本も好きだし、面白い本を探す参考にしようと手に取る。
三浦氏のぶっ飛んだ一面が見れて楽しかったな。あんなに美しく、良い小説を書く方も、著者自体は俗人なのだなぁと。良い意味で。より興味が出た。
しかしながら、おすすめの本はと言うとあまり読みたいと思うものが見つからなかったかな。著者のキャラクターの強さに持っていかれたか。

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2019年09月25日

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著者の本への愛が詰まった一冊。
私が普段手に取らないようなジャンルの本が多かったので、興味深く読めた。
「本を読んで感じたことを、一人で噛みしめることも、だれかと話しあうこともできる。各人が読みたい本を自由に選択し、自由に味わうことができる。だから、読書は楽しくて奥深い。」正にその通りでございます!

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2019年03月28日

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「お友だちからお願いします」からのエッセイ第2弾。

はじめに
一章 口を開けば、本の話と漫画の話
二章 愉しみも哀しみも本の中に
三章 本が教えてくれること
四章 読まずにわかる『東海道中四谷怪談』
五章 もう少しだけ、本の話
おわりに

最後まで、本の虫を貫いている三浦さんの本に対する愛情満載のエッセイ。

何冊か読んでみたくなるものがありました。

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2019年03月13日

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三浦さんの書評集。読売新聞を中心に、雑誌や地方紙に載せられていたもので、紹介されている本も小説やノンフィクション等様々だし、書評も真面目気味。気になる本も出てきて、参考になった。
これはこれでありだな、と思ったところでカーテンコール!いつもの三浦しをんだ、万歳!やはり、溢れるパッションが違うのだよな。(真面目な)書評の中でご本人も書いていたが、やはり、読んでいて、この人すごく好きなんだなぁと感じられると、こちらもすごく興味を引かれる。特に、パラノーマル・ロマンスのところは声を出して笑った。同じじゃん。

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2019年02月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

出てくるたくさんの本。ほとんど知らないお話でした。なので、三浦さんが感じたことを読んでも、なかなか共感できずあまり心も動かず・・・でした。でもこんな機会に出会う本は、自分が本屋さんに出かけてもきっと見落とす本なんだと思いました。気になったものだけでも手に取ってみたいと思いました。

この本に出てくる本の中でも気になったもの
キュリー夫人伝
漢字は日本語である
世にも奇妙な職業案内
水の家族
絶対貧困

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2018年08月22日

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口を開けば、本と漫画の話ばかり。2012年度本屋大賞に輝く著者が本と本を愛するすべてのひとに捧げる、三浦しをんの書評とそのほか。(帯)

三浦さん三冊目(エッセイは二冊目)。
書評というよりは、三浦さんの本に対する感情を読んで楽しんだかなぁといった感じです。
つまり、読みたいリストに追加がなかった…
とはいえ、テンションの高い書評というものはそれだけで珍しく、面白かったです。

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2018年05月25日

Posted by ブクログ

「本屋さんで待ちあわせ」ってタイトルが素敵( ^ω^ )
私も待ちあわせは本屋さんでしたい(笑)

とにかくいろいろなジャンルの本を読まれるんだなと尊敬!
守備範囲広過ぎ!!

ついついジャンルが偏ってしまうので、もっと幅広く本が読めたらと改めて考えさせられた。

『本を読めば人格が磨かれ、知識が深まり、情緒が豊かになるかというと、そうでもないことは我が身で検証済みだ。』
に三浦さんがどうかは分からないけど、私個人的に賛成(笑)

あと、最後のBL小説&漫画に対する熱い想いがビシビシと伝わりました(笑)

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2017年08月28日

Posted by ブクログ

重度活字中毒患者三浦しをんの書評集。
本編よりおまけのボーイズラブ/やおい書評が面白かった。溢れる情熱と思い入れ、箍の外れたコメント。
むちゃくちゃ読みたくなるんだけど、流石に手に取る勇気も気力も無い。

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2016年10月20日

Posted by ブクログ

出てくる本が幅広いこと・・・すごいなあ。
最後のBL本の紹介がやはり真骨頂なんだろうなあ。
めちゃくちゃ面白くてつい読みたくなった^^;

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2016年04月21日

Posted by ブクログ

読みたい本が増えました。そして本編を読み終わったと思ったら、するするする、と再び幕が上がる。だれも拍手をしていないのに、勝手にカーテンコール。そこからが本番!!得意分野のBL本の紹介が面白すぎる!

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2015年12月31日

Posted by ブクログ

 三浦さんの書評集。決して上から目線ではなく、本当にこの本が好きなんだなぁ、面白かったんだなぁということがひしひしと伝わってくる、愛情に溢れた書評集だ。だからこそ、こちらまで読みたくなる気持ちにさせられた本がいっぱいあった。小説以外の面白そうな本を知れたのも収穫の一つ。また、第五章の「求めるものに応えてくれる」は共感できることだらけで印象的だった。

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2015年12月10日

Posted by ブクログ

ああもうだからやめておこうと思ったのに!
また読みたい本メモに大量追加が…
誰かが自分の大好きなものを語ることばに耳を傾けるのは、とても楽しい。

ただ私はBLジャンルにまったく興味がないので、残念ながらそのくだりは参考にならず。
ごめんなさい。

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2015年10月23日

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