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Posted by ブクログ
突然、赤ん坊を抱いた金髪美女に呼び止められた大学生の四宮真次は、その美女のボディガードに殴られ、車にはねられてしまう。
目覚めた真次の前にあらわれた美貌の男はイタリア貴族グイード・ランドルフィ。
ここのところ、不幸続きで家族を立て続けに亡くした真次に最後に降りかかった災難がこれか……とうんざりするけれど、実は真次のことを実の兄と間違えての行動だったことがわかる。
そんな真次は、グイードに「愛人にならないか?」と持ちかけられる。
返事を迫られ、思わず愛人になることを受け入れた真次は……?
異国からきた貴族様に天涯孤独の身の上を救われた真次が、「愛人」の意味に悩んだりしながら距離を縮めていく話でした。
穏やかな優しさでちょっとずつ真次の心をほぐしていく大人な貴族の話にほっとします。
少し分厚いので、ゆっくりめに読んでください。
Posted by ブクログ
イタリア貴族×薄幸美青年。グイードの第一印象は最悪だったけれど、真次への溺愛っぷりは好きだった。それに愛人契約は最初から真次を手に入れるための計画だったというのに笑ったw
Posted by ブクログ
穂波さんのカバー絵の金髪碧眼イタリア貴族さまにひとめぼれして100%ジャケ買いww
〝愛人契約〟とか、個人的にはビミョーな設定だけど、いい意味で予想を裏切られた。
うん、これはBL版プリティーウーマンだな。
崎谷さんも後書きで〝ロマンス小説オマージュ〟とおっしゃっていたけれど、まさにその香りはぷんぷんしています。
でも濃ゆくはありません。色々とわりとあっさりめ。
地位にも名誉にも金にも容姿にも恵まれたミスター・パーフェクト×がんばって生きているのに色々恵まれない生活を送っているごくごく普通の子。
王子様的美しい風貌、文句なしの血筋、多角的商売手腕すら発揮するグイードとそのグイードに負い目があって、ストーカー女を追い払うためのカムフラージュとしての〝愛人契約〟を結ぶことになった真次。
最初こそ金にものを言わせて愛人契約とか強引な態度をみせるも、ごくごく紳士的で細やかな気遣いを見せるグイードのやさしさに、真次は次第に心をとかされていく。
愛人とは言っても、真次の気持ちを尊重してなかなか踏み込んでこないグイードに対して、焦れて思いつめる真次が本当にかわいらしい。
実は契約にこだわっていたのは真次だけ。グイードははなから真次にひとめ惚れっていう他愛のないオチで大団円。
健気でうぶないい子が、素敵な王子様に甘やかされて可愛がり倒されるお話ってどうしてこんなに萌えるんだろう。
とにかく甘々で、ご馳走様Happyな読後感。
タイトルとストーリーとの関連性が全くわからんかった。
穂波さんイラストはやっぱり素敵だな☆
Posted by ブクログ
イタリア貴族・グイード・ランドツフィ×大学生・四宮真次
作者もどこかで言ってたけど、確かにハー〇クイン。しかも昔懐かしの。
これは、そう思ってひたすら楽しむべし。
崎谷氏らしく、ストーカー系人物(今回は攻目当てですが)も登場して、ちょっと後味悪い部分ありますけど。
ハー〇クインが日本で創刊された頃、数年にわたってはまり込んだ私としては、懐かしい読後感。純潔のシンデレラストーリーはやっぱり憧れです。
とは言っても、♂×♂のBL.。
ただひたすら守られるだけの男のどこに魅力があるのか。
年の差、学生と言っても、成人してる設定だし、辛い境遇にあるからこそって所があっても!!と思うんだ。