【感想・ネタバレ】エディプスの恋人(新潮文庫)のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2022年12月21日

無意識のエディプス的傾向を母親=「彼女」側からのアプローチで智広に対して実現させてるのか、結局のところその無意識は智広側から膨れ上がってきていてその結果が「彼女」をこういうかたちの存在にさせているのか、、、とかを考えたりした。
包み込むっていう意味での母性をSFっぽく体現している感じがしておもしろか...続きを読むったし、終盤に七瀬がどんどん現実の構造に際限の無い疑いを持つ不安定さを見せたことでおもしろに拍車がかかった気がする。

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Posted by ブクログ 2022年11月09日

七瀬さんに幸せになってもらおうと、作者である筒井さんは、本書に登場する「意志」の如く振る舞ったのだと感じました。
人間の心理描写に秀でた作品とのコメントがあったのがきっかけで『家族八景』を読み始めた物語でした。七瀬さんの話は、いつもまでも続いてほしいという思いもありますが、ここで終了のようです。まだ...続きを読む続きも描けそうですが、筒井さんはどうお考えなのでしょう?
しばらく、筒井康隆さん作品を読み漁るというマイブームは続きそうです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年04月25日

七瀬三部作の最終章。
前作では、超能力者の仲間たちが抹殺され、七瀬自身もかなり危険な状況で終わってしまった。
この本では、七瀬はある名門高校の教務課職員として働いており、前作からどのように生き延びたのか、暗躍する組織もまったく触れずに物語は進んでいくので、七瀬が主人公であるものの、スピンオフ的な作品...続きを読むなのかと思いながら読んでいきました。
(最後の方でその謎は解かれるのですが)

不思議な力で護られている高校生の香川智広。そして七瀬は自分の意思か何かの意思の力で智広と相思相愛の恋愛に堕ちていきます。(今まで男性を避けてきた七瀬がそうなることに少し嫉妬した)

さてさて、内容は詳しく書けないのと自分の表現力が弱いので終わりにしますが、香川智広の父の頼央が失踪した妻の珠子や智広との幸せな過去を顧みて話すシーンは何10ページもかけて書かれており凄い。そこからラストまで一気に読んでしまう迫力がありました。特に頼央と形を変えた珠子との性的シーンは麻薬的でとてもエロティックなもので、こういう感覚のまま死んだら人はなんて幸せなのかと本気で思ってしまった。(エロい自分だけかもしれないけど)
そして、手塚治虫の火の鳥に通じるような、壮大な宇宙的な発想、結末に感動しました。よかった。

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Posted by ブクログ 2022年03月13日

ある日、少年の頭上でボールが割れた。音もなく、粉ごなになってーそれが異常のはじまりだった。強い”意志”の力に守られた少年の周囲に次つぎと不思議が起こる。その謎を解明しようとした美しきテレパス七瀬は、いつしか少年と愛しあっていた。初めての恋に我を忘れた七瀬は、やがて自分も、あの”意志”の力に導かれてい...続きを読むることに気づく。全宇宙を支配する母なる”意志”とは何か?
ー文庫うらすじより


もの凄い本を読んだのかもしれないと思いました。
『七瀬三部作』第三作。
私と同じ昔の田舎の高校生だった親友のAちゃんが「読書は苦手だけど七瀬のシリーズだけは好きなの」と言っていた七瀬三部作。
前にも書きましたが、こんな前衛的な本をあのAちゃんが高校生の時に読んでいたなんて、信じられません!!
来月Aちゃんの誕生日なので久しぶりにLINEしてみます。
SFは、ほとんど読んでこなかったジャンルなのですが、このくらいは普通なのでしょうか。

人の心が読めるテレパスの七瀬。第一作の『家族八景』では人の心は著者の筒井康隆さんがこれでもかと書かれる程、腹黒いものなのかと思いましたが、今回は大いにあり得ることかもしれないと思い直しました。
さすがに『家族八景』のような家族はあまりないのではと思いますが。
これは、孟母のお話です。
設定が斬新で(昭和56年初版になっていますが)とても面白かったです。

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Posted by ブクログ 2021年12月20日

七瀬3部作。
高校生の時に読んで、忘れられない作品。
大人になって読んでもやっぱり面白かった。
こういうのは本当にすごい。

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Posted by ブクログ 2017年11月08日

ほとほと感心してしまった。同じ素材でテーマの異なる3題を作り上げる巧みさ、何より2作目と本作とのつながり方には驚いた。死んだはずの七瀬がしれっと登場するのはどうして? これ初出の時は驚愕だったろうなぁ。3部作と知っていてこれだけ驚かされたわけだから。
それにしても神様が代替わりするっていうアイデアに...続きを読むは爆笑してしまったぞ。

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Posted by ブクログ 2017年08月16日

第二作と全く関係のない高校事務職員として七瀬が書き起こされた。超能力者抹殺集団の凶弾に倒れた印象が残る中、著者がこれから語ろうとする物語に気持ちがざわつく。エディプスに擬せられた少年・智広よりも、彼を守る宇宙意志というフレーズから、桂南光師匠の宇宙意志の会を思い出し、著者も関西出身だったなぁといらん...続きを読むことが脳内に湧いてくる。後半の智広の父の独り語りは圧巻で、彼を守る圧倒的存在が読者にも伝わる。その後、第二作で死んでいった超能力者達が出てきたことが、七瀬の諦観へつながっていく。その結末が切な過ぎる。

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Posted by ブクログ 2016年09月10日

読み終えたのは半年も前の話になります。
「エディプスの恋人」は七瀬シリーズの三巻にあたるので、一冊目から読むことをおすすめします。

感想、なのですが

とにかく僕にはどストライクでした。

正直、小説読んでて動悸がしたの初めてです。心臓がバクバクなって手が震えました。誇張ではありません。
ひとり部...続きを読む屋のなかで読んでいたのですが、物語のクライマックス、「いやーーーー、これはっ(笑)」と、悲鳴とも嘆息とも恐怖とも苦笑ともつかぬ叫び声をあげていました。

ちょっとネタバレになっちゃいますが、小説に赤い印字をするなんて、反則でしょう。。笑
氏の恐怖小説集なるアンソロジーを読んだこともありますが、僕のなかではこの「エディプスの恋人」こそ、ぶっちぎりで怖かったです。

もう一度読み返したい気持ち半分、またあの動悸を味わうのかと思うと、読みたくないような気持にもなります。笑

とにかくいろんな人に読んでもらいたいです。おすすめです。

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Posted by ブクログ 2015年04月09日

ふう。これはちょっとやばかったね。読んだことによって一つ諦めたものがある程に、おもしろかったよ!

【第328回てるぞう賞 長編部門受賞】

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購入済み

筒井さんは予定通り?

sam
2014年05月20日

「家族百景」から始まった「テレパス 七瀬シリーズ」の3作目で(恐らく)最終章。1章の時に筒井さんはこの結末をすでに組み立てていたのかが気になります。だとしたら、やっぱり恐るべし筒井康隆。単なる超能力ものではない、「精神小説」とも呼ぶべき新分野だと思いました。

ただ、近年の筒井さんは精神分析の記...続きを読む述とストーリーテラーとしての巧みさのバランスがやや崩れて、難解な記述が多く、正直ついていけない作品もチラホラ。本作品はギリOKと言う感じです。

しかしシリーズ全体として見ると、少女に近かった七瀬が「大人の女」になり、同時にそのテレパスとしての精神世界も成長して行く過程での「気付き」を描いた本作は、そのラストの意外性と妥当性も含めると「七瀬シリーズファン」には納得のいく終わり方かなと思いました。

…と、ここまで書いて思ったのですが1章が,起承転結の起、2章が承、本章が転と仮定すると(一見「結」に見えますが)、もう1作ラストが出るのかも。かなり可能性は低いですが、鬼才、筒井さんならば可能性は0ではないかも。あるいはアニメで出すとか。本作品みたいな筒井さんの「精神小説」は「パプリカ」みたいなアニメの方が伝わりやすい気がしました。

…それも筒井さんは最初から織り込み済みだったりしてね。

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Posted by ブクログ 2024年01月04日


『家族八景』『七瀬ふたたび』に続く、俗に言う七瀬シリーズの完結編。
異能SFの雰囲気は影を潜める、というよりかは作者の中で“異能”というものをより深く推し進めたであろう本作は、形而上的な色合いを帯びる。
生物の上位存在の様なもの..宇宙意思..定まった呼び方の無いこういったものに対し、本作はかなり...続きを読む突っ込んだ、かつ文字化に成功している作品かもしれない。七瀬シリーズの幕引きに寂しさもありつつ、個人的には支持したい締め方。

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購入済み

面白かった

A
2023年12月02日

前作、前々作ともまた違ったお話でした。
前作の続きを期待して読むと
肩透かしを食らったような感じになってしまいます。
結末をどう受け止めるかは読み手次第ということでしょうか。
他の人の意見が聞きたくなる結末です。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年11月12日

『七瀬ふたたび』のラストからどうなって本作に繋がったのか疑問に思いながら読み始めるも、次第に、そんなことは忘れ読み進める。ラストでなるほど納得の理由でうまく前作と繋がった。これにはまんまとやたれたという感じ。図形的な文章表現も出てきて前衛的。他の小説では見たことがない「赤字の文字」は極北と言えるので...続きを読むはないかと思う。

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Posted by ブクログ 2023年11月04日

七瀬3部作の最後。この世界、そして七瀬自身も神に操られた存在であると気付く。太母の意思で、七瀬は復活し、存在し、行動する。現実存在とは、そのような「神」的者のシナリオによって演じさせられているのだ。それを受け入れるしかない。七瀬は、エディプスの恋人を演じるしかない。

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Posted by ブクログ 2023年04月01日



2作目の「七瀬ふたたび」を飛ばしての作品だったけど楽しく読めました。生まれて初めて恋心を抱いた相手が高校生。超常現象の行方を追った結果それが全知全能による亡き母親によってであって
それに従い認めざる負えない中、自己の存在自体にも悩む。しかし、最終的にはこのタイトルを超えて七瀬が幸せな方向へと向か...続きを読むったので良かったかな。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年07月02日

テレパスである火田七瀬は、私立高校の事務員として、突然存在する。彼女自身、現在の自分に疑問を持たない。彼女は、ひとりの男子高校生に興味を持つ。彼の周囲では、たびたび不思議な現象が起こる。そして、理由もわからぬまま、少年に惹かれていく。
彼の父親と会い、彼を巡る強い意思の存在を知ることになる。それは、...続きを読むかつて少年の母親だった女性の意思だった。母親は、選ばれし大宇宙の支配者となりその意思は宇宙に偏在しているのだった。
少年の母親の意思は、七瀬の肉体を一時的に支配して、息子と肉体関係を持つ。その刹那に、七瀬は宇宙意思の感覚を経験する。そして、七瀬によるその世界観の表現となる。
壮大なファンタジーに行きつき、好みが分かれそう。人は、何者かの支配下にあり、支配者は時間と空間を操る。大きな意思に反して、息子への愛には固執する。ギリシア神話のエディプス、実の母親と知らないとはいえ結婚してしまう悲劇を、息子に背負わせる。七瀬は、息子に与える為、その生も愛さえも操られる。
家族八景の火田七瀬が、この最終作の世界観でラストを迎えるとは。

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Posted by ブクログ 2021年09月18日

七瀬3部作の第三弾。
読んだのは学生時代以来かな。
「存在」がテーマになっていて哲学的。

こういうストーリーだった? という感じで印象が違った。
最後の方は七瀬がもっと偏在化して、活字がもっとはちゃめちゃになってるイメージだったけど…
他の本の印象と混ざってたか。

いや、私も宇宙の意志に操られて...続きを読むいるのかもしれない。

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Posted by ブクログ 2018年10月12日

七瀬三部作の完結編。

それぞれ全く異なる作品であり、
本作は、「宇宙意志」の下にある人間がテーマ。
そして、「彼女」の下にあることを知ってしまう七瀬。

人間は実在する存在なのか?
この世界は実在しているのか?
哲学的な話である。

『マリス博士』の中にあった「人間機械論」にもどこか通じるものを感...続きを読むじた。つまり、自分というものが存在するのか、という点で。

ただ、三部とも、救いがある話ではないので、
それによって、好き嫌いが分かれるだろう。

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Posted by ブクログ 2015年10月16日

壮大な宇宙意志とのセックスが頭から離れない。最後の最後まで妥協せず自己の在り方を問い続けた七瀬が不憫

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Posted by ブクログ 2015年05月12日

3部作の最終巻。前半はミステリーっぽかったが、後半は、SFらしい、現実にはない スケールの大きい背景定義。論理的になんだか分からないのがSFなんであろう。

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購入済み

読了。

2013年07月04日

これはまた凄いテーマを当てはめて来たなという感じ。前2作も裏側にあったのかな?この反則技は好きです。七瀬シリーズ満足な完結の仕方。電子化は無理かと思ったらその手があったか。

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Posted by ブクログ 2019年01月16日

七瀬シリーズ3部作の1つです。

七瀬は人の心を読めてしまう精神感応能力者(テレパス)で,名門私立高校の事務職員という設定です。

エディプスコンプレックスを持つ彼と恋に落ちてしまうのか。

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Posted by ブクログ 2023年11月12日

「七瀬シリーズ」の第3弾。

高校の事務員として働くことになった七瀬は、香川智広という男子生徒に向かって飛んできたボールが、とつぜん粉々にくだけ散るという異変に遭遇します。彼女がテレパシーの能力をつかって智広の心のなかをさぐると、ほかの生徒たちにはけっして見られることのない絶対的な自信があり、やがて...続きを読む七瀬は彼が神のような強大な「意志」の力に守られているという確信をいだくことになります。

智広と彼を守る「意志」の源をさぐるために、七瀬は絵描きである智弘の父の頼央の故郷を訪ねます。やがて彼女は、頼央から「意志」にまつわる秘密を教えられますが、しだいに彼女は自分の智広に対する関心も、それどころか自分自身の存在ですらも、「意志」の力にもとづくものではないかという疑問にたどり着くことになります。

最初は、前作である『七瀬ふたたび』とのつながりがわからず、前作とはべつの世界線のストーリーだと思って読み進めていましたが、最後のほうで前作とのつながりが示唆され、本作の壮大な仕掛けが明らかにされています。ここまで舞台装置が大掛かりなものになると、SF的な世界観の根幹となる問題につながっていくことになりますが、これもシリーズの締めくくりにふさわしいテーマといえるのかもしれません。

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Posted by ブクログ 2022年12月28日

1作目とも2作目ともまた違う作風。

「宇宙意志」まで話が飛んでいってるけれど、神の依怙贔屓な展開はあまり面白くない。

ただ前作との繋がりが示されたシーンは、3作品目が作られた理由であり、伏線の回収であり、圧倒的な絶望感を叩きつける結末そのものになっていて凄かった。

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Posted by ブクログ 2022年09月04日

3部作のラスト
結末がやばい
その結末はないだろうと思いながら読んでたらその結末だった
まあこういう話ってことでいいのかな
3部作だけど、どれも全く趣が違う

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Posted by ブクログ 2022年06月02日

面白かった? よく分からない。正直、頼央の話以外はあまり面白いと思えなかった。後半になって智広の母が世界の云々というところから、読者を楽しませるために描かれているものではないと感じた。エンタメ小説ではない。前作や前々作のようなエンタメを期待していたので少し残念だった。ただ、誰しも一度は考えたことのあ...続きを読むるような、自分という存在の唯一性、それの真に迫るような文章は圧巻だった。死の恐怖を連想させるそれにドキリとさせられる。そして、最後の七瀬が全て思い出すシーン、とても良かった。

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Posted by ブクログ 2021年12月29日

七瀬三部作のラストを飾る一冊。前作『七瀬ふたたび』が超能力者の闘いを中心に描いた作品で、今作もそういった内容なのかなと思って読み始めましたが、今作はそのスケールの大きさに驚愕しました。
地球規模で女性化が進んでいる、という考え方は時代も感じられて面白いなと思いました。

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Posted by ブクログ 2021年09月06日

実在論という観点から超能力を相対化したんかもしれん。
形而上的な存在が世界を操ってるんだとしたら、超能力者もそうでないやつも吹けば飛ぶような存在として大した違いはないと。

サブカルとカウンターカルチャーの違いを影山民夫さんが話しているYouTubeを見たけど、日本はカウンターカルチャーは無くてサブ...続きを読むカルが群居していると指摘していた。

サブカルとしてのSFがメインストリームになりかけてた時代なんだとしたら、なんとなくわかるけど、多分その時代は大人の話として聞いてた俺は、やっぱり超能力者という設定にピンとこない。

ただ「家族八景」からみるとスケールが格段大きくなっているのは間違いなく、先生の本腰の入れようは大いに感じられる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年08月30日

話しが大きくなりすぎて、何が何やら。

リングシリーズもそうだが最終的には神の領域にいくのかな。
この時代の作者の方々は

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Posted by ブクログ 2021年08月12日

初めから中盤にかけては、謎が謎を解決しない様な展開で、先を読みたくなるような物語です。最後、彼が超能力を持っていたわけではなく、母親に守られていた事がわかってエディプスコンプレックスを題材に近親相姦の様な場面が描かれますが、内容が宇宙を連想させる様な記述なので、変にイヤらしくありません。これが筒井康...続きを読む隆のSFなんだと思います。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年03月05日

三部作の完結篇といった位置付けで、それに間違いはないのだが、第1作2作とはまた大きく違っている。発表順が逆だが、鈴木光司の「リング」三部作の「ループ」を思い起こさせる。
思いもよらぬ展開、重要登場人物香川のキャラクター表現の少なさ、その父の独白の長さなどのびっくり要素はいろいろあったが、うねるような...続きを読む独特の文体で、やはりぐいぐい読まされる。
正直、このストーリー、この結末は、スケールが大き過ぎて、理解しようにもなかなかにむずかしい。筒井康隆氏の構想力の凄さに圧倒されるのを楽しむ作品と思った。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年03月03日

筒井康隆的な跳躍したぶっ飛んだ発想は楽しめるが「七瀬」という優れたモチーフをこのような形で描くのはどうなのだろうと思ってしまう。「意志」なる者を描くこの物語は、確かに三部作完結編として「七瀬」である必要があったかもしれないし、「七瀬」である必要もない。

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Posted by ブクログ 2017年10月04日

「七瀬ふたたび」の続きが気になって頑張って読んだのだけれど、ピンとこなかった。タイトルから恋愛小説をイメージしていたのに、全然恋愛小説ではなかった。

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